ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

雪を踏んで〜♪

きのうの夕方、お出かけからの帰り道は真っ暗になってしまったのですが、家々の屋根や路地の雪明かりで意外と明るくて、裏道に残った雪を時にさくさくと踏みながら歩いて帰りました。
いつもは最寄駅に自転車を置いてあるのであっという間に家ですが、ゆっくり歩くと15分くらい。ほんとうは駅と駅の間に家があるので、もっと近い最寄駅からなら10分弱なのですが、今日はスーパーに寄ったので、遠い方から帰りました。
きのうが激寒な日だったらもっと苦だったと思うのですが、朝はともかく夕方雪がやんでからは風もなくちょうどいい感じ。ダウンを着て歩いているとちょっと汗ばんで、空気がほど良く冷たくて、鼻歌交じりに家に帰りました。
「ドッラッドレッミ〜ラドッラドレッミ〜」なんだかとっても調子の良いリズムとふわふわなメロディーが思い浮かんで、これなんだっけ?と一瞬考えてわかりました。
無意識に歌っていたその曲は、映画館で聴いたNIPPONのつよしさんのギターソロのフレーズだったのでした。
今回のNIPPONのソロギターのフレーズ、ほんとにド真ん中で大好きです。
あの音を鳴らしたのが、たとえ見たことがないミュージシャンだったとしても、通りがかりの駅で音を鳴らしているアマチュアバンドのお兄ちゃんでも、まったく言葉がわからない異国の方でも…きっと惹きつけられてやまなかったと思うのですが(笑)あの楽器を弾いているのは紛れもなくつよしさんで、彼の手から繰り出される音楽は紛れもなく彼の声のテイストを持った彼自身の中から出たフレーズで…
実際は長靴で雪を踏んで歩いていたのですが、雲の上でブーツを履いてふわふわとステップを踏んでいるみたい。
両手に持っているのは楽器じゃなくてスーパーの袋だったのですが、シャカシャカ言う音でさえもがまるで音楽。
というわけで、すっかりとあのフレーズに夢中です。あと何回見れるかな。
ライブCDがほしいです。
「ふわっふわっふわっわ〜 ふぁふぁふぁふぁふぁふぁ〜♪」
歌っているうちにだんだんアレンジされて来ちゃって、いつの間にか自己流になっていたりして(笑)それもまた楽し。
音で遊ぶ、リズムに乗っかってみる。心が華やぐ。楽しい気持ちになってくる。心が期待に充ちてくる。なんてったって気持ちいい〜♪
今日はとても暖かな一日だったので、あっという間に雪は溶けつつあってきのうの雪がウソみたい。
確実に春の足音が聞こえてきたかも。
「春っていつ!?」(まだ言うか、笑)