ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

もちろんフィクションです(笑)

今朝、夢の中で「まるで夢のようだ」と思いながら(笑)目が覚めました。こんなにいい夢はなかなか見れません。
登場人物はKinKi Kidsとコミック「のだめ」のおかまの真澄ちゃんと、ギタリストの西川進さんとわたし、夢ならではのジャンルを超えた(コミックキャラまでいるなんて)そうそうたるメンバーです(もちろんわたし以外!)
わたしたちは何もない砂漠の上を何日も旅していて、疲労が極限に達していました。満点の星空の下焚き火を囲んでぐったりして、しばらくの沈黙の後、「じゃ、俺歌うわ」とつよしくんが立ち上がって澄んだ声で歌い始めました。情感のこもったアカペラです。頃合を見て疲れ果てているはずの光一くんも立ち上がって、「じゃ、踊るわ」と言って声にあわせてダンス。これがまた指先まで神経が行き届いた素晴らしいダンスなのです。他に音のない静まり返った中で歌と踊りを堪能しながら、真澄ちゃんとわたしはこんなことを言います。「ティンパニーでしょ、こういうとき不利だわ、旅には持って来れないしね、あんたのピアノもかついじゃ来れないわね」「うんうん」とうなずいていると、横から西川氏も「エレキは電源がないと音を出せないんだよ」(アコギは?という突っ込みは夢なのでなし)と哀しい顔をしています。夢ながらなんだかリアルで笑えますが、何故か3人で人生のうまくいかないことについて静かに憂っているのです。
そして歌やダンスに触発されていつの間にか手拍子足拍子で参加して、5人でなぜか星空の下セッション!「ああしあわせ〜!」「しあわせだねえ」とみんなで言い合ったところで目が覚めました。
多分土曜日に聞いたキンキラでのアカペラの「KISS2」全曲紹介があまりにも印象に残っていて、こんな夢をみたのだと思います。アカペラでしかもワンフレーズ、歌詞も音程も時としてあやしいくらいなのに、なんであんなにあの歌声に惹きつけられ、焦がれてしまうのでしょう?!こういう音楽から生まれる「気持ち」というものには捉えどころがどころがない、説明できないところがあって、それをなんとか伝える言葉を探しているうちに一生を終えそうな気さえします。音楽の楽しみ方を伝えることが仕事でもあるのに、そんなことでいいのかしら?とふと思いますが、ロマンだわ〜と思ったりもして。