ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 やっとまわりが落ち着いてきました。

しばらく身の回りにいろいろなことが起こって、ろくろく日記が書けませんでした。
ふぇるまーたは基本楽しい話題を…と思って書いている場所なので、触れるかどうしようか迷ってました。
我が家の出来事ではなくて、まわりで起きた事の数々なのですが、ちょっと暗い内容ばかりとはいえ、いろいろと考えされられることばかりだったので、やっぱり触れておこうと思います。
明日からは平常の日記に戻すつもりですので、いつものテンションの日記が読みたいという方は今日の日記はパスしてもぜんぜん大丈夫ですので、念のため。
ことの起こりは、ひったくり事件です。
どうも最近うちの近所が物騒です。ちょっと前エンドリケリーDVDを見ていると書いたあたりの日記を書いた頃から連続ひったくり事件が起きていて、最寄駅付近、500M先と日に日にだんだんに近づいてきて、とうとう2軒先の家の真ん前で近所の人がひったくりにあう事件がありました。
犯人は15歳〜20歳くらいのバイクのふたり組だそうで、未成年かもしれないねという話から、友人がPTAママ友さんから聞いたという話『加害者がうちの子たちだったらどうしよう。』と涙を浮かべて心配していたというのを聞いたら、急に事件が遠い場所の他人事じゃなくなって場がシーンとなりました。
もちろんその方の子どもさんは問題を抱えてはいても、状況から見て、どう考えても今回の犯罪にかかわっているなんてことはほぼ皆無に近いのですが、そんなことを心配しなくてはならないことが、なんだかとってもやりきれない気持ちになったのです。
一刻も早く犯人は捕まるといいなあと思います。これ以上被害が拡大しないように。そして、少年たちが更に犯罪を重ねないようにと願わずにはいられません。
更にその翌週には、朝9時前に我が家からほんの数メートルの小さな交差点で、赤ちゃんをおぶったママの自転車と妊婦さんが運転する車が衝突する事故が起きました。
ドーンガシャっ!!というすごい音の直後にものすごい赤ちゃんの泣き声、あまりのことにドキドキが止まりませんでした。
携帯がない!携帯がない!という女性の声がしたので、携帯を持って外に出て救急車を呼んであげたのですが、ああいう時ってとっさに警察を呼べばいいのか、救急車なのかさっぱり判断ができなくて心底困りました。(まごまごしてたら斜向かいの奥さんが、ベランダから『救急車!救急車!』と教えてくださいました。)
幸いにも、自転車の赤ちゃんもおかあさんもかすり傷程度でたいしたことはなかったみたいでよかったです。不意に交差点から人が飛び出してくることが多いところなので、車の方もかなり遅いスピードで走っていたのが幸いしたみたいです。
よく出会いがしらの事故があるところなので本当にゾッとした事故でした。
たとえ身体の傷は浅くても、ママごと倒れておでこに傷を負った赤ちゃんや、車を運転していた方のおなかの赤ちゃんに大きな精神的ショックが残らなければいいなあと思います。
そうこうしているうちに、今度はアネの高校専門学校時代の仲良しさんの弟さんが命を絶ったという知らせがとびこんできて、アネもわたしもとってもショックを受けました。
亡くなった子のおねえちゃんは今は千葉に住んでいるのですが、引っ越したあとも地元にも結構頻繁に遊びに来ている子だったし、アネの専門学校時代はいつも一緒にいる仲間のひとりだったので、地元の友人や専門学校の友人たちと誘い合わせてお葬式に行ってきたようです。
そこまで追い詰められてしまっていたご本人やアネの友人の女の子はもちろん、女手ひとつでふたりの子どもたちを一生懸命に育てて来られた彼女のおかあさんがどんなにショックだろうと思うと胸がつぶれる思いでした。
アネたち友人のみんなは、お葬式に行って錯乱するおかあさんや、一生懸命おかあさんのそばに寄り添って、自分は泣くこともできずに母親を励まし続ける友達を見て、いろいろと思うところがあったみたいです。
亡くなった子のおねえちゃんを励ますにはどうしたらいいかといろいろ話したそうで、彼女が負担にならないように、でもちゃんとそばにいるよ!という主張はしておこうと、朝に夕に「おはよう」とか「おやすみ」とか短いメールを送ったり、夜中の電話にもつきあってあげたりしているみたいです。
まだまだ19歳という若い命が失われたことはあまりにもショッキングな事件でしたが、どうぞ残ったおかあさまやアネの友達が自分を責めたりせずに、ゆっくりと悲しみから立ち直っていけますように…と願わずにはいられません。
命の大切さ、かけがえのなさを徹底的に思い知らされたできごとでもあって、わが子たちが、生徒たちが、まわりにいるすべての人たちが日々その人なりの日常をちゃんと生きている…ということがいかにかけがえのないことなのか、しあわせなことなのか、つくづく実感しました。
そんなこんなで激動の日々が過ぎ、気がつけば7月です。
生きてると本当にいろいろなことがあるなあとしみじみ思う日々でした。
だからこそ毎日毎日をていねいに暮らさなくては。日々無事に一日が過ぎて、いつもと同じ明日が来ることは決してあたりまえで当然のことじゃないのです。
ちゃんとありがたいと自覚しながら日々暮らしていきたいです。
さて。
明日からは普通のふぇるまーたに戻って楽しい話題をたくさん書いていけたらと思っています。
時節柄、多方面に渡り楽しいこと楽しみなことが満載なのですよね!!
時間をさかのぼったり進めたりしながら、リハビリしつつ(笑)いろいろと書いていけたらと思ってます。
PS:あまり日記を書けなかった間も、スターや拍手をたくさんいただいてました。いつも本当にありがとうございます。心からの感謝の気持ちを伝えたいです。
今後ともふぇるまーた共々どうぞよろしくお願いいたします。