ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 剛紫 美我空 my beautiful sky TOUR 4月22日 赤坂BLITZ 感想本編。

 ちょっと前に友達のレポを読んだらとっても深くて刺激を受けて触発されたので、書いているうちにどんどん長くなってしまいました。
 今回はレポ的な部分はほとんどなくて、まさしく感想的な文章です。
 ずいぶん時間が経っているので、かなり記憶が怪しいです。先に言っておきますが、おかしいところを直してくださる方がいらしたら大歓迎です。
 前回速報的に書いたこの日記の続きとも言える文章ですが、かぶっている部分もあります。
 あきれるほど長いので注意です!お暇な方、お暇な時、忍耐力に自信がある方はどうぞお入りくださいませませ。
 奈良でライブを見たときにトランペットの方やホーン隊に魅せられた話を熱く語りました。
前日のライブに参加された方にホーンはいない!と聞いていたので、楽しめるかなぁ?!という不安な気持ちがあったのですが、杞憂でした。
始まってみたらどんなに前に見た回と違っていても「今回のこそ一番かも!」と思ってしまう不思議。

この日はそもそもお客さんがステージの上の人たちを乗せるのがとっても上手だった気がします。
若い10代か20代前半とおぼしき女の子が多くて、始まる前からいっぱい声をあげてる人がいて、奈良の雰囲気とは全然違う興奮気味な熱気に満ちた感じで始まりの時を待っていました。

奈良の時の静まり返った雰囲気を知っていただけに、大丈夫かなぁ?と思ったのですが、つよしさんも声に反応するかのように、テンションを上げ気味にスタートして、最初からいい感じに空気がほどけてました。
やっぱりライブは生モノだし、ライブハウスは会場の雰囲気がステージにも伝わりやすい空間だし、どうやら会場の熱気がステージを通って何倍にもなって返ってくるような感じをひしひしと感じ、おもしろいなあと思いました。

 最初に陣取った場所は、ステージに向かって右側の前の扉の近く、竹内くんの真ん前だったのですが、竹内くんが一音出すやいなや痺れました。なんて引っかかりのあるいい音を出すんでしょう!!
 こんな風に目の前で楽器を演奏している人の音がまっすぐに聞こえてくるのが小さい箱のいいところで、最近ギターだけの音楽にも触れる機会があったせいか、竹内くんのファンキーな音に一瞬にして魅せられました。ギターについては完全に素人なので用語とか全然わからないのですが、ちょっと「タメ」があるリズムの取り方が本当に心地よくて、つよしさんがこの竹内くんの音を一回聞いただけで大好きになったのがとってもよくわかりました。
 この日、もう一人のギターは名越さんで、この方の音も以前から大好きだったのでふたりが並んで弾いているのを聞いていると鼓動が数倍早まった気がします。
 またベースはKenKenで、今年もつよしさんのライブでKenKenのベースの音が聞けるなんてしあわせだなあという気持ちでいっぱいでした。
 KenKenの鳴らすベースの音はハートフル。とっても温かみがあって、しかもとびきり元気な熱い音なので彼の音を聞いていると元気をもらえる気がします。気のせいかKenKenがいると「元気なつよしさん」が二割増しくらいに出てくる気もしています。
 若いエネルギーが充満するというか、少々無茶してもOKみたいな空気が生まれて、時に無鉄砲かも!?という方向に転んでいってもちゃんと力技で帰ってきます。楽しいです。
 そう言えばどこかのテキストで「KenKenのベースは踊れるベース」と書いてあったのを覚えているのですが、まさしくそんな感じかも。勝手に身体が反応してリズムを刻み始めたりステップを踏んだりしてしまいます。
 しばらくたってから、そういえば横の人が「スティーヴ」と叫んだのにわたしからは全く姿が見えないことに気がついたのでもうちょっと左へ移動したのですが、それでもKenKenより左側にいたらしいコーラスの方々は誰がいらしたのかも全然見えず、ドラムスもしょうこさんらしいということがわかったのは、後半になってからでした。近いということはありがたいことですが、こうやって死角ができてしまうのは仕方ありません。
 幸いにもつよしさんの上半身は常になんとか見えてましたので、歌っている人の姿に集中することができて、それはそれはガン見(笑)
 5メートル先のその人があまりにも華奢で(前には身体が痩せてもたくましかった二の腕が、なんだかとってもほっそりしいていた気がします!)こじんまりとした佇まいだったので、耳は音に集中しているのに、目では常に彼を追いかけ、見とれずにはいられませんでした(笑)
 一回なんでだったか、ステージの前の方まで出てきて、きびすを返して戻っていったとき、後ろ姿があまりにも華奢でドッキリしました。あんな細くて一見頼りない人が、歌い出すとどうしてあんなに大きく見えるのかしら?!なんて(笑)
 ライブの曲順などはホールの時と一緒だった気がしますが、楽器編成が違ったこともあって、アレンジが変わったところや、奈良より長かった曲、短かった曲、いろいろ変化があったと思いました。
 「NIPPON」「 Raindrop Funky」「FUNKAFULL FUNKAFULL」あたりが長めで、逆に「素敵な詩 孤独な詩 」「綴る」「歴史」あたりが短めな印象でした。

 前半の長くなった曲たちはライブハウスがとっても似合う曲で、だいぶアルバムを聴きこんだあとだったので、イントロを聞いただけでまわりのみなさん共々「キャーっ!」と盛り上がりました。
 多分「si:」の頃までだったら断然バラード系が好きだったと思いますが、今はこうしたファンキーなナンバーが始まるとパブロフの犬もびっくりというくらいのスピードで「やたっ!!」と思うわたしがいて、変われば変わるものだなあと思います。

 実際に少数精鋭のバンドの皆さんも大活躍してセッションの面白さが際立ってましたし、つよしさんの声、ファンとの距離感、何をとっても「サイコー!!」という気持ちで常に気持ちがいい感じに高揚してました。
 
 思うに、今回のライブはアルバムの曲たちを十分に聞きこんで参加した方が断然楽しい気がします。
 たとえばアドリブのセッションの中にアルバムの中で聞いたフレーズが隠れていたり、つながりがわかってくると「なるほど〜」と思うことも多いし…
 つよしさんがひとりで演奏しながら歌う曲は、自作だからだと思いますが、どんどん演奏も歌も進化していて歌詞が加えられたりアドリブが増えたり、さまざまなアレンジが加えられたりしているのですが、その変化も元の形を知ってるととても興味深く聞くことができます。

 彼の歌はドウモトツヨシ名義の時もE☆Eの時も、同じ曲を歌ってもかなり大胆にアレンジが加えられていることが多くて、そういう世界観に慣れているからかもしれません。
 わたし自身クラシックが自分のテリトリーということもあって、いいか悪いかは別として、特にことクラシックに関してはかなり保守的な耳で楽譜に書いていないことをされるとムキーっ!となる体質だったはずなのですが(笑)彼の音楽に触れるようになってから、「保守的な耳」だけではなくて「変化を面白がる耳」もまた育てられたような気がします。変な呪縛から解放されたような素敵な気持です。もちろんことクラシックに関しては相変わらず保守的な部分もあるんですけどね(笑)

 「素敵な詩孤独な詩」と「歴史」は「ここからが聴きたい!」と思うちょっと前でおしまいになったりしてちょっと残念でしたが、声の美しさは十分に堪能できたし、ライブハウスという場所ではセッションしたり盛り上がる曲が長くなって正解!という気もしたし、それはそれでOKでした。
「素敵な〜」に関しては、どういう気持ちで作った曲かということも話してくれて、この歌の中の「僕」と「キミ」はふたりの人間ではなくて、「自分の中にいる対極なふたりの自分のどちらも愛そう」という歌なのだそうです。

「叶えKey」では珍しく歌詞が飛んでしまって、あわあわしてました。
後から「歌詞を間違えるなんてありえない!ましてや自分が作った曲なのに〜とぼやき(滅多なことじゃ歌詞が飛んだりしないですもんね、笑)言い訳がましいけど」と前置きして話してくれた内容が次のような話です。
 「叶えKey」の音を入れる時にギター6本使ってプリプロをしたそうですが、ライブではギターは3本しかないし、結果的にとてもむずかしくなってしまったそうです。それで自分が作った曲なのに、歌いながら演奏をするとギターに気を取られてしまうのだとか。
確か「もともとは『民族FUNK』という曲だった!という話を聞いたのはこの曲だったかしらん!?もし覚えていらっしゃる方がいたら、補足お願いします。


「綴る」は一番最後の締めの和音がはずれてしまって、不協和音が鳴ってしまいました。
みんなも気がついて、一瞬反射的にあれっ!?という空気も流れましたが(笑)本人は何事もなかったかのようにポーカーフェイスのまま、カデンツみたいなフレーズをガンガン弾いてゆきます。
 そしていつの間にかその音楽に惹きつけられて、あっという間にイメージが上書きされてました。やるなぁ!!(笑)
 本人的にはきっと悔しかっただろうと思いますが、その後のフレーズとっても印象的だったので得した気分になりました。

 つよしさんの鍵盤の音をあんなに間近でまともに聞いたのは初めてなのですが、左手のリズムがメチャクチャサマになっていて「ああできるものなら脳内録音して帰って何百回とリピートして真似できたらいいのに」と思ってました。
 わたしなんてクラシックではない音楽を弾くと完璧に楽譜通りに弾いてもまったくサマになりません。そんな苦労をエレクトーンを習い始めてポピュラー音楽に触れ始めた学生時代からこのかた、何十年もやっているのですが(笑)なかなか納得がいくリズムを刻めないのですよね。
 ところがつよしさんのピアノのベースラインはエッジが効いていて、強弱の幅があってものすごくリズム感がいいのです。男性らしい大胆なタッチとびっくりするほど繊細なタッチを上手に弾きわけて、とってもサマになっていて驚きました。
 彼は本格的にピアノを習ったことはないそうですから、和音の中のメロディーをスラーでつなぐ時のつなぎ方とか、アルペジオの時の手の形とか、ちょっと習ったらもっと楽に弾けるんじゃないかと思うところもあるし、なんせ不慣れなので歌に夢中になるとタッチが不安定になったりもするのですが、それ以前の問題として、才能がある人って楽器を何に持ち替えてもやっぱり才能があるんだなあということをひしひしと感じました。
 こんな人がうちの教室にやってきたら、どうやってこの桁はずれな才能を殺さずに育てればいいのか、怖くて震えがきてしまいそうな気がします(笑)多分技術的なことが上手な人はいくらでもいるのですが、技術では補えない部分っていうのが案外大きくて、それはなんだ?と言われると説明できないのですが、彼は確かにそれを持っているように思いました。

「Purple Stage」が始まった瞬間、なんだか身震いしちゃいました。
 この曲、本当に理屈なしで好きです。カッコイイ本編があって、最後の方で気がつけばだんだんバンドの音が薄くなっていき、最後にはアカペラになっていくのですが、そのあたりの流れのカッコよかったこと。
 「ラーラー」から後の部分はより自由度が増していて「これだけの〜」みたいにアカペラがどんどん進化していきそうな気配が!と思ったのですが、大阪では進化していたかしらん!?

 アンコールの最初の1曲は「空〜美しい我の空〜」でしたが、この曲を贅沢にも5m先で歌われるともう、ただただ心を鷲掴みにされます。この声だけをずっとひたすらこの空間で聞いていたいと思います。
奈良の時に「この曲は奈良でこそ」と思った覚えがあるのですが、赤坂で聞いたこの曲も負けず劣らず素敵でした。
単純に彼の声の音色が好きなのか、それとも途方もなく心を揺すられるその表現力に惹かれているのか、それともただただずっと彼のプロフィールを眺めていたいのか…(笑)なんてことをとりとめもなく思ったのですが、多分全部!?(笑)イタイファンですいません(笑)

一方アンコール2つ目のセッション部分は、ライブハウスという場所の「本領発揮」でした。
特にライブハウスでは昨年も散々一緒にやった息があったメンバーなので、あ、うんの呼吸というものがあって、おもしろかったです。
「じゅあ、Eで。竹ちゃんから…」というつよしさんの声からスタートしたのですが、その時に竹内くんと見交わした視線がとっても親し気でいい感じでした。
竹内くんだけじゃなく、十川さんともスティーヴ、名越さんやKenKenともお互いがやさしい信頼に満ちた顔でアイコンタクトしつつ、音楽はとてつもなく楽しい方向へどんどん転がっていって、心躍る時間でした。

「トモジです。トモジですがな〜に〜か〜」とスキャットしたり、スティーヴさんのボイパを真似て返したり、ノリノリで止まらなくなってしまったスティーヴに、しまいには「スティーヴ!!」とママが子どもに言い含めるような口調でわざと言い含めたり(笑)…そんな部分も全部セッションの中の音楽の一部。POPでリズミカルでとびきり楽しい時間でした。

竹内くんやKenKenは客席をを煽るのもとっても上手で、うまく彼らにのっけてもらってわたしたちも置いてきぼりにはなりません。
また、KenKenはファンよりも先につよしさんの言葉に真っ先に受けていて、どこでだったかつよしさんが「KenKenしか笑ってへ〜ん!」なんて拗ねた口調で言った場面があって、確かにKenKenはよくわからないところで声をあげて大うけしてましたが、それを見てちょっと時差ありでファンもくすくす笑いました。

箱が小さいからお互いの音や表情が届くというのもあるのでしょうけれど、このセッションはソロを取っている人、それを見ている他の楽器の人の表情がよく見えて、手に取るようにみなさんの気持ちが伝わってくるような気さえしながら見てました。

 長い長い1曲が終わった時点で、もうあまり時間がなさそうでしたが、ステージの人たちももちろん観客も「もっと!もっと!」と思っていたのが明らかで、時計をちらっと見ながらもう2曲やってくれました。
堂本兄弟の建さんの掲示板で「つよしマンブラザースバンド」のところを読むとよくつよしさんは「気持ちよくなったんだろうね〜歌い出したよ!」なんて書いてありますが、ああ、こうやって音に歌詞を載せていくんだなあというのを今回見せてもらった気がします。これが結構ちゃんとした曲になっていて、ずいぶん以前のどんなもんやの「作曲ズドーン×3」の頃と比べたらびっくりする進化っぷりで(あたり前じゃ、笑)正直参りました!という感じでした。
 ここは速報にも書きましたが、即興の歌詞が入って、その歌詞から即興でまさしく今、できたてのほやほや曲をそのまま、観客も一緒にコール&レスポンスするのです。その空間の楽しくわくわくすることといったら@@
 このままライブの場で曲を作っていけば、エネルギーの節約になるし…みたいなことも言っていた気がしますが、ちょっと細かいところは忘れてしまいました。

 総じて、奈良では、つよしさんの「個」が強烈に浮かび上がるライブで、「彼」と「ファン」が手探りしながらじっくり「愛」を確かめ合ったり「理解」を深めあったライブという気がしたのですが、赤坂では「ステージの上のみなさんの中にいて楽しそうなつよしさん」や「他の個性に引っ張られたり、化学反応が起きたりして、自由奔放に広がっていく音楽」を楽しめた気がします。

特に彼がライブハウスでライブをやる時の醍醐味のひとつに、セッションのコーナーがあって、ファンにとってはこの時間はつよしさんの音を楽しむ時間であると同時に、彼がみんなと一緒に作り上げていく音楽を、その場で彼と一緒にオンタイムで興奮しながら見守る時間だと思うのです。
 「なんだかすごいことになってるぞ!わ〜っ!!」と思ってちらっとつよしさんに視線を戻すと、彼も同じような顔をしていることに気がついて、「すごいぞ!共有してる!」と感じることがとっても幸せだと思えたりします。

 彼のライブを見ていると、十分に手ごたえを感じることができる素敵な音楽仲間である人たちと音楽することをひたすらに楽しんでいる彼と、自分の中から出てくる音楽の「純度」をひたすら高めたいという、とことんストイックで純粋な気持でいる彼とがとってもせめぎあい、闘っているように感じる時があります。
 
 ライブを見るとわかるのですが、決して彼はどちらかの面を否定しているようには見えないし、どっちの彼も本当の彼なんだと思えます。

 そんな彼の姿を見たり、その歌声に触れたりするうちに、どんな方向であれ彼が自分の思うように進んで行けますように…なんて心から思えるようになりました。
 彼も言っていたように、彼の人生は彼のものなんだし、一回こっきりなんだし。
 それはわたしたちにも言えることですが、「自分」を大切にすることがひいては「みんな」を大切に思うことにつながるのかもしれないと思い始めています。相手を大切にしたいと思うなら、まずは自分を高め、大切にすることから始めないとね。な〜んてことを思っています。

 さて。ここからはちょっとした蛇足です。
 実は、わたしたちはちょっと入場が遅れてしまい、気がついた時には同じ「B」のチケットを持っている人の入場はとっくに終了していて、だいぶあとから扉の中に入りました。
 考えられないあーあ!な出来事なのですが(笑)にも関わらずまわりのみなさんがとってもやさしくて、後から入ったわたしたちのために快く場所を開けてくださいました。そんなやさしさをいただいたので、わたしたちもまわりの邪魔にならないように気をつけました。人の気持ちってホント人から人へと伝染しやすくて、やさしさをもらえば返したいと素直に思えるし、逆に誰かがギスギスし始めるとその場の空気自体が伝染してギスギスしてしまうものだと思うのです。
 それはもちろんステージの上の彼との関係とも似ていて、それはそれは心地よい気持ちになりました。
 もちろんライブハウスなので、興奮するに連れて、より見やすい場所へと自然に移動して行ったりしたのですが、どんなに興奮する場面でも若いお嬢さんもマダムも(笑)年齢問わずみなさんとっても譲り合いの精神があって、「自分さえよければ」という人がほとんど皆無でした。そんなところもいいなぁと思いました。
 たとえばいい場所なのにいっぱい不自然に空いているのはなぜ!?と思うとその空間の後ろにとっても小柄な方がいたり、かなり奥の方で気分が悪くなった方が出た際も、さざなみのように小声で「係りの人を呼んでください!」という伝言が回ってきたと思ったら、すみやかに係員と気分が悪くなった人のためにさーっと誰かれともなく道を空けて静かに通してあげて、その後はざわざわすることもなく、すぐに切り替えてステージにすっと集中して行ったり…そんな気持ちがいい光景があちこちにあって、なんだかちょっといい気持ちでライブを楽しむことができました。

 それからもうひとつ。この日は開場までの間、妹とことりさんとご一緒して、ごはんを食べたりもちろんつよしさんやKinKiさんの話をしたり、世間話に花を咲かせたりしたのですが、ごはんを食べながら、「洗濯ものをいかに手洗いするか!」って話でとっても盛り上がったのですよね。妹と後から、幼馴染の女友達同士の会話風で楽しかったね〜としみじみ言ったのですが、勝手に幼馴染会話にしちゃって失礼しました。ことりさん。ふっつーに会話に溶け込んでくださって本当にうれしかったです。
 また、帰り際にいよいよサカスを出ようというタイミングで「レインさーん!!」と声を掛けてくれる声がして、あれ?!すごく知ってる好きな人の声!と思ったら10年来のお友達の「そらちゃん」でした。びっくりです。
 当日の日記でだったか、前日の日記でだったか、どこか旅に出られることは知っていたのですが、まさか行き先が一緒だとは思いませんでした(笑)この偶然は相当うれしかったです。またどっかで会おうね!そらちゃん。
 今回のライブツアーでは不思議と会いたい人にちゃんと会えるのでびっくりしています。会いたいけどムリかなあと思う人や、来ていることを知らない相手でも、近いうちにぜひとも会いたいと思っていた人にどんぴしゃ会える不思議。
 これもつよしさんが連れて来てくれた奇跡のひとつだとしたら、相当うれしいです。最近人との出会いが益々宝ものに思える今日この頃です。