ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 夏クールまとめ その2

 「女王の教室」以外では、「がんばっていきまっしょい」と「電車男」「ドラゴン桜」「大人の夏休み」と「スローダンス」を最後まで見ました。 
 この書いた順番が、個人的なお気に入りの順です。「がんばっていきまっしょい」は、適度にほろ苦かったですが、最後までとても好きなドラマでした。鈴木杏ちゃんをはじめ、クルーの女の子たちはみんな本当にかわいくて、一生懸命で大好きだったし、元々応援している錦戸亮くんも、期待を裏切らずとてもよかったです。彼らを取り巻く大人もきちんと描かれていたし、最後の数話は主人公があまりにかわいそうで胸が痛くなったけれど、それでもとてもよかったです。とにかく主演の杏ちゃんがキラキラしていて、魅力的。やっぱり「主演女優」は彼女だなと納得する感じでした。aikoの主題歌も好きです。
 「電車男」は、原作と比べて枝葉があまりに広がりすぎて、そのせいで肝心な主役ふたりの場面が薄まった気がしてちょっと残念でした。陣釜さんは妙にはまっていて、なぜか心惹かれながら見ていましたが、エルメス周辺の第2第3の男や、電車男の家族の細かすぎる描写はわたしとしてはちょっと気が散った気がしました。
 とはいえ、掲示板の住人が一緒になって自分のことのように一喜一憂するシーンは毎回ジーンとしましたし、「電車男」のまっすぐで純粋さを見ていると、時代を超えてやっぱり誠実な人ってステキだなあと素直に思いました。原作ももう一回読み直したくなっています。
 「ドラゴン桜」は序盤から中盤にかけてとても面白いなあと思って見ていたのですが、最後の方は、ちょっと失速してしまい、残念でした。というと、オトートは猛然と抗議。最後までものすごく楽しかったんですって。
 とはいえ、とにかく大好きな山下くん、山Pは悪ぶっていてもずっとかわいくて、毎回メロメロしつつ見ていたし、長澤まさみちゃんが出ているドラマは初めて見たのですが、すごく魅力的でした。かわいい。
 「阿部ちゃん」に関しては、なにかの雑誌で山下くんが言っていたエピソードを思い出しました。山下くんは次回作のドラマの役づくりのことで、阿部氏に相談を持ちかけたんだそうで、ちょっと「いっちゃってる役」なので、役作りがむずかしいと言うと、「そういう奴ってこういう表情したりしない?」とその場で何種類かいろいろな演技のパターンを見せてくれたという話です。ここのところの役者阿部寛は、本当に飛ぶ鳥を落とす勢いですが、きちんと実力を蓄えて着実に登ってきているんだなあ・・とうれしくなりました。大河ドラマ義経」での最期のシーンも鬼気迫る演技がものすごく印象的だったし、役者阿部寛をもっともっとみたいです。