ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

卓球少女愛ちゃんと卓球少年オトート!

我が家から数キロ離れた場所で国体の卓球の試合が開催されていて、オトートたち卓球部の子達はこぞって見にいったらしいです。車でも15分以上かかるところなので、送ってほしそうにしていたのですが、こっちだって貴重な日曜日。「自分で行きなさい。」ということで自転車で朝も早よからでかけて行きました。
友達は自分のカメラとお父さんのデジカメを持って、オトートは双眼鏡を持っていったのはかの卓球少女福原愛選手が出るからで、送り出してしばらくして近所の井戸端で仕入れた情報によると福原選手の出番は4時半だそうなのに、良い席で試合を観戦したい(本音を言えば有名人が近くで見たい、もしくはうっかりテレビに映るかもしれないというありえない妄想を抱いてかもしれませんが)ということで、途方もなく早くから出かけたわけだったようです。現地では小学校時代の親友で今は校区の関係で別の学校に行っている友人とも偶然に合流して、観戦したり途中でマクドナルドに行ったり、アピタで買い物をしたりゲームをしたり、一日楽しくて楽しくて、時間がすぐにたってしまったようです。(そんなに席を離れて場所取りはどうなったのでしょう?)
思えば中1になって行動範囲が飛躍的に広がりました。アピタの辺りは自宅から自転車だと30分近くかかる場所なので、小学校の頃は親と車で行く場所でしたが、今では友達と冒険を兼ねてどこまででも行ってしまいます。映画も友達と行くようになったし、部活が休みだと、一日自転車で走り回る休日もあります。
今日も結局帰ってきたのは6時前で、すでに真っ暗になっていました。福原選手目当ての変なおじさんたちの話やら、新しい卓球用具の話やら、部活の顧問の先生が審判をしていた話やら、親友とたくさん語った話やら、珍しくいつまでも話していましたが、こうやってどんどん自分たちの生活を広げて行くんだなあと思うと、感慨深いものもありました。肝心の卓球少女の試合はというとアッと言う間に終わったそうで、どうだった?と聞いたらまわりも大騒ぎしていたし、あまりよく覚えていないとのこと。まるで「アイドルに群がるファン」といった様相の会場だったそうで、「福原選手も気の毒だよな、他の選手にも迷惑だし」と案外冷静に言っていました。