ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 残念ながら…

 今日の夕飯はメインを豚の角煮に決めて、朝からずいぶん時間をかけて用意したにも関わらず、最後の最後に無水鍋で焼き芋を焼いて、ほかほか湯気の立つそれを一緒に出したら「うわ〜っ!!焼き芋!焼き芋!」と全部持っていかれました。すっかり影が薄くなってしまった角煮、不憫だわ〜(笑)
 本当は昨日の日記で書いたとおり、今日は昼間の間にメールの返信と日記の両方をするつもりだったのですが、結局ダメでした。スミマセン。
 ひとつには、メールの返信を思ったより溜めていて、集中して書いていたらそこですでに仕事の4時になってしまったことがあり(もしも、最近メールを出したのに、ノーリアクションだ!という方がいらっしゃいましたら、お問い合わせくださいね!忘れているか、間違って迷惑メールフィルターに迷い込んだ怖れもありますので)、もうひとつは、読みかけの本に本格的にはまってしまったというのもあります。
 その本のタイトルは「ドリームハンター」と言ってエリザベス・ノックスという方の著作です。最初いつも通わせていただいているドラマサイトの管理人さんがはまっているのを見て興味を持ちました。わたしよりも10歳は年上の方のサイトなので、大人が読んでもおもしろいファンタジーなのだろうなあと思ったのがはじまりです。
 興味はもったものの、他にも読みかけの本がたくさんあるのでひとまずそのことは忘れていたのですが、おとといになってたまたま本屋さんでこのタイトルを見たときに、「あれだ〜っ!!」と思い出し、前後編合わせてほぼ5千円近い買い物で一瞬ためらったものの、家族みんなで読めばいっかと買ったという訳です。
 こと本とCDに関しては、こうやって財布の紐が緩んでしまうのが我が家の悪いところでもあるのですが(笑)一方でおもしろい本でさえあれば、たいいみんなで回し読みするし、食卓の話題を提供してくれたり、家族みんなの流行り言葉やジョークを産んでくれたり、いいこともいっぱいあったりするのです。
 コストパフォーマンスも考えて、せめて1巻を1週間くらいはもたせたかったのですが(そう言ったら子ども達に「早く読みたいんだから、くだらないこと考えてないでとっとと読んでよね!」とバカにされました、笑)残念ながらもう400ページまで読んでしまいました。ファンタジーというジャンルとしては、ちょっと近年まれに見るわたし的大ヒットかも!!ページを繰る手ももどかしく、すご〜くすご〜くわくわくします。
 実を言うと高校時代からハヤカワ文庫の背表紙がクリーム色のファンタジー小説にものすごくはまり、片っぱしから読んでいたので、ファンタジー小説にはかなり小うるさいわたしなのですが(笑)この本はすでに、ず〜っとそばに置いておくことになりそうな予感があります。
 場面や背景の描写が頭の中にものすごくリアルに広がる物語で、こういうのを読んでしまうと、コミックもいいけど小説には想像の余地がいっぱいあるからいいのよね!!と思ったりします。
 上下巻すべて読み終わったら、あらためて感想を書いて本の紹介をしたいと思いますが、久しぶりに自分も一緒に主人公と共に異世界への旅を楽しんでいる気分です。楽しいです!
 ちなみに本つながりで書いておくと、もう1冊は多分明日には読み終わりそうなので、そちらの感想はすぐに書けると思います。そっちはとにかくひたすら笑えるエッセイ集で、あまりにもジャンルが違うので並行して読んでもぜんぜん平気です(笑)ただし、電車の中は要注意。くすくす笑いをこらえながら、目に涙を溜めることになるのです(笑)