ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「瑠璃の島」

期待どおり、とても好きな感じのドラマでした。配役を見ていてなんて豪華なんだろうと思っていましたが、みなさん芸達者なので安心してお話に集中して見ていられます。テレビ欄の隅っこにあった番組の広告で

親から「いらない」と言われた子供の話。
社会から「いらない」と言われた大人の話。
そして、日本から「いらない」と言われた島の話。

と書いてあって、もしものすごく重い話だったらどうしようと思っていましたが、昨晩見た印象ではそれほどでもありませんでした。個人的には日曜日の「あいくるしい」よりずっと見やすかったし、ドラマの底に流れているテーマはともかくとして、温かくて前向きなイメージを持ちました。一緒に見ていたオトートも結構はまっていました。
 元々大好きな役者さん竹野内くんが、寡黙なのだけど存在感のある役でうれしいです。最後の方で髪を切っているシーンでは(細かいネタばれはあえて避けますね)せりふは少ないのですが、涙ぐみつつゾクゾクしました。
 緒方拳さんと倍賞美津子さんの夫婦の空気もとても好きだしこれからがとても楽しみです。
 昨日はもうひとつ、「恋におちたら・僕の成功の秘密」も見ました。これは肩が凝らずに見られそうな感じです。和久井映見嬢と堤真一氏を見るとどうしても大好きだった別のドラマを思い出してしまいます。これからの展開がなんとなく読める気もしますが、なんといってもわたしにとっては「非常に忙しい木曜日」なので、こういう話がちょうどいいかもしれません。