ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「僕はもうどこでも歌える」

 なんだかいろいろなことを溜めているのに、新学年でピアノのレッスンの方も大混乱を極めていて、昨日は一日レッスンしたり、レッスン日の調整や今後どうしよう?!ということを考えたり、かと思うとボ〜っと何も考えずに「僕らの音楽」をリピートしたりNARAを聞いていたり…ああもったいないなあと思いつつ、なすすべもなく終わってしまいました。
 「僕らの音楽」の話、「ENDLI☆TV」についての話、お誕生日のこと。聖子ちゃんのドキュメントの話、最近読んだ本の話など、日記のネタはちょっとずつ書き溜めてはいるのですが、なかなか完成できません。とりあえず、このままほっておくとず〜っと何も書かずにどんどん行ってしまいそうなので、とりあえず一番新しい話題から、ちょっとだけ書いてみます。
 というわけで、ここからが日記本編です。このタイトルは雑音まじりに聞いたFM-Fujiの「コスモロジー」にてケリーの口から飛び出した言葉です。すご〜く心に残ったのでこれをタイトルにしてみました。
 tankは元々テントなので、思い通りの音を保つのが物理的にとてもむずかしいらしいです。温度や湿度の管理がむずかしくて湿度計を置いてお客さんが入った場合のことなども考えながら調整するそうです。たとえばお客さんの服が音を吸収して思った音と違ってしまったり、お客さんがヒートアップするにつれて、湿度がものすごく変化して、思ったとおりの音からずれていったりするのだそうです。(せっかくあわせた楽器のチューニングがずれたりとかそう言うことだと思います)ステージの条件を一定に保つためのコントロールが本当に至難の技なのだそうです。
 そんな話の流れで、「この調整がむずかしい過酷なtankという場所でこれだけのライブをやってるんだから、僕はもうどこでも歌える」という頼もしくてステキなひとことが聞けたわけです。(なんせオットの携帯で録音は不可能なので、言葉どうりではありませんが、ニュアンスはこんな感じでした。)
 後半はところどころ聞こえにくかったので、話のつながりがわからないところも多々ありましたが、バンマスの十川さんをゲストにお迎えして、穏やかにいろいろな話をしていてとてもよかったです。
 毎月のアイドル誌やKinKiのラジオでは一切聞けない、ENDLICHERI☆ENDLICHERIのいろいろな音楽の誕生秘話や、ライブの裏話が淡々と語られるので、音楽ファンとしてはとても面白いです。バンドメンバーの名前を出して普通に語っているだけでもなんだか新鮮だし、彼らとのエピソードが聞けるのもやっぱり楽しいです。
 今までは、そういうことを聞ける場がなかったので、ライブの場で体験してきたすべてのできごとは、もしかして幻だったんだろうか?なんて思うこともあったのですが、やっと実感的にあのtankでのすべてが現実のものとして感じられるようになりました。
 特にウケを狙うわけでもなく、かといって作ったキャラでしゃべるでもなく、淡々と音楽についてライブについて、CDについて聴ける場が出来たことはなによりもステキなことだと思います。でも…だからこそ、全国のケリーの声を聴きたいファンがみんな聞けるといいのにと思います。