ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

「とーくべつよしちゃん」…の話をする前に(笑)

28日は、午前10時と午後1時からふたつレッスンをしてから出かけることになっていました。
プラス、合間に我が家の夕食を作る予定だったので、はなから猛烈にバタバタすることが容易に想像できていたわけですが…
更に追い打ちを掛ける出来事が。
それは突然。
一人目のレッスンが終わった11時過ぎに、けたたましく外からサイレンが聞こえました。
救急車じゃなくてサイレン。火事?警察?
ものすごい大音声です。
生徒を帰して既に10分くらい経過しているので、多分彼女に何事かがあったような話じゃないだろうと思いながら、わたくし、カレーの人参の皮をむいておりました。
相当な音は気がつけばやみ、しばし静寂に包まれたので、なんだったんだろう?と思いながらカレーの具を全部切り終わってお鍋に入れ、換気扇を回してちらっと窓の外に目をやると…
なんと、我が家の目の前にパトカーが止まっているではありませんか!!
なにごと?!!
驚いて外へ見に行くと、パトカーは一台だけじゃなく、うちの前の小さな通りにちょっとずつ距離を開けて3台。
そして日頃は、午前中からそんなに人通りが多いわけでもない通りにわらわらと野次馬が集まっています。
みなさんが行く方向に曲がってみると、更にこっちの道にもパトカーが3台。そこら中に警官。そして知らないおばちゃんが、聞きもしないのに「あの、青い車と、こっちの白いの、あれも覆面パトカーだから」と教えてくれました(笑)
なぜにパトカー大集合?しかもこんな住宅地のど真ん中に?
泥棒逃走中とかだったらイヤだし、割烹着のまましばしその場に留まって何事が起ったのか探ろうとしたのですが、結局事情がわかる人は誰もおらず。
たまたま我が家はアネもオトートも家にいたし、午後には自分が出かけてしまうので、困ったなぁと思いながら帰宅。
そうは言っても一分たりとも時間が惜しいくらいやることが満載だったので、カレーを作り、昼食を食べ、次の子のレッスンをしていたら、今度はインターホンが鳴って、警察の人が立っているではありませんか!!「お話聞かせてもらえませんかね?」ですって。二度びっくり!!
聞けばご近所中を事情を聞きながら回ってらっしゃるのだそうでした。
どうやらご近所で連れ去り事件が発生したそうで、悲鳴を聞いたという人も何人かいるのだそうです。
おそるおそる、連れ去られたのは子どもですか?と聞いたら「違います。大人です。」とのこと。生徒じゃないのはわかったのでひと安心。逆に大人の女性の連れ去りって?ストーカーってこと?…と疑問は深まるばかりです。
とはいえレッスン中だしそのことに引っ掛かっている余裕がなかったので、すぐに何事もなかったかのように仕事に戻り…終わるや否や大慌てで家を飛び出し、とーくべつ…に行ってしまったので、結局どうなったのか、捕まったのかどうか、そもそも連れ去りが本当にあったのかどうかさえまったくわからないのですが、物騒な世の中になったものだと思った事件でした。
きのう生協の仕分けをしていたら、となりのおばちゃんが出てきて、彼女は箱根の温泉に行っていたので、事件のことはまったく知らなかったそうで、根ほり葉ほり聞かれたのですが、わたしの話が全然要領を得ないので呆れてました。
なんでもっとちゃんと警察の人に聞いてみなかったの?大事なことじゃない。この辺の人かどうかとか、どんな人で、ご近所の人も気をつけなきゃいけないかどうかとか、いろいろ聞いてみればよかったのに…
ああわたしがそこに居ればよかったなぁ、なんで箱根に居たんだろう…
「いやいやみんなが注意しなきゃならない事態なら、きっと警察の方がそう言っただろうし、言わなかったっていうことは大丈夫なんじゃないですか?」と言ったら
「それはそうでも、もっと詳しく知りたいじゃない。そういうものでしょ、人間って。」とおばちゃん。う〜ん、人間ってまで言うか(笑)おばちゃん野次馬過ぎ(笑)
そんなこんなで、28日は出かける前にひと騒ぎあって、電車に乗った途端、大爆睡しちゃって、気がついたら待ち合わせ駅の数駅前でした(笑)
いつも奈良や京都のライブの時、西の地に降り立つと、さりげな〜く出てきてくれて、一緒に遊んでくれる友人と、今回は逆パターンで東京で待ち合わせ。
たまたまこの日はショコラ嬢と一緒だったし、そのあとつよしさんに逢うわけで(逢うというのがふさわしかどうかは別として、笑)まさしくライブのために奈良や京都を旅する時とそっくりな気分なわけですが、お泊まりの人はいつもと逆。
さらに西の友人は荷物がほんのちょっとで、旅してきた感じにはとても見えず(笑)むしろ私の方がムダに大荷物(笑)
更に3人の性格上「キャーっ!!」というノリでもなく、まるできのうの続きのようにまったりのんびり歩き出しました。こういう感じ好きです。
神楽坂あたりをちょっとだけぶらぶらするつもりが、待ち合わせ時間あたりでなぜか一天にわかにかき曇り…状態に。
天気予報がばっちり当たったなぁと思いながら赤城神社の鳥居の前まで行くと、看板が飛ぶほどの強風になっていて、神社の大木の葉っぱの急襲を受けました(笑)
何か飛んでこないうちに…と大慌てでお参りをして、傘を出したり畳んだりしながら飯田橋方面へとことことお散歩。
落ち着いた先は甘味処、紀の善さん。

やっぱりここは、松下奈緒さんとのしんどい、神楽坂Walker!でおふたりが食べた抹茶ババロアを。
抹茶のほろ苦さと、甘すぎないあんことクリーム。見かけより全然しつこくないので、するする入っちゃいました(笑)
スイーツに目がない西の友人がことのほかうれしそうだったので、お役目を果たせた気分〜♪ほんとよかったです。
そして雨もやみ、飯田橋からいざ水道橋へ。
友人とわたしたちの受付時間が一時間も違ったので、それぞれてきとーに席をはずしながら、東京ドームでライブが行われる時はいつも、みんなの溜まり場と化している某お店へ(笑)
「はは〜ん、あそこだな。」と思ってらっしゃる方々がいらっしゃることと思いますが、そこです。また行きましたよ、元旦ぶり(笑)
多分これからも行くと思うので名前は一応伏せますが(笑)ここではKinKiファンになりたてという超フレッシュな大学を卒業されたばかりのお嬢さんと合流。一緒にご飯を食べました。
その方は、偶然ご縁があって、この日は夕方の部でつよしさんに逢い、翌日は帝劇にてSHOCKをご覧になるという神スケジュールなのだそうです。
あとから聞いたところによると、どちらもとても楽しんで帰られたそうですが、何を見ても新鮮に驚き、感動している彼女の姿を見ていたら、自分がファンになりたてだった頃の気持ちを思い出しました。
ああ「初心忘るべからず」です。
どきどきしながらCDの封を切ったり、雑誌のテキストや写真を何度も見返したり…それだけでしあわせだった日々のことを忘れずにいたいなぁ。
ドキドキしながらライブの日を指折り数えて待っていたその気持ちはそんなに変わってはいないけれど、舞台だって映画だってトークショーだって、あってあたりまえとは思いたくないなぁ…ひとつひとつ大切に楽しみたい…なんてしみじみ思いましたのことよ。
そんなことにちらちら想いを馳せつつ…意外とあっという間に夜の部開始時刻が近付いて、いつもながら最後はどんなに時間があろうともバタバタになって、小走りで会場入りすることになるわたしたち(笑)
次はトークショー本編について触れたいと思います。