ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 大忙しの月曜日

 祖母の葬儀はつつがなく終了いたしました。
 金曜日に亡くなった祖母ですが、土曜日に通夜日曜日に告別式と、週末にすべてが収まったのがそもそも奇跡のような出来事でした。お勤めをしている参列者は全く会社を休まずに済んだし、ひ孫たちは学校が休みだったり午前中だったりしたので、こちらも全く休まないでお別れができました。
 また、遠方だったり少し遠い親族の方々も土日が幸いしてたくさん駆けつけてくれて、95歳まで生きた祖母をなごやかにおだやかに送り出すことができて、もちろんさびしさはありますが、いいお葬式ができたのではないかと思います。
 なんとなくですが、祖母が自分の意志で、一番いい日を自分で選んで亡くなったような感じがしてなりません。祖父が亡くなったのがわたしが小学5年生の時ですから、30年以上もの長い間未亡人だった祖母です。今頃は天国で積もる話に花を咲かせているかもです(笑)いずれにしても、骨折以外の病気をほとんどせず、病気とは縁がないままに天寿を全うした祖母なので、その一生には満足していることでしょう。
 わたしは偶然にも行きたかったライブや、会いたかった友人との逢瀬と重なってしまい、その1点だけはとても複雑な気持ちでもありましたが、妻で母で娘で主婦だということは、常に自分以外の不測の事態で予定をキャンセルせざるをえないことも起こりうるということで、「そうなったときは潔くあきらめよう」という覚悟は決まっていたので、迷いはなく、瞬時に決断しました。
 ただ、友人に迷惑を掛けてしまうこと、チケットが浮いて空席を作ってしまうことが何よりも気がかりだったのですが、今回に限ってはたまたますべてがいい方に転んで、チケットは「行ってくれたらいいなぁ」と思っていた人にうまく渡ったし、結果としてわたしが行けなかったことが偶然役に立ったようだったので、本当によかったです。
 友だちとはどんな理由をつけてでも、これだけ「逢いたい!逢いたい!」と言い続けているのだから(笑)また必ず逢えるでしょうし、今回はこれでよかったのだと思います。
 残念と言えばもうひとつ。昨日の3時半からのFMTOKYOの「MUSIC FLAG」もやっぱりムリだったのですが、こちらの方はやさしい友だちに早速救いの手を差し伸べてもらったので、近々聞くことができそうです。本当にありがたいことだと思います。
 日記を思いっきりほったらかしにしたにも関わらず、たくさんの方に拍手を入れていただいたり、メールをいただいたりして、本当にありがたく思いました。
 また、拍手コメントをくださったSちゃん、ありがとう!すっご〜くうれしかったです。
 というわけで、一夜明けて、またいつもの日常に戻って来てみれば、あっちもこっちもぐちゃぐちゃだし、やることがありすぎて、ほとんどパニック状態になっています。
 日記にしても書きたいことがいっぱいたまっているのですが、ちょっとずついろいろなことを片付けながら手をつけていきたいと思います。
 夕べ寝る前に片付けながら堂本兄弟を見ていました。こうやって日曜日の夜に必ずKinKiさんたちに会えるということ…番組が何年も続いているので当たり前のように思っていましたが、穏やかで平和な気持ちでひと笑いして1週間を始められるということが、そもそもあたりまえなんかじゃないんだなあと身に染みて思いました。
 考えてみれば、たとえば今日はおもしろかっただの、KinKiさんたちがかわいかっただの、たとえば今回はイマイチだの歌がな〜だのってあーだこーだ言えるのも(もののたとえです。夕べのがってことじゃないので、念のため、笑)、差し迫った心配事が何もなくて平和でしあわせであればこそ(笑)
 重大な心配事やどうにもならない出来事があれば、こんなにのんびりと日曜の夜をテレビを見て過ごすなんてできないのだし、そもそもテレビをつけようなんていうテンションになるはずもなく…もっとあたりまえのしあわせに敏感でいなくては…なんて思ったりしたのでした(笑)