ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 お出かけ記録 その3 銀座 G-notionsさん

いつもたくさんの拍手、及びスターをありがとうございます。
拍手コメントで短くひとこと、日記に共感してくださったと残してくださった方がいらっしゃいました。うれしいです。ありがとうございました。
さて。
たまたま先週からたて続けに出かけたので、どのお出かけの記録なんだかわからなくなってきたので一旦整理します(笑)
今日の記録は、空さんと先週の火曜日、16日に月島からスタートした「24散歩話」の続きです。
ちなみにその1の月島もんじゃ屋さん編はこちらから。
その2の表参道編はこちらから。
そしてこのエントリーがその続きのお出かけ記録 その3になります。
表参道で美肌スムージードリンクを飲んで、元気を取り戻したわたしたちは、一路銀座へ向かいました。
行き先はFINEBOYSの8月号の連載、宇宙人に逢いたいに載っていた、タッセル屋さんの「G-notion」さんです。
ちなみにこのお店のホームページはこちらです。
そもそもここに行きたいと思って動いていたわけではなくて、たまたまふたりとも天魔さんのポスターが大量陳列されている表参道のツイートを読んだ時、一緒にこのお店にも行かれた方のツイートを目にしたことから始まりました。
お互いたまたま仕事が休みの日だったし、どうせなら行けるだけ、行ってみたいところに行ってみようじゃないか!!というのが一致した意見で、そうなると話が早くて「どこだろう?」「表参道からなら全然寄れる距離だよね?!」なんてあっと言う間に行くつもりで話が始めるわたしたち。
スゴイのは空さんで「多分だいたいあの辺って場所はわかると思う!」と頼もしくおっしゃってくださったので、わたしはただくっついて行っただけ。持つべきものは方向音痴じゃない友達です。
ということは・・・わたしは持つべきではない友達!?ヤ、ヤバイ(笑)
ちなみにaccessのところには、銀座の駅を降りて徒歩1分と書いてあります。
一階はお箸屋さんで「銀座夏野」と書いてありました。
ここのお店の中に階段があって、そこを降りて行くとG-notionsさんがあります。
せっかくなので1階のお箸屋さんも見て回ったのですが、びっくりするほど高価なお箸がいっぱい。
黒檀とかつげとか楓とか、材質が書いてあるもの、京都とか輪島とか、地名の入っているお箸、夫婦箸、一点もののお箸などがずらり。
どこかの映画でこんな風景を見たことがある。果たしてなんだっけ?と思ったら・・・失礼ですが、思い出されたのはハリーポッター。ダイアゴン横丁のオリバンダー杖店でした(笑)
様々な材質の魔法使いに必須の高級な「杖」を売っているお店なのですが、箸もある意味生活の必需品で西洋人のかつて習っていた英語の先生などに言わせると魔法の道具!?にも見えるそうですから・・・(笑)本来であれば、かなり吟味して選ぶべきなのかも。
とはいえ、ここのお箸は1膳で8000円とか、軽く一万円を超えるものもたくさんあって、見ているだけで楽しかったというか、見て帰るだけで十分満足です、ありがとうございました・・・という感じ(笑)
いつか両親にプレゼントとか、そういう目的でならいいお箸を買いに来ようかしら?なんて思いながら店の中を階段を降りて目的地のタッセル屋さんへ。
階段の途中には、こんな看板が。

そしてこんな見本も飾ってありました。

ひとことでタッセルというと、普通カーテンを止めてあるふさ飾りを思い出すことと思います。
あるいは、ここ数年、コウイチさんの衣装に多用される巻物によくくっついてる「あれ」とか!?(なんでああいうの、いろいろくっついてるのでしょ。ご本人の趣味とは思えないのですけれども、よく仲間内であれのことが話題になります、笑)
そのタッセルだけでそもそもお店が成立するのかしら?なんて疑問も沸くことと思いますが、一歩お店に入ってみると、カーテンをまとめるだけじゃなくて、いろいろな用途に使われるたくさんのふさ飾りがところ狭しと陳列されています。
ものすごく大きくて材質もシルクとかの、いかにもやわらかそうな、高級そうな「ザ、タッセル」という感じのものから、綺麗な色の小さな房飾りの数々。
シャンデリアの先に小さくかわいく下げられていたり、ポーチのファスナーにくっつけてあったり、ストラップのように加工してあったり、用途もさまざまに工夫してあって、いかにもつよしさんが食いつきそうな感じがプンプン(笑)
色も材質も様々で、絶対に元は洋風の何かなのに、不思議と和の雰囲気を醸し出しているもの、エキゾチックに見えるもの、高級感あふれるもの、かわいいもの・・・本当に様々で見ているだけで楽しかったです。
途中までほかにもお客様がいらしていて、お店の方がニコニコしながら接客してらっしゃるのを邪魔にならないようにちらちら目で追いながらいろいろと見ていたのですが、その方の買い物が終わってから、空さんがお店の方に話しかけてくださって、いろいろとお話を伺うことができました。
ちょっと夏目三久さんっぽい雰囲気のふんわりおっとりした感じの素敵な女性の方が「お写真も好きにどうぞ!」「つよしさんが立たれていた場所はこちらですよ!」と雑誌を手にしながらいろいろと丁寧に教えてくださいました。
タッセルと一緒に売っていた小物の数々も、ここの方が世界のあちこちから丁寧に探して来られたのではないかしら。とてもお洒落でかわいいものがいっぱい、見ているだけでとても楽しかったです。
ちなみに・・・

ここが撮影場所なのですが、よ〜く見て!「ここがつよしさんが立って写真を撮られた場所なんですよ。写真を撮って帰られたらいかがですか?」と言ってもらっただけでドキドキしちゃって舞い上がってしまったわたし(笑)
家に帰って画像を見てびっくり。
下が半分切れてるから・・・う〜ん、バカぁ。動揺し過ぎ。
でもありのままに・・・ということで繕わず、このまま載せておきます(笑)
もっと美しい写真をご覧になりたい方は、空さんちへGO!

そしてこれが雑誌にも載っていたつよしさん撮影の「宇宙イソギンチャク」
タッセルの房を下から撮ってるのですよね。
これもおねえさんが「ここでね、この角度から撮ったらあの写真ができるんです!」とやさしく教えてくださいました。
そしてやっぱり動揺して言葉が一切出てこないマヌケなわたしと、おねえさんに「カバ」をさらっとスマートにアピールする空さん(尊敬です、もう!)
たまたま取材日がつよしさんのお誕生日の日だったそうで・・・
あのくらいに撮影したものが、8月号に載るという感じなのかというのも驚きでしたが、その日がお誕生日と聞いて、小さなキーホルダーにつけられるくらいの小さな美しいブルーのタッセルをお店の方がプレゼントされたのだそうです。
それを聞いて、週末に会う友人たち用と自分用に思わず買ってしまったのがこれです。

さらに、自分用のおみやげとして、前から欲しかった小さなハサミにこれまた綺麗なタッセルがついているのを買いました。

つよしさんは一点もののタッセルや小物など、結構たくさんお買い物もして行かれたそうですが、お店の方によると「とっても華奢で素敵な方でした・・・」とのことでしたよ。
先にいらしてたお客さんの邪魔にならないように気を使ったり、お先にどうぞと言ってあげたりしていたそうです。愛がある方なんですね〜とおっしゃっていて、そうでしょうとも!と顔を見合わせてニコニコするわたしたち。
いろいろとていねいに、親切に教えてくださったお店の方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
「タッセル」と言えば「カーテンをまとめるための道具」という固定観念にとらわれてしまいがちなわたしたちですが・・・
「ちょっと待って、これ何かに見えない?」「これ何かに使えない?」「これ、こうしてみたらどう?」とほんの少しのアイディアと工夫が入るとたちまち新しい何かへと早変わり。
こういう精神はわりとつよしさんのお得意とするところで、ファッションやアートだけじゃなくて、彼の創り出す音楽、使う楽器、使うコード、つむぐ言葉にも既成概念やきまりにとらわれない自由さがあって、時としてハっとするほど新鮮で素敵に感じる瞬間があります。
そんな「彼らしさ」を味わっているうちに、自分の中にも「心のやわらかさ」みたいなものが生まれるといいなあと思う今日この頃です。
年とともに「発想」も頑固に縛られて行きがちだけど、いくつになっても既成概念にとらわれず、何かちょっと他と違う発想を怖がらず試してみる楽しさっていうのかな・・・
そういう楽しさがわかってくると、自分の世界は今より限りなく広がってゆくような。
この日は折しも「天魔さんがゆく」初回の放映日の翌日でした。
空さんとふたりして、寝不足の目をこすりながら、月島から始まって、表参道、銀座とあちこち歩き回り、ドラマのこと、つよしさんのこと、いっぱい語り合った一日になりました。
楽しかったです。次は「瞬き」発売直後かな!?(笑)とするとそんな先じゃない予感!主題歌関係のなんやかんやもまた、楽しみに待ちたいです。