ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

火元責任者返上

オットが今日の昼頃帰国しました。20日間は短いような長いような日々でした。
 ところで、わたしは学校に通っている頃「火元責任者○○先生」と書かれた教室の札をボ〜ッと良くながめていました。わたしが知っている限り、学校が火事になったことはないし、ボヤが出たりしたこともないし、生徒のわたしが火元責任者になるわけもないわけで、怖がらなければならない事態は何ひとつ起こらなかったのですが、何故かその札をながめるたびに怖いなあとドキドキしたのを覚えています・・その責任の重さを考えると身が引き締まると言うか。多分学校では便宜上一人の先生の名前が書いてあるだけで、そんなに深い意味や責任はないのでしょうけれど、わけのわからない恐怖に襲われていたのです。
 オットがいない日々に抱いていた気持ちは、この頃の記憶の中の漠然とした不安にとてもよく似ていて、玄関に「火元責任者レイン」という札がぶらさがっっているような気分でした。別に「何かあったらおまえのせいだぞ」と言われるわけでもないのですが、オットが帰ってきた今日「火元責任者」を返上した気分でホッとしました。このままオットはお盆休みに突入してしまうので、これからは毎日3食に追われることになると思うとちょっと憂鬱ですが、それでもやっぱり用心棒はいたほうがいいかもと思います。