ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 初心忘るべからず!

今年は結構たくさんのライブに行っていて、たまたま今年は初めてのライブが多いこともあって、予習用に復習用に、曲目が知りたくて…コンサートのレポを探してみようとあちこち検索する機会がたくさんありました。
あちこち検索して新しいところへ行ってみて感じたこと。
ブログには大きく分けてふた通りあって、検索してきた一般人にとてもやさしい、誰にでもわかりやすい文章が書き連ねられている場所がある一方、書かれている人の名前、場所、曲名、すべてが暗号みたいで「いちげんさん」には誰の事やら何のことやらさっぱりわからない場所もあります。
はっきりと「わからない人は入って来るな!」的な注意書きがある場所もあります。
こういうところに何度かあやまって足を踏み入れてみて、ふたたび自分の文章を読み返してみたのですが、なんとわたしもそうでした!うわっびっくり。
いつしか「いちげんさん」にはとてもわかりにくい文章になっていることに気がついたのです。
「ふぇるまーた」という場所はそもそも開かれた場所にしたい…という気持ちで始めた日記です。
「常連さん」と濃い会話を繰り広げたいと言うよりは(そもそもそんな方がいらっしゃるほど大きなサイトでもないですしね、笑)通りすがりのいろいろな方に読んでもらえたらうれしいし、全部でなくていいので、ひとつでも共通点を見つけられて、集まってくださったどんな方とでも親しく話ができる場所に…と思って公開し始めた場所でもあります。
それがいつしか読み手がちゃんと変換してくださることに甘えて、文章や固有名詞をはしょるようになっていたのでした。
たとえば「E☆E」とか「しんどい」とか「兄弟」もそうですし「愛かた」とか「侍」とか…広く言えば「BPM」もかな?(これに関しては全部書くのがしんどいということもありますね、笑)
ファンには当然なボキャブラリーでも、外から来た人には敷居が高いわけのわからない文章になり兼ねないということもあらためて痛感しています。
一方で、たまたまお邪魔したサイトで「いちげんさん」「通りすがり」にもとってもわかりやすい文章で心温まるライブレポに遭遇したりすると、ブロガーさんの人となりが素敵で大好きになるのはもちろん、その方が応援するアーチストさんたちにも更に興味が沸くし、勧められている音源を買ってみたりもしたりして…気がつけば別世界のその方のブログがお気に入りに入って、あちらからも来てくださって、影響を与えあって化学反応が起きたりもするのですよね。
そしてそういう行き来ができるのがブログの楽しいところでもあるのでした。
そもそも「公開している」ということがどういうことか、そのことの重みをちょっと忘れていたような気がします。
自戒を込めて…「初心忘るべからず」です。
そんなことを思ったタイミングで書いたので、上の「ココロ見」についての文章はなるたけたまたま通りすがっただけの方にも優しい文章になるように考えて書きました。
結果ちょっとくどいですが、だんだんにちょうどいいバランスで書けるようにリハビリしていきたいです。