ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 1+1=∞

(これは夕べ、土曜日の夜に書いた日記ですので、土曜日の深夜の気分でお読みください。)
Mステを何度も見たいのに、きのうからこっち全然ひとりになるタイミングがありませんでした。
なんとも間が悪いです。
それじゃなくてもきのうも・・・
仕事が7時50分、ぎりぎりに終わって生徒を送り出して、テレビの前に滑り込んだらちょうどミニステの音楽が始まったところでした。
「うわ〜い!!ラッキー!!」と思ったのも束の間。同じくテレビの前に滑り込んできた人が・・・よりによってオットではないですか(笑)なぜこのタイミングで!?
そして喜んでいるわたしの隣で「つよしってば、髪の毛どうしたの?くるよちゃんみたい!くるよちゃんみたい!」と連呼する人が一人。
ぷんぷん。なぜにアナタもここにいるの!?(笑)
そしてくるよちゃんとは失礼な・・・ごほごほごほ・・・確かにちょっとくりっとしたお目々がくるよ師匠に似てるっちゃ似てるけれども(笑)
そう言われれば気になるじゃないの。えらい先入観を植えつけられてしまいましたよ(笑)
ちょっと髪型をふわっとさせれば・・・あら不思議!今はとっても美ビジュなのに〜そんな風に「ここぞ」というところであえておおかたの期待するイメージをはずしてくる、そういうところも大好きなんだからしょうがない(笑)
ただし・・・友人の中で約2名。猛烈にこのビジュアルが好みというひとたちがいて、ツイッターで会ったらたいそう喜んでいたのでほっこり。
ことつよしさんに関してはファンの好みも千差万別なので、おもしろいなあと思います。
一方のコウイチさんは安定の美ビジュアル。ああ、コウイチさん、KinKiにお帰り。襟元のキラキラがすっごく素敵でしたね〜多少背が高かった気が・・・いえいえ多くは語るまい(笑)
せっかく間に合ったというのに、外野がうるさくてなんとも集中を欠く状況の中、ミニステが終了、そしてMステがスタートしました。
そのあともちらちら出てくるたびに家族がどんどんやってきて、「え?なになに?KinKi出てるの?」とワイワイしながら見ていたので、なんだかなぁな状況だったのですが、歌が始まったとたん、そんなことは全部どうでもよくなりました。
すごいなぁ「Anniversary」。一瞬にして空気を変えたよ!!
漆黒の世界の中に浮かびあがる無数の星々。ブルーと白のライト。しっとりとした真摯な歌声。
そして超集中。周りの音が一切聞こえなくなりました(笑)
歌が終わったとたんマジックも解けて、またガヤガヤワイワイ、元に戻っちゃったのですけれども。
そしてそして・・・今日、さっき。
やっとひとりふたりと家族がキッチンから去り自分の部屋に行ったので・・・先ほどからリピートができるようになり、怒涛の「Anniversary」三昧をして、やっと生還したところです。
今回の歌を聴いてものすごく思ったのが、ちゃんとふたりの声が聴こえてるってことで、ここがすごくわたし的には大事なポイントでした。
ニゾンはジャニーズのお家芸とかよく言われるけど、補い合うユニゾンじゃなくて、個性と個性が合わさって重なって、こっちにちゃんと二人分飛んでくるユニゾン。そんなところがとても好き。
ソロ三昧の今年の中で、貴重なツーショット。貴重な二人の声が合わさる瞬間だったわけですが、久々に聴いたこの曲が、なんだかとってもわかりやすいメロディーラインと歌詞に思えたのは、今年それぞれが渾身の力をこめて創ってきた世界観のどちらともまた全然違う色をしていたから。
ソロでの世界観は片や「ラカチノトヒ」片や「Danger Zone」・・・このあたりが代表的な色だとすると、そのどちらもかなり個性的でマニアック。
どちらも世間の好みのど真ん中とはあえてちょっと離れたところに立って、さらに正反対の方向を向いて走っているようにも見えます。
ソロにおいては、そういう二人の個性的で世間に媚びないところがそもそも大好きなわけですが、こうして母体に戻ってきてみると、この感じもまた断然彼ららしいと感じられます。
老若男女、誰の心にもまっすぐ届く、普遍的でストレートなバラードを歌い、歌に対して、表現に対してとっても真摯で、どこかせつないほど真面目で、その佇まいがなんだかとってもノーブルで・・・ふたりしてとっても愛らしく隅っこでちんまりと固まってるその姿のかわいらしいこと。
そうそうこれがKinKiなの。
奇をてらわず好青年なふたりがストレートに放ってくる楽曲、そして歌声。
瞬時にしてKinKiの色に戻るふたり。1と1を足すと2じゃなくて無限大になる。可能性が限りなく広がる無敵の二人。
わたしは今年のようなソロ三昧の年があっても全然平気派ですけれども、それと並行してテレビとかラジオなど、お茶の間で応援できるKinKiとしての活動が約束されていたら、もうちょっとどちらのソロも安心して楽しめる気がしています。
今はKinKiファンはお茶の間ファンとして楽しむことが成立しずらい環境なので、よけいに不安になるのだと思えてなりません。
特にわたしはやっぱり「どっちも」派なので、いつだって両方(KinKiおよび各ソロの世界)の世界観にちゃんと隅っこでも触れていたいです。
先日シャッフルしていろいろなKinKiソングを聴いていたら、たまたま「エンジェル」が出てきました。
今年のライブでこれが聴けたら神なんだけどなぁ〜毎年一番聴きたい冬の歌はこの曲だ!と思いつつはや10有余年。やっぱり聴きたいです!KinKiさん。
あるいは「サマルェカダス」あるいは「ユキムシ」
あるいは「ハルカナウタ」あるいは「Love U4 Good」
あるいは「ライバル」(Fコンバージョン大好き)・・・とくれば「Black Joke」も必須でしょ!
あるいは「ルーレットタウンの夏」・・・とくれば「藍色の夜風」もよね。
あるいは「こたえはきっと心の中に」。堂島氏だったら「Misty」もいいよね。「きみとぼくのなかで」もまだ聴き足りてないですよん。
ちょっと寂しくなっちゃったから楽しいところで「Rocket man」に「KinKi Kids forever」。「KinKiのやる気満々ソング」もまた聴きたい。
古いのだったら「抱きしめたい」もいいよね〜
比較的新し目のだったら「ノーチューンド」とか「Love is」でしっとりと。あっ!「約束」これ、ライブで聞きたいなぁ。
踊るんなら久々の「情熱」でも!あっ。わたし的に絶対はずせないのがあった!「ひらひら」。
途中あきこちゃんともメールしながら、どんどんふたりであげにあげていくと、あっという間にセットリストができちゃいそうな勢いですのよん。楽しいなぁ。
やっとKinKiの季節が到来です。
テンションも上がってきたことだし、楽しい冬になりますように。