ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 思い出のアルバム

 もうとっくに「My Favorite Song of KinKi Kids」は選んで送信してしまったわけですが、まだまだわたしの中のKinKi Kids楽曲ブームは続いています。
 表題の「思い出のアルバム」はもちろんKinKi Kidsの歌ではなくて、幼稚園の卒園式なんかでよく歌われ、うちの小さい子たちのレッスンにも欠かせないあの曲です。

いつのことだか、思い出してごらん。あんなこと、こんなこと、あったでしょう。
うれしかったこと、おもしろかったこと。いつになっても忘れない。

この曲を歌ったり聞いたりすると感受性が強い子はうるうるしたりするし、卒園式に出席したお母さまが涙ぐんだりします。この歌はそんなにむずかしいメロディーではないし、名曲というのとはちょっと違うかもしれませんが、確かに人の気持ちを動かす力のある歌なのだと思います。
 さて、どうしてKinKi Kidsカテゴリーなのに、こんな話題を?!という疑問は最もですが(笑)ちょっとその話は置いておいて・・・。
 このところ6曲を選ぶためにずいぶんたくさん、KinKiの曲を聞いてみて、本当にいい曲揃いだなあとあらためて思っています。たとえば昨日のお散歩では「ボクの背中には羽根がある」から始まって「Father」「手を振ってさよなら」「Love U4 Good」「ルーレットタウンの夏」「冬のペンギン」「テノヒラ」「Bonnie Butterfly」と聞きながら、軽快に足を運んでおりました。
 この辺りの曲は6曲には選んでいませんが、今聞いても全く色あせたりせず、なんていい曲であることよ!!E albumは個人的にコンサートデビューした年のアルバムで余計に思い入れが深いこともあるのですが、このアルバムが出てすぐに日光に家族旅行に出掛けたっけ?!なんてことを思い出してみたり。
 また、昨日は一日衣替えやら家の整理整頓に精出していたのですが、その時のBGMにはシングルコレクションを選び、片っ端から何度も何度も聞いていたのですが、やっぱり名曲揃いです。アニバコンの時にもため息がでるくらいいい曲揃いと思ったのですが、何度聞いてもやっぱりそう。ここのところなぜか記憶から抜け落ちかけていたのですが、居並ぶ名曲たちは、確かにとっても大きな存在感を持って存在していたのだなあとあらためて思い出しました。どうしてこんな大事なことを忘れてしまっていたのかしら?不思議です。
 また、今朝は「I」でコウイチさんの色っぽいファルセットボイスを堪能しつつ、つよしさんが絡みつくような素敵なフェイク三昧をしているのをため息まじりに聞いたり。これぞこのデュオの醍醐味!と誇らしく思った当時の気持ちを思い出しました。
 かと思うと「ひらひら」を聴きながらコンサートでふたりがかぶっていたカッコイイハットやらダンスにまで思いを馳せたり。「愛のかたまり」のイントロでGだったかのコンサート、この曲がキター!!と思った時の自分の気持ちを思い出してみたり。「世界中のみんなで・・・」を聞いて、こんな歌を歌えるアイドルが他にいるかしら?!と誇らしく思ったなあとか。
 古いところでは、マレーシアで初めて買った海賊版のB albumで、スッピンGirlの最初の部分を聞いた時の驚き加減とか(当時海外に住んでいたわたしにとっては、な〜んていい声の人たちと思った最初がこのアルバムだったのです、笑)そんなことまで思い出したりしました。
 そこで「思い出のアルバム」です。この選曲はファンにとっての「思い出のアルバム」を繰る作業なのかもしれません。ファンひとりひとり、ちょっとずつ違う、KinKi Kidsと自分の思い出の混ざった大事なアルバム。
 ここ最近なんとなくそれぞれのソロ活動も忙しく、なかなかテレビでも楽曲が聴けない物理的な状況や、ふたり一緒の活動が少ないことへのちょっとした寂しさもあって忘れがちではあったけれど、このアンケートは「い〜つのこと〜だか〜思い出してご〜らん〜♪あんなこと、こんなこと、あったでしょう〜♪」キャンペーンでもあるのかもしれません。
 ひとつ前の日記でも書きましたが、アンケートに答えることで、そんな機会を与えてもらった気がします。
 こんなに素敵な曲もあったでしょ?!このふたりだからなし得たこんな曲も。あんな曲も。そして振り返ってごらんなさい?!忘れていたかもしれないけれど、それらの名曲とアナタの思い出も、こんな風に絡まりあって素敵に存在してるんだよ!!って。
 なんとなくそんな声が聞こえて来そうな気がしつつ、堪能させてもらってます。
 とすると、今後このアンケートが締め切られた暁には、今度はKinKiさんたちが、ファンの想いのたくさん入ったアンケートに目を通し、彼らの「思い出のアルバム」を紐解きつつ、KinKi Kidsの未来に思いを馳せるのかも。彼らはしきりに10周年に向けて「ファンに感謝の気持ちを表現したい」と言っているけれど、ファンからのポジティブな感謝の気持ちも届きますように!