ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 元気がなくてもできること・・というわけで、せっせと溜めていたドラマを見ています。なんといっても一番はまっているのは「瑠璃の島」で今日はとうとうオンタイムで見れました。主人公の瑠璃ちゃんはもちろん、小西真奈美嬢がいいなあと思いつつ見ていたら、今日の回でもっと好きになりました。ひねくれているけれど根っこのところはとてもピュアでまっすぐな先生を好演していて、目が離せません。彼女や瑠璃ちゃんをどこまでもあたたかく、やさしい目で見つめている校長先生の岸辺一徳さんも好きです。
 これ以外では「エンジン」「タイガー&ドラゴン」「anego」「恋におちたら」「義経」が今のところのラインナップです。結局どこか似ている感じのものは、かたっぽだけになり、なんとなく最初を見逃してしまったものは、結局脱落してしまい、見続けているものは結構バラエティーに富んでいて、楽しいです。そういえば、体調が最悪だった昨日、いまさらですがずっとHDDに入りっぱなしだった「タイガー&ドラゴン」のスペシャルを見ました。1月の放送だったのですから、どれだけ入れっぱなしだったのかということですが、これがとても面白かったです。連ドラはもちろんとても楽しみに見ていますが、それを見始めてからこれを今更見るのはどうだろう?と思ったのですが、ぜんぜん大丈夫でした。
 それにしてもクドカンドラマ、どうして彼の作品は登場人物みんな、誰をとっても愛すべき人々ばかりなんでしょう。欠点がたくさんあったりしつこかったり、ちょっとユニークすぎる人たちばかりなのに、みんながみんな魅力的なキャラクターに見えてくるから不思議です。西田さんの落語のシーンは本物の落語家みたいだし、長瀬くんははまり役っていう感じだし、情けないダサい役の岡田くんも新鮮です。(どうやったってやっぱりかっこいいけど)でもでもぶっちぎりで気になるのは、どん太役の阿部サダヲ 氏だったりします。あまりにも変すぎて、おかしすぎて目が離せません。彼が大活躍した回は、オットと十年に一度という大喧嘩をして、収まりきれない思いをいっぱい抱えてしょんぼりしつつ見たのですが、あまりにバカバカしく面白かったので(最大限にほめてるつもりなのです)、深刻すぎるくらいとことん落ち込んでいた自分がバカに見えました。
 夫婦って、所詮お互いの育ってきた環境とか、物事に対する考え方が違うということが前提にあって、何年かけてもやっぱり「そこは違う」という部分があると思うのです。我が家はそういうのが比較的少ない仲良しな夫婦だと思うのですが、なんとな〜くオブラートにくるんでいた見解の相違が、今回はっきりと表に出てしまったなあと言う感じでした。表面的にはもちろんとっくに仲直りしましたが、病気とあいまって本当にキツイゴールデンウィークとなりました。