ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ビロードの闇

きのうの「どんなもんや」でフルにかかったので早速MDに落として聞いています。
前回の「anniversary」はイントロがとても好きで、哀愁漂う系だ〜と思いっきり期待していると、歌が入ったらとても素直でまっすぐなメロディーで歌詞になり、いい曲ではあるのですが、ある意味肩すかしを食らったような気がして、個人的にちょっと残念なところがありました。
 それと比べると、今回の「ビロードの闇」は、イントロのアコーディオンがこれでもかと盛り上げている哀愁ムードが歌が入っても変わらなくて、声が入る部分からよりせつなく、よりきゅんとさせてくれるので、前回で欲求不満気味だったものが、満たされた感じがします。
 個人的にこういう風に割り切れない感じがする余韻が残る音楽が好きです。半音が多用されているのもなんだか不安を煽られるようです。より哀愁が漂う気がします。アコーディオンがカッコいいので早速ピアノでコピーしてみましたが、ピアノではちっとも感じがでません。(どうせならアコーディオンで弾いてみたい・・小学校に忍び込んで、ちょっとさわらせてもらいたいなあ。)KinKi Kidsの濡れた声質はやっぱり「哀愁」を表現するととても生きる気がします。久しぶりに彼らにしか歌えない曲かもと期待が高まっています。今のところ特にBメロが印象的で好きです。早く歌い踊る姿が見たいです。
 と言うわけで、ここまでが今日にかけて聞いた感想です。音楽は生ものなので、多分聴くほどに印象がどんどん変わって行くと思います。なのでこの感想を書きとめておいて、これからどう変わっていくのか自分でも楽しみです。多分聞き込むほどに好きになりそうな感触です。この曲を何度も聴き、ラジオなどで曲が生まれた背景を聞き、ジャケットを見て、歌詞を何度も繰り返し読み、そして歌番組などでダンス付きで見たり、歌番組ごとに衣装を着ている姿を見るうちに、どんな風に感想が変わっていくのか、いろいろと楽しみです。もうすぐ発売っていう実感が、やっとわいてきました・・・わ〜い!
PS アネがポケモン映画の「水の都の護り神」の主題歌のイントロとそっくりというので、聞かせてもらいました。確かに似てました(笑)これもアコーディオンが印象的な曲でした。なるほどねえ。ピアノの生徒が弾いていた「天空の城ラピュタ」もイメージだけだけれど、この路線だなあなんてリズムを取りながらふと思いました。