ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

ミュージックステーション!

始まってすぐ、一緒に見ていたアネが「あれ、つよしくんかわいいじゃない?」と意外そうな声で言いました。この子が彼らをほめることは滅多にないので、これは相当いいってことだわと思いながら走ってきて画面を見ると、まさしく今週の水曜日にしんどいのスタジオで見た髪形のつよしくんで、それだけで幸せな気分になりました(単純!)。実は直前までわたしは苦労しながらパソコンにあるソフトをインストールしていて大急ぎでテレビについたので、一瞬アネの方が早かったのです。
それにしても今日のKinKi Kidsはとてもバランスが良くって、久しぶりに二人揃って生番組に出ている姿がこれだっていうのが本当にうれしかったです。彼らがキラキラしていて、しあわせそうでほわ〜んとしている姿を金曜に見られると、週末すべてが元気に過ごせる気さえしてくるから不思議です。よく思い出して見ると、たいがいどっちかが猛烈に忙しくてふらふらなことが多い気がするのですが、今は「SHOCK」を控えているとはいえまだ光一くんがとことん忙しくなっていそうでもなくて、双方がいいコンディションだったのでしょうね。そう考えると新曲にタイアップがないのも、かえってよかったのかもしれません。
シンデレラクリスマスは、イントロから大好きです。あのイントロがあんな風に展開して、あの歌いだしにつなげられるのが素晴らしいなんて、何回聞いても変なところに関心してしまいます。この曲は決して派手ではないのですが、すごく彼らに合っているといつも思います。この曲のPVは特に好きなので、この曲を聞くと必ずPVの映像が浮かぶのですが、今日はふたりともあまりに素敵だったので思い出しもしませんでした。
新曲の「anniversary」は、織田哲郎さんの曲だそうで、初聴きの感想はていねいに大切に歌っているなあと思いました。イントロは僕羽根とも少し似た哀愁漂うイメージですが、歌い始めるとKinKi Kidsらしい素直でストレートな感じ、「王道」のラブソングだという気がしました。多分何度も聞いているうちにより深く、あじわいを持って聞こえてくる気がしています。感想も聴きこむにつれ変わって行きそうな曲です。途中から光一くんがチャゲ&飛鳥の「飛鳥」に見えて仕方なかったのはなぜでしょう?!ブレスかなあ?なぜか、そんな風に見えました。つよしくんは歌い方はていねいだったけど、最近多かった「力をあえて抜いた歌い方」ではなくて結構声を張った感じが逆に新鮮でした。歌に関してもトークに関してもいつになく今回は余裕たっぷりで、どうしたの?なんて言ったら失礼ですが(笑)それもまた新鮮でした。Satomiさんの詩はKinKi Kidsで言えば、光一くんの自作曲に近いテイストだという感じがしています。「堂本剛」の自作曲では考えられないスイートな詩ですが、それが相変わらず「ROSSO」や「si:」から抜け出せないわたしにとっては逆に新鮮、まがいもなくKinKi Kidsでした。
今回の歌は20枚目の記念シングルだそうですが、記念シングルと言うと歴代のシングルの歌詞を散りばめたりしてお祭り的な楽曲になっているものをよく耳にしますが、この「anniversary」はタイトルこそ「記念」という感じだけれど中身はいつも通り平常心できちんと勝負している感じがして、そんなところが彼ららしいと思いました。発売が楽しみです。