ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 [CHERI] 「やっとひとり」の時間の中で(笑)

 夕べはたくさん拍手やら拍手コメントやらいただいて、ありがとうございました。うれしかったです。
 さて、今朝からやっとオトートが通常授業で、久しぶりにわたし以外の家族がすべてそれぞれの場所へと出かけて行きました。いつから誰かが必ず家にいたんだっけ?と考えたら2月の最初からでした。常にそばにだれかがいる暮らしも決してイヤではありませんが、それでもやっぱりひとりの時間もないと息が詰まるし…ということで、バロンとちょっと長めの散歩を済ませ、ただ今コーヒーを入れてひと息ついているところです。至福の時間です。BGMはもちろん「Neo Africa Rainbow Ax」です。
 昨日入学式に出かける前に、大慌てでi-Podに落としてそのまま持って出かけたのですが、電車の中で1回通して聴いただけですでにメロメロに。今までのアルバムはみんな大好きだしファンとしての思い入れもあるのですが、今回のこれはダントツに好きかも。
 そもそもわたしって以前からこういう曲がこんなに好きだったっけ?というジャンルのものもあるはずなのですが、どの曲も素直にまっすぐ入って来て、自分の音楽の引き出しがまたひとつ増えたような、新しい扉が開かれたような不思議な感覚になっています。へぇ〜?!こういうの好きだったんだ!と自分を客観的に見た自分が、面白がっているような感じです。
 こんな風に自分の中にある既成概念がどんどんぶち壊されることに、最近大きな喜びを感じます。人って年を重ねれば重ねるほど、自分のやり方に自分で捉われたり、こうあるべきと凝り固まってしまうようなイメージがあって、そういうのがとってもイヤだなあと思うので。自分の中の壁がひとつひとつ壊されていくのがとても楽しいこの頃です。
 夕べ11時からNHK竹内まりやさんの特集をやっていて、ちらっと見ました。50代になられたまりやさんは相変わらずかわいらしくて自然体で、本業のシンガーソングライターとしても、油が乗り切っていてとてもステキでした。「人生の扉」という曲を最後の方で歌ったのですが、この曲がまさにステキに年を重ねて行きたくなる曲で、いいなあと思いながら聴きました。先を歩いて行く素敵な先輩の姿になんだかうれしくなりました(笑)
 あれ?話が違う方へ行ってしまいました。アルバム、アルバム。
 とりあえず全部の曲が気に入って、全部の曲にズキドキしているのですが(久々使ったこのフレーズ!)最初に抜け出せないリピートのワナにはまったのが「DARLIN'」です。まずイントロのファルセットのカッコイイフレーズにひゃ〜!!としびれ、その後にサビ部分の「DARLIN'」の連呼部分でテンションがマックスに!男っぽくてたまりません。なんだかハートを持っていかれます(笑)その短い言葉にフレーズに、ありったけの気持ちが入って迫ってくる感じがします。
 歌詞だけを読むと女性詩で途方もなく色っぽい方向に想像力をかきたてられるのに、聴いた印象としては逆。ワイルドで男っぽい感じです。畳み掛けるようなケリーの「DARLIN'♪」が聴きたくて何度もリピートしてしまい、先に進めません(笑)