ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[KinKi Kids] ENDLICHERI☆ENDLICHERI ライブ感想文その1(20日分途中まで)

 予告していたものを先に出すかどうか迷ったのですが、とりあえず皆さんが知りたいのはオーラスだろうと思ったので、がんばってみました。
 毎回読まれている方はお分かりだと思いますが、実を言うとMCレポとか、パフォーマンスのレポはとっても苦手です。そういうのが嫌いなんじゃなくて、照れくさくて書けないの。なので、日ごろはそういうところは勝手に小さな胸に収めて?!(要は貧乳、笑)すっ飛ばして他のことを書いているのです。
 でも今回は、最後に「追加の追加爆弾!」があったせいでしょうか。いつもならそこら中に上がるはずのレポを、あんまり見かけません。出ているところには出ているのかもしれないですが、わたしがいつも見ているサイトにはあんまり詳しく書いているところが少ないです。
 なので、重い腰を上げて、いつもお世話になっているサイトさんたちの、臨場感あふれる感じに、その場の雰囲気を上手に再現しつつ書かれるレポには、あらためてありったけの敬意を表したいと思いつつ…「えいや〜っ!」っとがんばって、ぎこちな〜く寒〜く下手くそにですが、一生懸命書いてみました。 
 ちなみに今日は、いつものアンコールまで。記憶が途切れ途切れなため、つながりがへんてこりんな箇条書きです。心に残ったMC、追加の発表話については、また明日書きます。ご興味がある方は続きからどうぞ。
★TANK周辺 季節を感じます。
 始まった頃は、肌寒くてふるえる日もありました。薄手のコートで失敗したなあなんて、書いた覚えもあります。
 それから76公演のうちに時が過ぎ、20日の帰り道では、秋の虫が鳴いてました。横浜へ歩く途中、こおろぎがいっぱい道にいて、アネがきゃーきゃー大騒ぎ!(ちなみにわたしは全然平気!)季節の移り変わりを感じました。早春から春へ。春から夏へ。そして今ちょっとだけ秋の気配。
 昨年のおしまいごろ、EDWINのコマーシャルで大騒ぎになった時、翌年、こんなライブ三昧な一年が待っているとは誰が想像したでしょう。多分ご本人でさえ、ちっとも想像していなかったに違いないことが、どんどん起きているENDLICHERI☆ENDLICHERI
 この摩訶不思議な展開に必須だったのが、彼だけのために作られたテント、エンドリTANK。自由に追加ができるのも、エンドリビーゴやエドウィン人形の実物が見れたのも、パンやアップルパイやカリントの販売があったのも、多分「このライブだけのために建てられた場所があってこそ」なのでしょう。
★概要
開演は17時から10分近く過ぎていましたが、終演は20時20分近くだったと思います。3時間超、びっくりでした。
 最初の斜幕には、「The Last Party」と書かれていて、センチメンタルな気持ちになりかけたら、「 Last」 の文字だけ残って、「The Ever Lasting Love」(永遠の愛)という文字に変わりました。
「Final Funk Party」ともメモに書いてあったのですが、多分上のふたつよりもう少し後で出た文字?!記憶が怪しいです。
★衣装
上半身はいつものカンジ。タンクトップにベスト。パンツは見慣れたグリーンではなくて本公演の時の?紫でした。
そういえば前回も最後の日が違う色のパンツだったなあ…と。こだわらないのか、わざとなのかわかりませんが、面白いお方です。
★レーザー光線とドラゴン
レーザー光線は、いつもありましたっけ?この日だけだったかどうか、あんまり自信がありませんが、ドラゴンの両目からきれいにまっすぐな緑の光が客席の方に延びていて、見とれました。なんだか、エンドリらしい色だなあと感嘆。
 アネがドラゴンを見て、ドラゴンボールの「シェンロン」に似てる、似てる!と繰り返し言ってました。なんでも願い事をかなえてくれる竜神様なんですって。イメージとしては、シェンロンも近いかも。
★歌や演奏
「今日だけ特別」という感じではなくて、いつもどおり。「毎日が特別な1日。」その意味では今日もいつもどおりの「特別な1日」で…そんな風に思うところ、わたしはとっても共感します。
本編でいつもと違う曲と言えば、Cowardが聞けたこと。しょうこさんのドラムとギターだけのシンプルな演奏が、この曲らしくて合ってます。あのかぶり物をかぶったままの演奏なのですが、それが更にイメージぴったり。作りこんだ感じではなくて、鼻歌風のノリで、タイトル通りちょっと臆病な感じなのも、かわいらしかったです。
追記:これを書かなくてどうする!なポイントを忘れてました。歌声は言うまでもなく最後まで最高でした。中音域で、少しくたびれた?!と思っても、高音域でレーザー光線のように音が伸びるのです。もちろん喉がすごく強いのは重々承知していますが、一方でこの声を、本当に大切にしてほしいなあと思いました。だってファンとしては、いつも。そしていつまでも聞いていたいですから。
★これだけの〜替え歌は、こんな風でした。

期待はずれかもしれないけど
精一杯生きてみるから
抱いて欲しいな 抱き返したいな
この時を

 ここの部分は前日も同じように歌っていましたが、とってもせつない気持ちに。
 いろんなことを言う人がいて、大げさに必要以上に持ち上げる人もいれば、入り口を入りもせずにバカにして立ち去る人もいる。ばっさり切り捨ててそれっきりの人もいれば、心から楽しんで何度でも喜んで通う人もいて。「ホントは好きなんだけど」と前置きしつつも、公の場所で不用意に、愛ある辛口と称してボロクソに言う人もいます。
 このヒトの耳には内外からのそんな声が、思った以上に届いているんだなと思う場面は、この日だけじゃなくてたくさんありました。
 自分ひとりでそういうものを全部受け止めて、期待も絶望も背負って立っているのだな…とあらためて。
★竹内くんとラップ
「竹内くんがどんどん打ち解けて、ラップを始めたんだよ」と、友人から聞いていましたが、目の前で聞いたのは始めて。オーラスの特別ゲストとして来てくれました。これが生で聞けたこと、味わえたこと、本当によかったし、楽しかったです。
 最初の頃のどこかお客さんっぽい、借りてきた猫のような雰囲気はどこへやら。ご本人もメンバーの一員であることを当然と思っていらっしゃるような自信に満ちたパフォーマンスです。
中身は、多分下の感じ。
「I say ENDLI, You say CHERI!  ENDLI!  CHERI!!  ENDLI! CHERI!! 」
「ありがとー」「ありがとー」ってのもあった気がします。ホントに最初の頃の竹内くんと、別人28号!
 「ゲスト〜!」と紹介されて出てきただけで、大盛り上がりでした。CHAKAさんから、マイクをもらおうとするのですが、なかなかもらえず、ついに奪い取るパフォーマンスが、お茶目でとっても楽しかったです。
 いつの間にか、どっぷりENDLICHERI☆ENDLICHERI色に染まり、メンバーとして欠かせない人になっているのがなんだかとってもいいです。誰と誰が入れ替わってもENDLICHERI☆ENDLICHERI。このライブのこのステージに立てば、全然違う音になっても、全然違うグルーブを生んでも、「この人がいてこそ」と思わせる空気が流れています。音楽って素敵。心が通うってなんて素敵。
 それは、アイゴンさんもスティーヴもしょーこさんも大久保さんもみんなに同じことが言えて・・・いい意味で、「この人たちじゃなきゃだめ!」と限定されず、今後も限りない可能性を感じます。
★「ツァラツストラかく語りき」もどきのブラスソロ部分
 前から書こうと思いつつ、なんとなく書き損なっていたのですが、どこのことを言いたいのかわかるかしらん?!かなり長いブラス隊の音をはさんで、「a happy〜」に行くところです。そっか、宇宙っぽい画面がたくさん挿入された最初を考えると、「ツァラツストラ」じゃなくて「2001年宇宙の旅」(同じ曲ですが、後者は映画で使われた時の音楽)のイメージなのかも。ブラスバンドをやっていた頃に好きだった音とも似ていて、この部分、必ず身を乗り出してしまいます。
★御伽噺」のラストの先生ソロ。
西川氏のギターテクニックが余すところなく体感できて、心躍る場面ですが、他のメンバーも興味津々、かなり真剣に見守っています。その中で誰よりも目を輝かせて見ている人がつよしさん。
 良質な音を渾身の力をこめて出しながら、一方でカッコイイ動きコミカルな動きなど、百戦錬磨のパフォーマンスを見せてくれるので、耳だけではなく、目も楽しませてくれます。
 最後キュイーンキュイーンっと飛び切りいい音でギターをかき鳴らすところで、西川氏はキュイーンに合わせて髪の毛とか、いろいろなものを引っ張るしぐさをします。まるで、髪の毛が音を出しているような、引っ張ったものが音を鳴らしているようにみえる楽しいシーンです。
 ここで、観客の方に向かって引っ張る仕草をするので、観客も引っ張られるように身体を乗り出して参加(こういうところ、客席も当然のようにノリノリになったのはいつからだったかしらん?!壮観でした。わたしたちもちょっとずつ、楽しみ方を覚えたのね!楽しくって思わず笑顔になりながらも一体感が増して、ちょっと心はきゅんとしてました。感動的!)
 つよしさんも調子を合わせて、先生に向かって寄せられたり、戻ったり。この辺り、参加者(客席も含めて)すべての呼吸が絶妙。みんなにこにこしながら、気持ち良く身体を揺らしてました。
★皆さんのパフォーマンス
・スティーブはお釈迦様風に座禅を組み、ケリーはなぜか神社風に拝んでおりました(あれ?!なんの宗教?!笑)2礼したあとで、手を打つと、客席も悪乗りして一緒に手を打ちます。その後は結構真面目に、長い時間手を合わせてました(笑)
 前日もこの日も、彼はシンバルの片側を後光に見立てたものをコーラスの小田原氏に持たせて、音楽に合わせて舞台を行ったり来たりするパフォーマンス。いつもながら不思議な人、そして実はとってもハンサムでカッコイイです。
・CCKでの名越さんの紹介は「見返り美人」。
 そう言われて、髪を結んでいた紐をほどいてさらさらヘアーを下ろして振り向く名越さんがおもろかったです。この方ホントに日増しにはじけてきて、最初の頃には考えられないくらい、穏やかで楽しそうな顔になってました。
 19日のMCで(16日と混同しているかも。どっちだった?)ケリーが「音楽って本当に人を変えるんです!」と言って「この人みたいに」と名越さんを指差してました。最初は、「この辺り(みなとみらい近辺を指しているのかな?と思いました)は実は水だった」みたいな本を黙って静かに、全く顔を上げずに読んでいるような方だったそうです。途中まで声を聞いたことがなかったとも確か言ってました。
 その方がアフロをかぶり、足の間から顔をのぞかせ、お茶目に微笑む姿は、わたしたちだけではなく、毎日一緒だったケリーや皆さんにとっても意外な姿だったらしいです。
 「そんな風に人を変える力が、音楽にはあるんだ!」と得意気だったケリー。多分、サポートしてくださる方々に、お願いしたとおりにサポートだけしてもらえばいいというような考え方をしていないのでしょう。余すところなく好きなように皆さんに個性を発揮してもらう場所を提供し、それをまた自分のエネルギーに変えて、よりすごいものを作り出そうとしているような、そんな風に見えました。
・しょうこさんを起こした後は、ドラムの前でギターに合せてオシリを左右に振ってました。そのたびに魚の尾っぽが揺らゆ〜ら!と揺れるのがかわいらしい。ケリーとしょうこさんでCowardをやったのは、ここの場面にて。
・先生とのパフォーマンスは、いつものように西川さんがカーテンに隠れるところからスタート。彼が隠れている間に、知っているぞという顔をして、意地悪してギターを隠すケリー。どうなるのかと思ったら、先生は意外にも黒いヅラ、銃を2丁持って登場しました(おもしろすぎ!)
 西川さんは、一見すごく物騒なものを持っているのに、いつものように撃たれまくって倒れてしまいます。(撃ち合いは通常ギター同士で行われ、擬音を出すのはもちろんギターです。そして決まって撃たれるのは先生。言うなればお決まりのパターンです。) その上にしっかりと跨り、左足はまっすぐ投げ出してすわり、靴は先生の顔の横、センセのスーツのボタンを外して両手を押さえつけてキスのふりをしてました。ふぉ〜っ!!(思わずのだめみたいな声が!)これ、びっくりするほど目の前だったんですけど(笑)
 リアルに足を跳ね上げながら抵抗する先生のパフォーマンスに大笑いしながら、ふと隣のアネを横目で伺う、こんなところでいきなり高校生の母になるわたし(笑)
 ケリーってば、すっくと立ち上がり、いつものように手でよだれをぬぐってました。な〜にやってるんだか!もちろん客席は大喜びで思いっきり悲鳴!
・ キュートなしょうこさん
ラストが近づくに連れて、彼女がかわいらしくて、かわいらしくて、いつも気がつけばみとれてました。ドラムの場所を離れて、ある時は妖精みたいになって、バンドのメンバーの間を飛び回ってちょっかいを出したり、ボーリングのボールを客席に向かって投げこむ仕草をしたり。本編のアフロヘアのときは、パワフルでカッコイイおねえさんというイメージでしたが、追加になって、衣装や髪型が全く変わり、可憐でキュートなイメージに変わりました。「ちょっとaikoっぽいかわいらしさだよね」っとアネと言い合いました。
 でも、そのキュートさと相反して、ドラムの音は結構重たくてパワフル。とても男前な演奏をなさいます(笑)そのギャップがまた素敵。
・目をつぶらなくってごめんなさい(笑)
 「キスするから、目をつぶって!」という、最近恒例になっているところで「目をつぶっちゃだめ!見ててみなっ!」っと友達が言うので、ガン見していたら、最後に自分のギターのネックにチュっ!!ひゃぁ!こっちの方にドキっ!!(よ〜くわかります。わたしも好きすぎてピアノにキスしたくなること、何度もありますもん、笑)
★この日の△話
・バク転する△。
・△くんは、ついに四角(□)になりました。それを座ったまま見ていたケリーが後ろを向いて笑ってました。2回目にやったときも、振り返って頭上で手を叩いて喜んでいるのが見えました。
・Wアンコールでメンバーが出てくる前あたりで、△くんが「どうする?」「まだやる?」「やめる?」「うたう?」とかわいく、そして結構しつこく(笑)客席に問いかけてました。「じゃあ、うたう?」と言うので、メンバーが再登場するのかと思ったら、歌いだしたのは△くん(笑)アンタが歌ってどうするの?!ちょっとナウシカ風のかわいらしくも力が抜ける歌声でした。ゲラゲラ笑い突っ込みつつも、かわいくて、悶絶(笑)
 というわけで、続きは明日以降に。読みにくくてごめんなさい。なるべく主観を入れすぎないように気をつけたつもりですが、それでも入ってます。その上1週間経ってますから、あんまり信用しすぎないでくださいね。大人として無責任なことは書かないように気をつけているつもりですが、単純な記憶違いなど、あるかもしれません。そういう場所を見つけた方は、教えていただけるとうれしいです。