ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

立ち止まってもいいと思うよ。

「ひっとり〜で生きてゆければ〜!」(by オフコース「SONG IZ LOVE」より「ひとりで生きてゆければ」)なんて気がつけば意味もなく口ずさんでしまっていたやさぐれ気味の最近でしたが(一人で生きて行けるなんてさらさら思ってもいませんが)、今朝ふとこの曲を思い出しました。「真昼の星」です。
合唱曲だということは覚えていたのですが、誰のなんの曲集に入っているのかもさっぱり思い出せなくて気持ちが悪いなあと思いつつ、口ずさんでいたのですが、思い出しました。高田三郎さんの合唱曲集「心の四季 」 の中の一曲がこの「真昼の星」という曲なのでした。うろ覚えですが「ひかえめな素朴の星は、真昼の空のはるかな奥にきらめいている」というような歌詞だったように記憶しています。いつもそこにあるけれど、見えないので忘れている真昼の星。でも確かに存在してるんだなあなんて、しみじみしてしまいました。ハイテンションの時にはそんなことはちっとも思い出さないのですが、事故騒ぎがやっと片付く目処がたって気が緩んだのか、やっとまわりに目がいくようになってきたみたいです。
気持ちがいっぱいいっぱいだと、ついつい自分がひとりでぽつんとそこにいるように錯覚する時がありますが、そうじゃあないんだよなあ・・・そんなこともあらためて感じつつ、バロンと歩きながら月曜日の青空を見上げて思いました。
「わかってもわからなくてもいいと思うよ」から始まって、「ゆっくりでもいいと思うよ」「がんばりすぎなくてもいいと思うよ」「立ち止まってもいいと思うよ」
この「〜と思うよ」は最近のお気に入りです。
力がいい具合に抜けて、しかも押し付けられる感じがぜんぜんなくて、便利でいい言葉だなあってつくづく思います。