ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

  めざせ!ウクレレマスター

 オトートが高校の音楽の授業でウクレレを作ったのですが、おとといはそれを使ってウクレレのテストでした。
 昨年はオカリナを作ってオカリナのテストがあったのですが、なんだかうらやましくてたまりません。
 すっごく楽しい音楽の先生だなぁと思います。わたしが受けたいくらいです。
 ただ〜選曲があまりにもイマイチで「四季の歌」だったので、彼が練習すればするほど陰気な空気が家中に流れ、困りました。
 1小節はストロークが4回でAmとDmとE7しか出てこないのですが、彼の演奏のつたなさも手伝ってひどく物悲しくて泣けました(笑)
 そして数十分練習した後に、必ず「おかあさん、ちょっと!」と呼ばれて防音室で伴奏を弾かされる毎日がほぼ1週間続き、とうとう彼の手からは血が滲み、文句を言うのかと思ったら「おぉ、これぞ血のにじむような努力ってヤツだね。オレ、初めてだよ〜」なんて感動している変なヤツ(笑)
 あまりにも興味津々すぎて伴奏するだけじゃあきたらなくなって、とうとうわたしも数日前からオトートの練習後にウクレレストロークを練習したりしたのですが、コードをきちんとタイミング通り押さえるのも骨だし、コードを切り替えるのも意外とむずかしいものだということがわかりました。ギタリストの方ってこんなことを日常的にやってるのね。ピアノよりずっとむずかしいんじゃないかと思いました。ギターを習ってみたいとずっと思っていたのですが、ハードルは高そうです。
 ウクレレはギターよりはずっと小さいから、手が小さいわたしにとってはコードを押さえるのは簡単だとたかをくくっていたらとんでもない。たいして練習したわけでもないのに、指の腹が水膨れになってしまいびっくりです。
 わたしの指先って、鍵盤を物心つく頃から連打し続けているのでカッチカチで絶対に強いはずだと自信満々なのですが、ぜ〜んぜんダメダメ。これ以上やったらピアノに支障が出そうだったので、早々に切り上げました。
 オットが練習しているオトートを見て、KinKiの「きよしこの夜」を思い出すと言ったのですが、ホントにそんな感じです。あれをいきなり仕事でやらされて、テレビで披露するのはイヤだったどろうなぁ。ちょうどオトートの年くらいの彼らじゃなかったかしら!?
 でも、結局それが彼らのお仕事の幅を広げ、10年後には「White Dragon」のあのリフなんかを弾いているわけですから、継続は力なりで、「うまくなりたい」という情熱は何をも動かすということなのでしょう。
 話は遠い世界の話じゃなくて、非常に卑近な世界に戻ると(笑)…手作りのウクレレはチューニングもしょっちゅう狂ってしまうし、イマイチなのですが、これだけ親子で遊べれば十分です(笑)「いつか本物を買いたいよね〜」とも親子で話しているのですが(笑)
 最近たまたま引っ張り出した友達からいただいた音源の中にJake Shimabukuro氏のものがあって、聞いてみたらショッキングでした(笑)ぜんっぜん違う!!違いすぎです。違う楽器みたいです(笑)
 でも楽しかったからまっいっか…と話していたら、夕べ帰宅したオトートが「おかあさん、次のテストは「乾杯」だから・・・って…まだやるのね(笑)
 先生、お願いだから、もうちょっとご陽気なヤツにしていただけませんでしょうか(笑)
 毎晩聞かされる方は骨なんですけど(笑)