ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 陽気に誘われて!

 今朝から2人のレッスンを終えたところで、11時45分。大慌てでお財布だけ持って飛び出しました。近所のスーパーの朝市が12時までなのです。目玉商品は4枚1000円のサーロインステーキと、100円の卵。298円のイチゴなど、「底値買い主婦」を自認する者としては、猛烈にそそられるラインナップです。う〜ん、これが行かずにいられようか・・・ということで、自転車を立ちこぎしておつかいに行きました。
 そうしたら、ものすごい混みようで、びっくり。レジに並ぶ列が、スーパーの後ろの方まで延びています。前で卵を持って並んでいたおじいちゃんが、「陽気がいいもんだから、ホイホイ人が出て来ちまうんだよ!」と憎めない大声で言いました。「ホイホイ出てきて、悪かったわね〜!!」笑いを噛み殺しつつおじいちゃんの後に続いたわたしです。
 さて、家に帰ったら例によってオットが嬉々として腐葉土をかき回していました。朽木を割ったりしています。虫が卵を産みつけていないか、それが孵っていないか、きっと探しているのでしょう。
あまりに熱心なオットを見ていて、先週の金曜日のNACK5の坂崎さんのラジオの「週刊坂崎」というファックスを思い出しました。内容は転載できないので、詳しくは書けませんが、同じくお魚マニアの坂崎さんが、音楽のみならず、「魚の飼育者堂本剛」を力を入れてほめていらしたのがおかしかったのです。
 そういえば、ラジオ本編でも魚についてのマニアックトークが大炸裂でした。音楽ではなく魚を語った部分は「わけがわかならい」と言う声をそこらじゅうで聞きましたが、わたしはなるほどね・・と普通に聞きましたよ。「水槽が重くて家の底が抜ける心配」という話はオットも良くしているし(しかも、我が家はグランドピアノと虫棚は同じ部屋にあって、更に危険!)、「ENNDOLICHERIを大きくするための工夫、たとえばえさとか、環境とかの努力は惜しまない」というトークは、それこそ輸入カブトムシから孵った2代目くんを大きく育てる方法や、ツノを大きくするための工夫なんかに酷似していました。(たいがい家で育てた二代目のオスは笑えるほどツノが小さいのです)虫好きも魚好きも似たようなもんだな・・というのがわたしの結論です。
 もちろん「すばらしい趣味だ」と奨励はいたしませんが、オットを見ていると、それがあることでご機嫌よくニコニコ暮らせるのなら、ま、いいじゃないか!という気持ちです(笑)ただ、時々温室のラップを食い破って、畳を練り歩く巨大かぶと虫を踏みそうになったり、「飛んでくる巨大な虫をよけながら呆然とする」ということがなければ(案外、これがむずかしい、怒!)OKという意味ですからね。
 多分、オットはオットで、雑誌やDVDに埋もれつつ悦に入っているわたしを見て、同じ事を思っているに違いありませんが(笑)ともあれ、午前中いっぱい土をほじくりまわしていたオットは、とりあえず気が済んだらしく、よかったです。今週は、部署が変わったばかりの上、残業続き、本当に忙しそうでした。虫さんたち、わたしは友達になれそうにもありませんが、せいぜいオットを癒してあげてね(笑)