ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 梅が満開です。

 隣の家の小さい梅の木からとてもいい匂いがしています。のぞいてみると、ルナがおひさまがたっぷり当たる隣との境界の塀の一番いい位置に座り込んで、鼻をくんくんしています。いい気持ちだなあと思っていたらピンポーンとインターフォンの音。オトートの通学友達がウィンクアップを手に立っていました。(彼のお父さんがわたしがいつもお願いしている本屋さんです。)ちらっと開いたページがたまたま「どんなもんや」レポのページで、KinKi Kidsが二人揃ってあんまりいい顔で写っているので、軽くためいき。う〜ん、しあわせ。ついでに少し前に戻って個人ページを確認すると、尚スバラシイお姿が!!今月号は絶対に「買い!」だと思います。こうやって、そろそろ「この雑誌は卒業しようかなあ」と思うたびに、とびきりのショットを見せられてなかなか買うのをやめることができません。「ひゃ〜!」と小さく声を出して見入っていたら、なんだか視線を感じます。なんと中2男子二人が、不思議なものを見るような顔で、わたしを見ていました。(「ひぇ〜、アンタたち、まだいたの?!さっさと学校に行きなさいよ!」と恥ずかしまぎれにまくし立てて、追い出したら、二人ともニヤニヤしてました。きっと通学途中の話題はわたしだな!)
 気を取り直して・・・こんなポカポカのお天気だと、洗濯大好きの血が騒いで、黙って通り過ぎることができず、ただ今ベットシーツとベットパッドを脱水中。今日ならすっきり乾きそうです。
 陽気がよくなると、必ず弾きたくなるのがSINDINGという作曲家の「春のささやき」という曲で、弾いているだけでもう春爛漫という感じ、うきうきわくわくしてきます。
 それとは別に大人の生徒さんが、どうしても弾いてみたいというので、「乙女の祈り」を聞かせてあげる約束になっていて、それもパラパラ弾いてました。これもイメージとしては春でしょうか?!
 実を言うと、子供の頃、この曲はものすご〜く苦手だったのです。なぜかというと、オクターブが多いから。わたしは手が小さいので、オクターブが完全に届くようになったのは、中学に行ってから。弾けなくてどれだけ苦労したことか・・・。同じ理由で、クシコスポストとか、トルコ行進曲とかも、苦手の代名詞でした。いまだに生徒に聞かせる時は緊張します。今となっては別に指が届かないはずもないのですが、やっぱり変なところで間違えそうなやな感じがあって、こういう「やな感じ」「やなイメージ」というものが案外致命的だったりするのです。(逆に良いイメージさえもてれば、半分は成功したも同然ということでもあります。)多分、スポーツやなんかでも同じようなことがあるんじゃないかと思うのですがどうでしょう?!奥が深いなあと思います。