ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 連ドラ、一話目

 最初に月9です。「スローダンス」はとても期待していたわりに、ちょっとがっかりというのが本音です。これだけの役者を揃えているのに、誰にも共感できなかったのはわたしが月9世代ではないからなのでしょうか?ちょっとさびしいです。まだ序の口ですが、特に主人公の女の子に共感ができませんでした。わがまますぎ、言いたい放題にもほどがあってどうしても「そこがかわいい」とは思えませんでした。このままだと脱落しそうです・・・広末涼子ちゃんの演技は案外好き、ママになってもやっぱりかわいいなあと思ったのですが。
 火曜日の「海猿」と「がんばっていきまっしょい」は両方とも見ました。(1話の時点です)前者は、映画を知らないのでなんともいえないのですが、主人公氏はこんなに普段は軽いキャラなのですか?仕事場での険しい顔とあまりにも素顔が違うような設定にちょっと戸惑いました。時任さんや仲村氏などとぶつかりつつもがんばる仕事場の場面には興味も沸いたのですが、素顔とのギャップに戸惑ってしまい、ちょっとどんなテンションで見るべきか迷いました。
 「がんばっていきまっしょい」も映画を知らないので、事前にそれほど期待してはいませんでしたが、始まってみたらなかなかどうして、想像をはるかに超えて楽しくて、見てよかったなあと思いました。鈴木杏ちゃんがとても存在感があって魅力的です。一歩間違えると「うざい」キャラにもな見えそうな役柄ですが、そうならなかったのは彼女が魅力的に演じているから?素朴でとてもかわいいです。てるてる以来注目している錦戸くんはやっぱりおいしい役で、これからも楽しみです。石田ゆり子さんもとてもさわやかでステキ。市毛さんがまた出ていたので、沖縄(瑠璃の島)から今度は四国にお引越しされたのね、なんてまるで現実とドラマの区別がつかないおばあちゃんみたいなわたしです。(日本縦断、ドラマの旅!ご苦労様です。)
 学園ドラマとして妙に新鮮に思うのは、携帯電話を使っていないことと、方言もあってか、言葉が乱れているという感じがしないからでしょうか?ヤンキーだの、不良少年だのが多かった昨今のドラマにそろそろ飽きていたので、個性的ではあっても普通の子達がたくさん出てくるこの番組がとても新鮮に思えました。先生方はみんな個性的で、四国が舞台のせいか、夏目漱石の「坊ちゃん」みたいと、なんだかそんなことを思いました。中心人物になるであろう女の子たちは、みんなかわいいです。今後が心から楽しみになりました。
 水曜日の「おとなの夏休み」は寺島しのぶさんの演技は見たことがなかったし、事前情報はほとんどなく見たのですが、ドキッとするせりふがたくさん。ちょっと生々しすぎて、塞いだ目の間からこっそり見ているような気恥ずかしさはありましたが、寺島さんがなぜ、あんな風に賞を総なめにしたのかが、ちょっとわかりました。存在感が半端ではない感じがしたのです。彼女を見ていると気になる、惹きつけられる、目で追う、そしてもっと気になる。どうしてなんでしょう。ファンになったというのとも違うのですが、ともかく追いかけずにはいられませんでした。お話自体に興味が沸くかどうかはもう少し様子見ですが、中島知子嬢のOL話は、「anego」や「曲がり角の女」のそれよりも、なんだかリアルな気がしました。
 木曜日の女系家族は、「ドロドロの財産争い」とか骨肉の争いと聞いただけで非常に苦手なので、パスしました。(「渡鬼」だめだし「若貴」のワイドショーも正視できない臆病者です。)
 そして「ドラゴン桜」。これは思ったよりずっと面白かったです。「女王の教室」と同じくらい滅茶苦茶なことを言う阿部ちゃんの桜木先生でしたが、何故かちっとも腹も立たず、へらへら笑って見れるのは何故でしょう?荒唐無稽すぎて、たとえばアネの学校と比較したり、現在の高校生について考えることもなく見れるからでしょうか。
 フィクション以外の何物でもない感じなのがよいのかもしれません。女王の教室にしたって本当にはありえない話のはずなのですが、微妙に痛いところを突かれるので、カチンとくるのかもしれません(笑)ある意味、わたし個人としては、より「女王の教室」の方を意識しているのかもしれません。
 話を戻して、「ドラゴン桜」は娯楽ドラマとしてこれからも楽しく見れそうです。長谷京は、前にタッキーとの月9のときは猛烈に苦手だったのですが、今回の役柄は案外好きです。メガネといいファッションといい、おとぼけっぷりと言い、いやみがなくて、こういう彼女はちょっと好きかもしれません。山Pの頭の向かって右半分がどうなっているのか、とても気になって気になって、テレビの横に回りこんで一生懸命見ようと試みましたが、見えませんでした(あたり前)。気がつけばわたしは軽〜く山Pのファンらしいです(笑)NEWSが出ていても、気がつけば錦戸くんか山Pを見てかわいいかわいいって言ってるよね・・・とはオトートの弁。そうかしらん?そうかもね。
 月9と完全に重なっている「ジイジ」はまだ見ていませんが、これは見続けると思います。
 というわけで、駆け足で自分用の覚書としての一話目の感想です。イマイチといいつつ気がつけば好きになっていくものもあるかもしれませんし、その逆もあるかも。かなり話が進んでから読み返してみると案外おもしろかったりします。