そもそも薬師寺展を見に行きたいね〜という話になったのが出発点です。
奈良で見た仏像にとても心を惹かれたので、6月初旬まで東京でやっているのならぜひ行こうよ!と。
どうせ行くのなら、いろいろと仏像のことを調べてみようかな〜というのが次の段階で、そこからどういうわけかどんどん連想ゲームのように興味が次から次へと転がって行き、ただ今「飛び出せ!自分マニア」という本を読んでいます。
なんのこっちゃ!?とお思いのみなさま!ちょっと待ってね。ちなみにその本はこれです。わたしは図書館でこの本と巡り合いました。
飛び出せ!自分マニア―銅像、仏像からゆるキャラ、いやげものまでMJワールド全開!
- 作者: みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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みうらじゅん氏については、タモリ倶楽部などで見かけたことがある程度で、特に彼のことを気に掛けていたわけではなかったのですが、ふと耳に止まったのが先週の日曜日の午後。午後のTBSラジオで、爆笑問題と一緒にマニアックトークをしていたのでした。
そして、先週の水曜日あたりから、仏像についての本を探していたら、なぜかみうら氏の本がわんさか出て来たというわけです(笑)
この方、実は小学校の時から仏像マニアで有名なのだそうです。amazonのページを検索していくうちに、彼といとうせいこう氏共著の「見仏記」というシリーズがあることが判明し、いずれも星が5コついているではありませんか!?しかも超マニアックにして、抱腹絶倒とあるではありませんか!!
というわけで、あちこちの本屋さん及び図書館にて探しに探したのですが、見つからず。その代わり、とりあえず一冊だけ見つけたみうら氏の本を借りてきたというわけです。その人の文章を読めば、だいたい別の著作のカラーも想像できるかな〜と思って(笑)
そんな経緯があって手に入れた「飛び出せ!自分マニア」は苦労した甲斐あって(笑)もうどうしてくれよう!?的な面白さです。
テレタビーズやにゃんまげにはまるみうら氏、石像、塔、ひげ、ゴーヤマン、ご当地ソング、みやげもの、整理整頓話、安全坊や・・・これらが彼のあくことなき好奇心に支えられて、どどーんと紹介されています。テキストだけでもかなり抱腹絶倒ですが、イラストや写真群と、それにくっついた絶妙なキャプションとともに紹介されていて、隅々までとにかくおかしい(笑)
考えてみれば、この方が大好きな「ゆるキャラ」をはじめとする数々のものは、誰もが興味を持つ普遍的なものではなくて超マニアックです。最近どんどんマニアック嗜好に拍車がかかっているわたしにとっては、もうどナイスなタイミング〜っ!ど真ん中だった!というわけです。
所々アネやオトートを捕まえて、無理やり笑いのおすそ分けをしたりもしたのですが、負けが混んでいる巨人ファンにも、課題に追われ、ムキーっとなっている専門学校生にも、非常に喜ばれ、感謝されました(笑)
というわけで、すっかりにわか「みうらじゅん」ファンとなってしまったわたくし、もちろん当初の目的であるところの「見仏記」3作(ちなみに全部角川文庫です)を読まなければなりません。というより読みたいです。読ませてくださいといった心境です(笑)そんなわけで、今朝すみやかに、amazonで注文しました。
これをじっくり読んだあとで仏像に対する認識が変わるのかどうかは不明ですが(笑)もしかしたら、これを機に仏像マニアという新しい道をも歩み始めるかも・・・(笑)
とうっかり言うと、わたしの長年の友人のひとりが小躍りして喜ぶかも(笑)実を言うと、1年前に一足先に仏像マニアになった友達がいて、彼女はわたしよりもだいぶ前に関東からなんと「奈良日帰り仏見ツアー」に出かけたというツワモノです(笑)
「仏像なら、20年経ってもまだ趣味人でいられるわよ!息が長い趣味になるから!」と言った近所のおばちゃんもいましたっけ(笑)
さてさて、この先どんな風に転がっていきますやら(笑)気まぐれゆえ先の展開は全く読めませんが、どうせ一度の人生なら(微妙に正直しんどそうな某氏をぱくってみました、笑)後悔しないように楽しくやりたいよね!!
また、読み終わった暁には感想を書きたいです。