ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

ブレスレット

昨年、9月4日の平安神宮ライブに行く直前に、友人たちとある方にブレスレットを注文しました。
心惹かれたのは、その方がブレスレットを作ってくださる場合、顔を合わせてお話をするのが基本条件ですが、あとは全部おまかせ。
「どの石を使ってくださいとか、どんなものにしてくださいとか、そういうのは一切言えないんです。」
というところ。
「会って話をしていると、その人自身が見えてきて、その人が本当に必要としている石で作ります。」
ということで、よくわからないけれど、なんだかとても心惹かれたので、作っていただくことにしました。
そしてお会いしてこちらの予算を言って…あとは生年月日だとか、自分のことを聞かれるままに少しだけお話して「よろしくお願いします。」それでおしまい(笑)
お願いしたのが平安神宮に行く2日前、商品が到着したのは平安結祈が始まる2日前。
なんだかこのタイミングも不思議でとてもおもしろかったです。
そしてできてきたのがこれです。

それこそ、何ひとつ注文を出していないわけですが、実際に手にしたらとても気に入りました。
友人たちのと娘のも一緒に作っていただいたのですが、みんな使われている石がそれぞれ違います。
並べてみると、ブレスレットの作家さんは、わたしたちと一度会ったきりで、ちゃんとその人っぽさが現しているものを作ってくださったように思えるから不思議ね〜と話したり。
ブレスレットと一緒に、ひとつひとつの石がどんなものなのか、ただし書きがついています。
水晶、ルビー、ガーネット、アメジスト、スーパーセブン、フローライト、ラブラドライトトルマリン、レッドルチルクオーツ、ブロンズルチルクオーツ…いろいろ入ってます。
見たことがないような石もたくさん。
石を見ているだけでも楽しいです。
一緒に作ってもらったbonyarihitsuji嬢、ショコラ嬢とわたし、共通して入っているのがファントム水晶という石。
これは水晶玉の中にまるで△が木の年輪みたいに入っているものなのですが、「うっわ〜みんな△入りだーっ!!」な〜んて、なんだかうれしかったり(笑)
そしてブレスレットが来てから、作ってくださった方とちょっとだけお話したのですが、その方がおっしゃるのは、わたしのブレスレットにだけ入っている、最も特徴的な石は、ルビーなんですって。
写真で言うと、一番下の色の濃い石の隣のピンクっぽいような、紫っぽいような色の石です。
注意書きによれば、ルビーには「生命力と奥深い強い愛情を象徴した石」という意味があるそうですが、これがわたしを現す石?
客観的にそのイメージとあっているという気はあんまりしないけど、願望としては、かくありたい…という気がします(笑)
他の方や一緒に作ってもらったアネは、いろいろと不思議なこととか、創造的な未来のいろいろな話をされていたのですが、わたしに関して彼女が言ったのは、こう。
「あなたを見ていると、『ザ・おかあさん』。おかあさんそのものという感じがします。」
なんだかあまりにまんま過ぎて笑ってしまいました(笑)そっか、ルビーは「おかあさん」を象徴しているのかしらん。
おかあさんって言うと聞こえはいいですが、「ママ」って言いかえるとなんだか過保護な人とか、愛情過多な人とか、小うるさい人とか、愚かな人とか…昨今ではなんとなくマイナスなイメージもあって、要注意です(笑)
でも一方で、大地のイメージというのもありますね。
(ここのところ、そのお世話になっている「土」に人が人為的に多大なダメージを与えているのが本当に悲しいですが…)
カンタータ「土の歌」の中の大地讃頌には「母なる大地の懐に 我らひとの子の喜びがある〜♪」というのがあります。
「寝雪を溶かす大地のような ぼくの母親」
これは四季の歌。
「人みなの命の糧を 作り出す土〜♪」(ふたたび土の歌の「農夫と土」です。)
という歌もあって…
プラスイメージで「おかあさん」を捉えて、奥深い愛情を持った人になれるように努力したいものです(笑)