ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良に行ってきました!

shamanipponライブ参加のため、一泊二日で奈良に行ってきました。
今回様々なご縁があって、ほんとうにたくさんの方々とお会いすることができました。
お世話になったすべてのみなさんに感謝をこめて。ありがとうございました。
そもそも同じ日にライブに入るわけでもないのに、わたしたちが行くからという理由で集まってくださった友人たちがいて、そのやさしさが本当に心に沁みました。
わたしたちの到着時刻の関係上、ちょっとお昼ごはんの時間がずれちゃったのですが、それが幸いして、人でごったがえしていた時間を上手に避けて、久々のカナカナさんでランチもできました。
お店の方が親切で「人数が多いので別々になっちゃったらごめんなさい。」とおっしゃりつつも、奥のお部屋に順ぐりに通してくださって、気がつけばみんなで食卓を囲むことができたのも素敵な思い出です。
そして再会の話題はあちこちへ飛び、それはそれは楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとう!
もちいどの通りには天井の方にたくさんの手書きの灯篭が飾られていて、そのひとつに「十人十色」と書かれているのを見つけて友人たちとキャーキャー言い合ったり、そのとなりが「家内安全」で「やっぱり偶然じゃない」と笑いあったり(笑)
夜間にわざわざ何時間も車を飛ばして、ライブ終わりのわたしたちに逢うためだけのためにわざわざ奈良まで来てくれた友人がいたり、京都に到着して近鉄に乗る直前から夜中まで、ずっと遊んでくれた友人もいました。
ご縁がご縁を呼び、思いがけない方と突然お会いすることができたりもしました。
なんだかどうしても本当に出会ったという証を残したくて(笑)あつかましく握手させていただいたのですが、その手のぬくもりはつよしさんが運んでくれたご縁から…と思うとかなり感慨深いものがありました。
年令も環境も全然違うであろうわたしたちが、初対面や二度目ましてなのにこんなにニコニコと語り合えるしあわせ。
初めてお会いした「つよしファン」という共通点だけのやさしいみなさんと、雨がざんざん降る中、ちょっとしたむずかしい局面にぶち当たって、西大寺の駅前の軒下で一緒に知恵を絞ったりもしました。
二日間丸々ご一緒することができて新しいご縁をつないだ方、二日目に朝から駆け付けて一日遊んでくださった方。
ほとんど面識がなかったのに、アクセサリーが一緒だったり、大好きな店が一緒だったり、ものの感じ方、日常的に大事にしていることが一緒だったり。たくさんの共通点を見つけてたちまち仲良しになれたり。
わざわざ言葉に出さなくても感じ合えたこともたくさんあって、どの方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
お互いのことをそっと気遣ったり、できる限りの手を尽くしたり…あちこちでさまざまなドラマがあったなあと思います。
それはそれはドラマチックな旅でしたが、その中でもドラマチックのクライマックスはやっぱりライブでした。
始まった瞬間にたちまち心を持っていかれて、終わって丸1日以上も経った今もまだ地に足が着いていない気がします。
あの狭い空間で繰り広げられた音楽を、パフォーマンスを、見たい人が全部見れたらいいのに…と胸がちくちく痛む感覚と共に切実にそう思いました。
特に今回特設会場だったこともあって、どうしても横浜のtankや、もっと昔、ソロを始めたばかりの頃のrossoあたりのライブからの流れが思い出されてならなかったのですが、今の音楽的進化は初期の頃とは比べようもないくらい確固たるものがあって、彼の音楽の歴史と進化をまざまざと感じさせられました。
何よりも最近は肩の力が抜けていて「これはやる」とか「これはやらない」という縛りがどんどん少なくなっていて、より「なんでもあり度」が増して自由なライブでしたが、これはとてもとても素敵なことでした。
ミュージシャン、ドウモトツヨシはもちろん存分に、隅々まで堪能できましたが、同時にこの人が紛れもないアイドルで、とんでもない吸引力で自由自在に観客を、バックのみなさんをひとつにしてそれをまたパワーに変えて放っていること。
歌声、ギター、ダンス…何をやっても表現者として強烈な個性を発揮して、どこにもない唯一無二の世界を創造し、わたしたちに見せてくれていること。
何を聴いても何を見ても…心にストレートに入ってきて惹きつけられてやまないということ。
知ってはいたけれどもすでにあたりまえになっていた様々なことを、いろいろもう一度一から思い知らされました。
でありながら、小さい空間がゆえ、つよしさんのとっても人間らしい一面も垣間見れて、ふと素の顔をしている時、後ろ側のバンドメンバーに向ける顔、ちょっとしたしぐさまで肉眼ではっきりよ〜く見えて、ああ、この人確かに生きていて、ちゃ〜んと生身でそこにいるんだなぁと実感できる不思議な瞬間もたくさんありました。
明日からちょっとずつライブのなんやかんやについて、書いて行けたらと思っていますが、今日はプロローグ的に書いておきます。
雨音がずいぶん存在感がある今現在の彩の国ですが、奈良のshipの中もMC中などかなり雨音が響いておりました。
そのせいか、さっきからライブのあれやこれやばかりが思い出されます。
こうやって雨の音をきっかけに何度もライブのことを思い出せるならそれはそれで大歓迎。
梅雨も楽しく過ごせそうなそんな気がする日曜日の深夜です。