ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 やっと夏がやって来た?!

 昨日今日とお天気が続き、わたしはというと、洗濯に、外まわりの家事に精出しています。銀行をまわったついでに、TV誌を買ってきました。昨日は洗濯機を3回まわし、今日も2回。干して取り込むまではとっても楽しい作業なのですが、その後片付けるのは苦手。しわくちゃになると面倒なので、すぐにしまいたいのは山々ですが、気がつけば夜ラジオを聴きながらまだしまっていたりします。取り込んだものが自動的にたたまれて、箪笥に勝手に入ってくれるといいのですが…ついでに、ワイシャツに勝手にアイロンがかかっていたりしたら最高!そんな助手ロボットがほしいです(笑)
 さて、ずっとペンディングになっていた家族旅行の予定も決まりました。来週2日〜4日まで、伊豆に行きます。バロンも一緒に下田。天候が続くといいのですが。
 その前に片付けなくてはならないことが山積みで、しかもレッスンは毎日のようにキャンセルが出てやりくりに四苦八苦しています。夏休みは変更も多いし、忘れてしまう子も多いし、小さい子は寝てしまったり泣いてしまって来れなくなったり、出先から渋滞していて帰れなくなったり、いろいろとハプニングがつきものです。
 わたし自身はもう慣れっこになってしまっているので、どんなドタキャンでも淡々と次のレッスン日を決めるし、いっぱい時間が空けば前日キャンセルだった別の子を呼んだりして、ドライにやりとりする癖がついています。ひとつの出来事に囚われてしまうと自分がキツイしパンクしてしまうので、余程のことがないとカッカしたりしないのですが、横で見ているアネは、時々わたしに代わって呆れたり怒ったりしてくれます。
 「お母さん、もっと怒りなよ!どれだけ人がいいの?」いい風に解釈してくれるのはうれしいのですが、とどのつまりはこれでお金をいただいているわけですから…人が良くて我慢しているのではありませんのことよ(笑)背に腹は変えられないというわけです。
 今日のBGMはドヴォルザークスメタナ小学館のCDマガジン「CLASSIC INN」は何冊か持っていますが、結局一番リピート率が高いのがこれ。「新世界」「わが祖国」より「モルダウ」そして、スラヴ舞曲の第10番ホ短調。時々こんな風に大地の香りがするような重厚な音楽が聞きたくなります。これを散々聞いた後で「夏模様」に戻ると「ああ、やっぱり日本の夏だわ!」と思います。
 昨日スーパーに買い物に行ったら、トモからメールが入りました。彼女と最後に話をしてからかれこれ3週間。隣に住んでいるのに、全く会いません。夏休みなので、お互いの怒鳴り声はよく聞いていて、元気だということは知っています(笑)お互いの子供が赤ん坊の頃は、「寝た?」なんて深夜ベランダ越しに会話して、それから星空をバックに一杯やったりもしたものですが、今は昔。目の前にいるのに、なかなか会えません。
 そのメールの内容が笑えるの。「今、電話したら買い物中だとアネが教えてくれたので、メールにします。今更ですが月曜日はトマトをありがとう(実家から送られて来たのをお裾分けしたの。)ところで、帽子につける替えのゴム紐もってない?もし持っていなければ、せっかく買い物中とのことなので、買って来てもらおう!なんて、都合のいいこと考えたんだけど。今いるのが、TスーパーならI毛糸屋が近いね。Sスーパーなら手芸屋入ってるし。色はまかせます。もちろんお金は払います。とりいそぎ、連絡まで。」あまりに調子の良いメールなので、笑ってしまいました。
 彼女とわたしは性格が全然違うのですが、この家に越してきてはや15年。不思議と友達関係が揺らいだことは1度もありません。子育て中で一日に何時間も一緒に公園などで過ごした時期も、今のようにお互いの仕事が忙しくて滅多に会えなくなってからも、ず〜っと変わらず仲良くしています。
 性格が正反対なので、子育てについて、社会的な事件について、好きな本について、映画について、意見が合うことはほとんどありませんが、そんなことはたいした問題ではないみたい。むしろ考え方が違うので、彼女がものすごく悩んでいることは、わたしにとってはとるに足りないことに思えたり、その逆だったりして、「そういう考え方もあるなら、ま、いっか!」「じゃ、いいことにする!」と言えたことがたくさんあります。お互いにおおまかなところと神経が細かいポイントがずれているので、すごくおもしろかったり、「どうしてそうかな?!」なんて遠慮なく茶々を入れたりもしますが、なんでも面白がっておしまいにできるところがいいところです。わたしはこれまで、トモのこの遠慮のない人なつっこさと、楽天的な考え方に何度助けられてきたことか。
 結局帽子のゴムは家にあったので、「レッスン中だから取りに来て」とメールを返し一件落着。彼女の末息子は、今朝から我が家の帽子のゴムをつけて、福島の校外学習に行っているはず。いい天気でよかったです。