長いこと使ってきたスヌーピーのレッスンノート（525円）を注文しようと思って楽器店に電話したら「残念ながら絶版になりました〜」とさわやかに言われてしまって大ショック。
調べてみたら確かにそうでした。ここにも書いてあります。
毎年40冊くらい買っていたものが絶版したなんて、わたし的には大ショックなニュースです。
多分少なくとも4〜5年は使っていたのではないかしら。
毎週の出席シールや合格シール、練習量を把握するためのシールもついていて、レッスンそのものの管理が自動的にできて、とても使いやすかったのに残念です。
仕方がないので、先日代わりのものを探すべく楽器店に行ってきました。
「ディズニーはまだありますよ。スティッチとかゼルダの伝説とかマリオはいかがですか？」といろいろ見せてもらったのですが、どれも子どもは喜びそうですが、大人の生徒さんに使うにはあまりにもかわいすぎて困ります。
そう思うと、スヌーピーというのは哲学的なキャラでもあるし（ちと大げさかしらん、笑）オトナも子どもも使える絶妙なキャラクターだったなぁと振り返っています。
サンプルとしてスティッチと今までの半分サイズのちょっと味気ないけれども超事務的な感じのノートと2冊を買ったので、生徒たちに見せてみました。
子どもたちの反応はというと、もちろん誰に聞いても「スティッチがいい！！」これは想定の範囲内。高校生も大学生も、なぜかうちの生徒はみんなスティッチ好きです。
大人の生徒さんには「スティッチはかわいすぎですよね。こちらの小さいのを大人用にすることも考えていますが」とおずおずと切り出したら
「いえいえ、先生。スティッチでいいです。小さいノートじゃ老眼の目には字が小さくて…大きければ大きいほど大歓迎です！」とおっしゃるのでびっくり。
そうか、そのことを配慮していませんでした（笑）
スティッチのレッスンノートは今までのスヌーピーのものよりも宿題を書く欄が少しだけ大きいのです。
というわけで、このノート、少々かわいすぎではありますが、丸くおさまったので、楽器店に電話したのです。
そのスティッチのレッスンノートはこんなのです。
そうしたら、いつも出るはずの売り場のお姉さんが不在で、今日はたまたまいつも我が家にピアノの調律に来てくださる女性の方がたまたま電話に出られて、わたしだとわかると、いきなり
『先生、見ましたよ〜ほら〜先生お勧めの…』とおっしゃるので、何かの楽譜を彼女に勧めたっけ？この間買った子どものバッハ導入用教材の池田さんのあれ？それとも平吉さんの「南の風」かなぁ？なんて思っていたら…
『先週の僕らの音楽ですよ！！先生！』って（先にお仕事の話、しましょうよ〜、笑）
ピアノの先生として事務的な会話をしている時に唐突に趣味関係の話になるのはとても気恥ずかしくてドキドキです。
彼女とはもう10年以上のつきあいですが、昨年の調律の後で、偶然わたしが居間のテレビ台の上に並べて置いていた「SHOCK」のDVDと「薬師寺」のDVDを見つけられてしまい、KinKiのファンだということがバレてしまったのです。
ちなみに彼女は宝塚ファンで、帝劇仲間ということでまずSHOCKの文字に引っかかり、薬師寺ってなんですか？となったというわけです（笑）
「先生ってものすご〜くクラシック一直線の方だと思ってました（いやいやいや！）。そういう分野の音楽にも造詣が深いのですか？」と言われました。
（造詣が深いとか言われると、独特の気恥かしさがありますねん、笑。そもそもわたしのイメージってどんな？）
その彼女がたまたま見た「縁を結いて」にはたいそう心に引っかかった言ってました。カルチャーショックを受けた…ですって（笑）なんだかわからないけど涙が出ました…ですって。宮根氏との対談もまた奥が深かったと。
たまたまタイミング的に音組のYouTubeがあげられていた時だったので、思わず「結構いい音質でもう一度見れますよ」とよけいなお世話しちゃいました（笑）
今回の曲は、音楽に関わっている人たちにわりと評判がいい印象でとってもうれしいです。
「歌がうまいとは知ってましたが、ひとつ道をはずして（この言い方おもしろい。どっちが道をはずすんだかわかりませんが、笑）声楽科とか行ってたら著名なオペラ歌手とかなってたんじゃないですか？彼。確か演技も上手なんですよね！？」と言われ思わず「ははは」と乾いた声で笑ってしまいました（笑）
オペラ歌手！！
想像もつきませんが、思わずおやつコロッケのポスターのふたりがイタリアのオペラのワンシーンにおさまる絵が浮かびました（笑）なんだかおもしろかったので、とりあえず日記に書いておきます。
にしても、仕事の電話の最中にこういう話をすることにはちっとも慣れていないので、危うくレッスンノートを頼まずに電話を切ってしまうところでした。冷や汗冷や汗（笑）何やってんだか、わたし。
