ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

KinKi Kids concert tour J 東京ドーム 3日間のごたまぜ感想 その2

とうとうオーラスが終わってしまい、なんだか一気にさびしくなってしまいました。
ちょっとずつ思いだしたことを書き足そうと思っていろいろ書いていたら、どんどん好き勝手な文章が増えちゃって、感想とも雑談ともつかない感じになってきてしまいました。すみません。
こんな中身が薄い感想なのに、拍手やスター、拍手コメントで励ましてくださった皆様方、本当にありがとうございます。
「どうしても参加できず、みなさんの文章でしかライブを感じることができないので…」と切実におっしゃる方もいらしたので、へたくそですが、わたしなりにがんばってみます。
やっぱり長いので、読まれる方はご覚悟を持って続きを読むからどうぞ。(更に記憶が怪しいので、記憶違いとおぼしきところは遠慮なくご指摘くださいね。)
さて、前回は一回目のMCまででした。

MCが終わると、また全然違う世界へといざなわれていきます。
コーラスの不思議面白い音階を降りてくるような声から始まって、1日目と2日目はなんと言っているのかよくわからなかったのですが、元旦で初めてカウントダウンだったんだと気がつきました。
音程も音の階段を滑り下りてくるようなふわん、ふわん、ふわん、ふぁふぁふぁふぁ〜んっ!!という音。そこにテン、ナイン、エイト…と言葉がついていたのでした。
MAやThey武道のカッコいいダンスからスタートするのですが、途中まではほとんどリズムパートのパーカスの音とダンスのコラポだった気がします。このリズムが不思議面白かったです。
一旦スローになったところからミュートを付けたペットの音がだんだんジャジーに響いてきて、サックスとかの音が入ってきて、チャチャチャチャチャチャっチャチャッチャーっ!!みたいな(すみません、あやふやです!?)特徴的なリズムを刻んだり、宝石に行くまでのこの辺はすっごく音が面白くて、視覚的にもあっちからこっちからダンスのシャワーで面白かったです。
こういう曲と曲の間のつなぎの部分もとっても凝っていて、ライブとしてもショーとしても年々見応えがあるものになってきている気がします。たとえKinKiさんたちがいなくても飽きさせません。
(このあたりは、KinKiさんたちは着替え?次の曲のスタンバイ?)

宝石をちりばめて
CDと同じイントロが流れて、ふたりがあっちからこっちから大画面の中「影」だけで登場。この影がカッコイイの。影だけでもそれぞれの特徴がとってもよく出ていて、間違えないぞな感じ(当たり前か〜、笑)
その後どどーんとふたりの映像も出てきて、確か大画面の中を横切ったり、止まったりしていたと思います。

宝石〜はダンスが面白いです。
とっても近くで見た31日は、ふたりの腰の動きがとっても色っぽいのが気になって、目がひたすらそのあたりに惹きつけられてました(笑)ふたりともびっくりするほど小さくてキュっと上がったヒップ@@@@
サビでは足が特徴的な動きをしていて、間奏では隊列みたいな(マスゲームちっくって言ったらいいかな?)ものを作る動きがあって、最後に行くにつれ、マイケルジャクソンの「This is It.」の映画の中で見たような「人が増殖していくように見える映像」になっていきます。これがとってもカッコイイの。スゴイ!スゴイ!とただただ釘付け。このあたりはもう一度見たいです。

この曲の時はつよしさんがしょっぱなと別の帽子とサングラス。30日はなんだかちょっとチンピラ入ってる!?悪そう〜と思った覚えが(笑)31日はキャップでこっちのが前日のと比べるともうちょいかわいいかも?と思った気がします。元旦はどうだっけ!?

☆walk on…
この曲もイントロがすっごくカッコイイホーンのソロで始まります。
ものすごくオトナな雰囲気。ジャズバーにいるみたいな錯覚をする音なのですが、すっごく好きかも。
ピアノの入り方もすごく好きです。
大きなミラーボールがキラキラしながらするする〜っと降りてきました。
大人っぽいナンバーで色っぽいです。この曲は歌割がものすごく細かくて面白いです。
以前は1番どっち2番どっちみたいな大きな歌割の歌が多かった気がしますが、今回のJアルバムはもっと歌割が細かくて、同じフレーズの歌声が入れ替わったりするのも面白いです。ふたりの個性が喧嘩せずうまく溶け合っていると思います。
間奏もまた、独特の凝った味付けがしてあっリズムパートの連打のところは(このコーナーのイントロとも似てました)思わず一緒に手拍子しちゃったり。
つよしさんが指をさすフリがあって、その指力(な〜んて言葉があるとすれば)にメロメロになりました(笑)
この曲はCDだけで聞いていた時よりずっとエキゾチックなイメージに変わりました。砂漠とか中東の熱い国の中で情熱的に妖しく歌や踊りが展開するイメージで聴いていました。
あれっ!?火柱が上がっていたのはスケステではないはずだから、この曲だったっけ?だからよけいにメラメラした砂漠のイメージを持ったのかも!?(笑)31日はかなり熱がこっちまでやってきました。  


☆メンバー紹介
ホイッスルの音がして、マーチングバンドみたいな感じの打楽器の音で華やかにいつもとは、ちょっと違うぞ!という新鮮な感じでメンバー紹介がスタートしました。チアリーディングみたいなコーラスの声も入ってました。
颯爽とコウイチさんが歩いてきて、メンバー紹介が行われます。「SHOCKちっく」なすっごくよく通るいい声でカッコイイです。
ふとつよしさんは?!と探すと、少〜し後ろの方で無心にステップを踏んでらっしゃいました。この時のおふたりの対照的な感じがとっても印象に残ってます。
今回KinKiさんたちは、ものすごく役割分担がはっきりしているように見えました。このあたりのメンバー紹介はコウイチさん、後ほど出てくる「They 武道」くんたちや30日の「NYC boys」の紹介のあたりの仕切りはつよしさん。
颯爽とカッコよく仕切るコウイチさんのカッコイイこと。
一方のつよしさんはその場で繰り広げられる生の音楽に乗って、本当に無心に心の赴くままにステップを踏んでいたのですが、つよしさんの表情が本当に穏やかで、音楽やダンスを心から楽しんでいる感じが伝わってきました。
ふたりそれぞれが心に残る、とっても素敵なシーンでした。

深紅の花
この曲では、中央スケステにキンキとMAとThey武道とダンサーさんが乗っていて、それとは別にバンド用スケステがあって、バックステージへバンドごと移動してしまうその機動力にびっくり仰天です。
音はどうなんだろう!?動きながら音を出すってどういう感じなんだろう!?音が遅れたり飛ばしちゃったりしないのかしら?音程に影響は?とか救急車のドップラー効果とか、いろいろなものが浮かんで来ちゃってとっても気になったのですが、友達に言ったら、「考え過ぎなんじゃ?ものすごい速さで移動しているわけじゃないんだから…」と言われ、そりゃそうだとも思ったのですが、本当のところはどうだったのかしら!?(笑)

妖しい不思議なCDにもあったあのイントロが流れて「ああ、深紅の花だ!」と思いました。
宝石をちりばめて」から1曲ごとにエキゾチックが増していく感じがあって、この曲で中近東?砂漠チックがてっぺんに。
強いて言えば、この曲の前後に「ビロードの闇」もあってほしかったかも!
あるいは全然中東ちっくではないけれども「情熱」も入ってて、一大ダンスコーナーになったらおもしろいのに…なんてとりとめなく考えてました。
歌もダンスにもKinKiらしさというものを年々感じるようになってきて、このあたりの数曲はまさしくそんな感じだと思いました。メラメラしているのにどこか冷めているような、とってもせつなく濃いのだけれど暑苦しくはないような!?(笑)「硝子の少年」からだいぶ離れた、新しいこれぞKinKi Kidsな形というものが、ちょっと見えてきたような気がしたのですが。(勝手な思い込みかもしれないですが、笑)

☆I will
KinKiさんたちとコーラスの4人だけが中央のスケステに乗って、ゆっくりと前へと戻ります。
CDで聞いている時からコーラスとの絡みが素敵だなあと思っていたのですが、生で聴いたらもっとずっと好きになりました。
30日の日記でも書きましたが、コーラスさんと一緒にスケステに乗って歌声のシャワーを360度浴びせながらゆっくりステージに戻ってゆきます。
この曲では、ふたりそれぞれの声の音色の個性がとってもよく出ていました。
たとえば「よけいな心配させてよ〜♪」というワンフレーズだけでもふたりの声の出し方や表現が全然違っていて、どちらもとっても好き。
コウイチさんの声はちょっと力強くて男らしい表現で、つよしさんはとっても繊細で細やかなやさしい声。そして合わさるとさらにとっても包容力が増すと思いました。
 つよしさんがずっと音楽に乗ってゆるやかにステップを踏んでいて、このステップが軽やかでやさしくてしびれました。
特にコウイチさんが歌うパートになると、ステップと一緒に手もゆらゆらして、その手の表情たっぷりのしなやかな動きにも胸キュンです。時々この人は「表現力のかたまり」のように感じることがあるのですが、この時もまさしくそう。この歌の世界観にあまりにもぴったりな感じでそこにいるので、なんだか心打たれちゃって胸がいっぱいになりながら見てました。
(この時の表情たっぷりの腕や指先の表現は、誰かと似てる!?と思ってたのですが、Bさんとフィギュアの高橋くんじゃ?!と言い合いました。前からちょっと思っていたのですが、このふたりの表現には共通点があるように思うのです!)
この曲もふたりのハーモニーが美しい曲なので、ふたりが穏やかな顔で息を合わせながら歌っていて、それだけでジーンとしました。
また、コーラスさんたちもすっごく素敵なハーモニーを奏でてらして、KinKiさんたちがダンサーさんじゃなくてコーラスさんたちと一緒で、彼らにも近づいていって、狭い空間でみんなで心を合わせて歌う姿というのもとっても新鮮でよかったです。


☆Missing
英語詩なのですが、とってもナチュラルな感じに聞こえました。
元旦に一緒に入ったBさんは英語が堪能な方で、つよしさんの発音(THだったかLだったか)の発音をとってもほめてらっしゃいました。日本人ではなかなかちゃんと発音できている人が少ないんですって。「きっと耳がいいんだと思う」とのことですが、音楽的にも音程が常にとっても安定しているし、耳がいいのだなぁと思うことが多いです。
サビでは歌詞が出ていて、まわりの人たちがみんな歌っていたことにびっくりしました。英語の歌詞をメロディーに載せるのってとってもむずかしいのに、みんなとっても上手ですごいです。
確か札幌や福岡でもみんなで歌ったと聞いていた気がしますが、なぜかKinKiさんたちって英語詩ほど「みんなで歌おうモード」に持っていく気がして、思いだしてみるとくすくす笑えます。
KinKi Kids Forever」もだし「すっぴんGirl」でも延々会場のみんなも一緒に歌ったことをなつかしく思いだします。
この曲はとにかくメロディーがとっても美しくて、KinKiさんたちのやさしい歌声にうっとりしていたら、最後になって小さい子がわらわら出てきました。インタビューによれば、一番ちびっこは確か7歳という子もいたみたいでした。
曲が止まったら彼らは最後のポーズのまま、微動だにしてはいけないと教えられているようで、かたくなに動かないのがとってもかわいかったです。
コウイチさんもつよしさんも、ちびっこがかまいたくて仕方ないようで、微動だにしないのをいいことに、かぶっているニット帽を引っ張ったり話しかけたり抱っこしたり手をつないだり。特にコウイチさんのしつこいくらいのかまいっぷりが、ちびっこ大好き全開で本当にかわいかったです。
ふたりともきっといいパパになるんじゃないかしら!?なんて微笑ましく思いながら見てました。