ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 のだめカンタービレ12巻

のだめカンタービレ(12) (KC KISS)

のだめカンタービレ(12) (KC KISS)

 やっぱり買いました。だってどうしても読みたかったんですもん。さすがに出たばかりのコミックの感想を書くのは気がひけるので、感想はもう少し後にしたいと思いますが、ものすご〜く面白くて、癒されました。「のだめちゃ〜ん!」「千秋〜!」とぎゅ〜!!としたい気持ちになりました。なんてかわいい人たちでしょう。特に今回は千秋がとっても愛すべき男として描かれていて、ゲラゲラ笑いつつもキュンキュンしました。
 お話の流れとは直接関係がないのでちらっと書きますが、12巻の中でベートーベンの「悲愴ソナタ」について「のだめ」が持っているイメージを語っている場面が出てくるのですが、このたとえが途方もなくて、大笑いしました。おもしろいなあ。悲愴ソナタはわたしも大好きで、試験で弾かされたこともあるので、イメージが沸くような沸かないような。これとは他に「バッハは正しいカレー」というたとえもあって、これもまた面白いです。わかるような、わからないような・・。まるで「裸の王様」を前にした人のように、どう思ったら正しいのか考えているわたしがいます(笑)こんな自由な解釈をする「のだめ」に学生時代に出会えていたなら、もっともっとクラシック付けの毎日が楽しくなっていたかもしれません。
 ああ、読んだばかりなのにもう13巻が読みたいです。