多分ここは、いろんな方が「どんな風だったのかな?」と気にしてらっしゃるシーンだと思われます。
いろんなスタンスの方がいらっしゃると思うし、参加していた人でも、感じ方も多分それぞれだったことと思います。
で、ここはふぇるまーたなので、もちろんわたしが感じたままに書きますが、スタンスによってはまったく違う風に感じられた方もいらっしゃるでしょうし、どの感じ方が正しいというものでもないと思うので・・・
へえ、そんな風に思った人もいたのね?くらいのおおらかな気持ちで、ゆる〜く読んでいただけたらと思います。
☆光一さんのソロコーナー
そこまではペンライトを赤にしている人と青にしている人がほぼ半々に見えたのが、ここで、一斉に無言で「赤」に変える会場が素敵でした。
もちろんわたしも!!
(ただし、今回のペンライト、素敵なんだけど、ボタンの位置がちょっと変なところで、すぐに触っちゃって、時々勝手に変わったり消えたりするので注意です!注意!)
☆「Danger Zone」
☆「Interactionl」
わたしは近年、コウイチさんのソロコンには行っていないので、どんなことをやっているのかあまり知らなかったのですが、この2曲はテレビで披露されたこともあったので、知ってました。
わたし、ウワサのM字開脚ってやつも、はじめて生で見ました!これかぁ♡という感じ。
ふぇるまーたでもお馴染み、ゆきはなさんにも以前コメント欄でお話していただきましたが、「心配になるくらい、これでもかと踊る」という、その一角を見た感じ。
ソロコンサートでは、こういうのがずっと続くのですよね〜そりゃあ、熱中症にもなるだろうし、消耗が激しいだろうなぁと、心から実感しました。
それでもきっと、今は彼にとっての「闘い時」なのでしょうね。
気が済むまで、とことん打ち込んで創り上げたうたの世界観を堪能させていただきました。
ダンスありきの表現がとても彼らしいし、英語詞のダンスミュージックは、ファルセットを効果的に配したり、声と踊りを何層にも重ねて、多面体でとってもセクシー。
動きがシャープで直線的で、KinKiの時とは全然違うアプローチがあちこちにあって。
ダンサーさんたちの動きもとても複雑で、全体として、ひとつのまとまりとして見てひとつの世界観が構築されてる感じ。
いわゆるジャニーズらしさとも一線を画している気がするし、この人もまた誰とも違うオリジナルなカラーを打ち出しているのだなあということがよくわかるステージでした。
とても新鮮だったし、楽しかったです。
衣装も多分ソロのとき、そのままのですよね?
MCのところでも触れたとおり、だいぶ筋肉がついて、衣装が入らなくなってたそうですが、次元が全然違うにしろ筋トレ愛好者の一人としては(笑)筋肉って関節の周りや骨を支えるから・・・それでケガが防げたりもするだろうし、この夏が未来の彼を支えるかも!そうでありますように!
☆「Slave Maker」
でも、この曲あたりになると、連続でずっと歌い踊るのはちょっとしんどそう?と思った絶妙のタイミングで・・・
「カモーン!つよしくん!!」と呼び込み、出てきたのが相方でした!!
なんせ初日だし、誰も何が起きるかまったく知らなかったわけで。
こういう仕掛けがあるとは夢にも思ってなかったのです。
突然つよしさんの名前が呼ばれ、ギタリストつよしの登場で、場内がギャーっ!!となりました。
ここが多分最大のハイライトのひとつ。
「のひとつ」というのはもちろん、逆パターンもあったからですが・・・
バンドのいる上段にいるつよしさんにスポットが当たったときの興奮。
エレキギターをかき鳴らすつよしさんのひずんだ音。
このときすでにだったと思うのですが、つよしさんが長いスカートみたいなのをパンツの上から履いてたような。
あれ、すっごく色っぽかったです。
そして、コウイチさんがそっちへ行って、肩に手を置いて「繋がれた〜♪」と歌い、つよしさんと背中合わせになったときのゾクゾク感ったら!!
多分あの瞬間のあの光景はきっと忘れないと思います。
ああ、わたしは背中合わせのKinKi Kidsが多分一番好きだ!!
つよしさんがずっと前から、いつかコウイチの後ろで自分はギターを弾くだけっていうのもやってみたい・・・と言っていたのもよく覚えているし。
夢が叶ってよかったね〜!という気持ち。
そして、コウイチさんもまた、つよしさんの音に身を任せつつも、思いっきり自分のフィールドで表現しているわけで。
これがほんと、カッコイイなんてもんじゃない!!
なんだかとても新しいものを見ている気持ちになって心が震えました。
で、本当にがっつりで、ソロの世界観を客席にも相方にも見せ付けたあとで・・・
次は選手交代です。
☆剛さんのソロコーナー
そしてここからはつよしさんのコーナーだな!とわかった途端、一斉にペンライトが青に変わります。
ここもまた鮮やか。
無言のうちに赤い世界から青い世界へ。
KinKiファン、わかってる〜♪
本当にステキです。
☆街
わりと長い、今までの世界観を一掃するようなピアノソロがあって。
何が始まるんだろう?とわからないままに待っていたら・・・
始まったのは「街」でした。
うわぁ!!これをKinKiな現場で歌っちゃう?
テンポがわりとゆっくりで、噛み締めるような歌でした。
コウイチさんが徹底的に「今」にこだわったのに対して、つよしさんは「原点」できたんだ!と思った曲。
そして、この曲は奈良にいる自分と東京にいる自分が対話をするような曲だとも言っているから。
コウイチさんとふたりで新幹線に乗ってレッスンに通っていた頃のことも思い出してたりして?なんて思いながら聴いてました。
周りにすすり泣いている方々がたくさんいて。
きっといろいろな人にとって思い出深い曲でもあるんだろうなぁと思いながら聴いてました。
つよしさんは、ある時からきっちりソロとKinKiを分けていたけど、今、その瞬間、何を思って歌っていたでしょう?
ふたりが一緒に新しいステージに踏み出したのかもしれない・・・と思うような象徴的な光景のひとつでありました。
☆セッション
ふぇるまーたの属性上、つよしさんのセッションがどんな風だったかお聞きになりたい方が多いのではないかと思うのでちょっと詳しく書きますと・・・
セッションは、最近よくソロライブで見るような、リズム隊、そしてホーン隊のファンファーレみたいなものからスタートしました。
つよしさんは最初ベースを持ってスタート。
初っ端に持ってきた自分のソロでは、スラップ奏法とかちょいちょい入れつつ、エッジの立ったカッコイイベースを弾いていて、ベースの上達っぷりを見せつけると同時に、ちょっとオトナっぽいグルーヴで、まずはセッションの色が決まった感じでした。
わりと頻繁に彼のソロのセッションを見慣れている身としては、正直、いつものメンバーさんとはまったく違う方々とのセッション、勝手が違うんじゃないかな?とも思ったのですが、そんなことはなかったです。
ここのところ、構成がとても上手になっていて、多分16小節ごととかに、ちゃんと「キメ」と「キメフレーズ」をうまく入れてて。
そこで上手にブレイクを入れながら新しいところに入っていくから、1曲に芯が通って、統一感が生まるんだなと思いました。
特筆すべきは大編成のストリングス隊が入ったこと。
なだらかに横に流れるストリングスの音の特性が、このセッションのまろやかなスパイスになって、それが新鮮でおもしろかったことといったら!!
なによりやってるストリングスの方が本気で楽しそうだったのが印象的でしたよ。
あと、堂島くんのブルースハープとソロバトルみたいなところがあったと思うのですが、ここだったかな?
ベースとだったか、それとも持ち換えたギターとだったか忘れてしまったけれど。
あれ、めちゃめちゃふたりが楽しそうで、友達同士の息の合った競演が見れておもしろかったです。
堂島くんは、ブルースハープも凄く上手で。とっても情熱的な音を鳴らしてました。
つよしさんは楽しくて仕方ないといった顔。
きっと夢のひとつが叶ったのでしょうね。長年の友達と一緒にステージで競演すること。
ほっこり。
つよしさんはいつものように右手を上げて、次のソリストたちに指示したり、合図を出したり、慣れた手つきであちこち動いてはセッションを仕切り、コンダクターっぷりを発揮してましたが、なにより顕著だったのが、バンドのみなさまの表情で。
もう見ている間にどんどんみなさまの表情が生き生きしてくるの!
バックバンドを勤めているという顔じゃなくて、無心に自分たちが今演奏している音楽をただひたすらに楽しんでいる顔。
未知の領域に踏み出していく楽しさ、どう転がっていくのかわからない音楽に身を任せる楽しさみたいなものを実感している顔。
で、一回りして曲が一旦落ち着いたところで、一瞬音が消えて・・・
いきなりアカペラでひとふし
「ほんまにたよりにしてまっせ〜♪」これがめちゃくちゃ色っぽくてくらくら。
ひゃーーーっ!!
☆たよりにしてまっせ
☆買い物ブギ
一見KinKiの曲を2曲やったの?つよしさんだけKinKiの曲?と思われる方もいらっしゃるかもですが、ちょっとKinKiのをやったというのとも違う感じでしたよ?
どちらかと言えば、服部良一先生が作られた笠置シヅ子さんの原曲を、現代に蘇らせたような印象で。
原曲は昭和20年代?30年代?というくらいのブギの名曲ですが、これが37歳の若者の手によって、FUNKアレンジで生まれ変わったいう感じ。
みんなで一斉に16ビートを刻んでグルーヴィーだったかと思うと、全部の楽器がtuttiでガンガン音を鳴らしたり、よきところでブレイクが入ったり。
めちゃくちゃカッコイイ、現代アレンジになってました。
服部先生や笠置さんがご覧になったら、どんな風に思われるかしら。喜ばれるんじゃないかしら!!
見せてあげたいなぁと、そんなことを思いながら見てました。
世が世なら、目の前のこの人は、多分確実に歌謡曲継承の担い手であったことでしょう。
(ちょっと淡谷先生とかにも見ていただきたいわ!笑)
で、途中から「おっさん おっさん おっさん おっさん」の買い物ブギに突入するのだけれど、これもまたものすご〜くFUNKYでカッコイイ。
ここのところはコーラスさんとコール&レスポンス。
コーラスさんも凄いです。どんなアドリブを投げてもついて来られる!がーさす!!
特筆すべきは「わてホンマによう言わんわ」からの「アホかいな」。
これ、吐息交じりで・・・なんだこのわけのわからない色気は!・・・まさかこんなところでやられるとは〜という感じ(笑)
だって「アホかいな」ですよ!!むふふ。
実は、たまたまライブ参加の前に、何の先入観もなく武道館ファーストライブのことをちょっと勉強して行こうかな?と思ってて。
その頃からのファンの友人にセットリストをもらったり、セットリストの中の曲を探したて聴いたりしていたのですが・・・
この時のライブの1曲目とラストが「たよりにしてまっせ」で。
若いKinKi Kidsの声で歌い踊るバージョンがまだ記憶に新しかったのです。
そもそもまったく違う曲みたいなアレンジにもウキウキわくわくだし。
なんといっても歌声の色気が違う!ぜ〜んぜん違うわけですよ!
(ちなみに、10代のKinKiさんのさわやかでかわいらしいこの曲の表現も、別の意味ですご〜くよくて、いまだにリピート三昧なんですけどね、笑)
そしてわたしは、つよしさんに昭和の名曲カヴァーを出して欲しいという新しい希望が生まれてしまった!
ここはほんとにこれから行く方々にはぜひぜひ見てきていただきたいポイントのひとつです。
で、なんとなく多分そういう展開があるはず・・・と期待していたら・・・
期待にたがわず、ついに「おっさん、おっさん、おっさん、おっさん」のところで、スローになったと思ったら・・・
コウイチさんがくるくる回り、踊りながら、小粋に登場してきました。
手にしているのは例の「P−BONE」ではありませんか!!
そのご登場の瞬間のどよめきたるや!!やんや、やんやの大騒ぎです!!
みんなにこにこしながらステージのふたりを見つめる!見つめる!
でつよしさんの「おっさん、おっさん、おっさん、おっさん」とコウイチさんの「P BONE」が絶妙なコールアンドレスポンスを繰り広げます。
「おっさん、おっさん、おっさん、おっさん」
「BuBuBuBu〜っ!!Bu Buh〜♪」
みたいなやつ。
これ、何度も繰り返していて、とってもおもしろい!!新しい!!楽しい!!そしてちょっとじんわり。
なんてかわいいふたりなんだ!!
トロンボーンと歌で会話してる!!
でねでね、コウイチさんのトロンボーンの音色が、明らかにクリアーになってたのにはとても驚かされました。
実は家でこっそり練習してんじゃないの?疑惑(笑)
で、しばらくこのやりとりが続いたあとで
「おっさんさよなら ありがとおっさん」だったかな?
歌でコウイチさんを送り・・・
その後今度はフィーチャリング、堂島くん!!
「堂島おっさん 堂本おっさんちゃう!」とか
「オレはまだ未婚」「堂島結婚してるし」「多分それはデカイと思うで」とか
殴り書いてるんですが、めちゃめちゃおもしろかったです(笑)
で、堂島くんが途中肉声で「バンドに呼んどいてなんだよ〜!」・・・だったっけな?
そんなことを言っていて爆笑しました。
そりゃそうだ!失礼だぞ!堂本!(笑)
つよしさん特有の好きな人ほどいじる傾向がここにも・・・(笑)
最後には「自分で言うて、堂島おっさん」な〜んて、堂島くんにまで言わせてたました(笑)
ほんとこの人手に負えない!!(笑)
あとあと聞いたところによれば、コウイチさんも登場の時、堂島くんをトロンボーンで突っつきまわしてたみたいで。
堂島くんからそんな話もありましたよ!?
まったくもって、手に負えないKinKi Kidsなのでありました!
堂島くん、ごめんなさい(笑)
で、だんだん会場も巻き込まれてコール&レスポンスに参加して、しばらく遊んだあとで・・・
「そろそろおテンポあげまひょか?」
みたいにテンポアップの指示もリズムに乗せて、歌になってたなぁ。
で、テンポを軽快にしたところでブルーベリー風のソロでいつもやるジャンプの遊びをちょっと見せてくれました。
センターに出てきたつよしさんは後ろを向いて、おしりをふりふりしながら、指を出し・・・ジャンプの回数を指示するいつものやつ。
勝手はちょっと違ったけど、ソロではこんなこともしてるんだ・・・な感じは伝わったかな?という感じ。
余談ですけど、多分この2曲の選曲にしたのは、つよしさんのソロにまったく免疫がない方々に、常日頃、どんなことをやっているのか見てもらうのに、なるべくわかりやすく馴染みがあるフレーズを使ったのだろうなということで。
なじみの曲も、FUNKアレンジにするとこんな風になるんだよ?とか、こんな風にどんどん人が間に入って曲が進化するのを楽しむのが僕の音楽なんだ!というのを、なるべくわかりやすく、見てもらいたかったんじゃないかな?と。
あくまでもわたしの想像です。
さて。
つよしさんのソロがおわり、暗転すると、今度は下からダンサーさんつれたコウイチさんが出てきて どどーんと「薔薇と太陽」が始まるわけです。
ここ、ほんと場内興奮のるつぼでしたよん。
☆薔薇と太陽
☆UnlockBaby
テレビではもう、これでもかとよく見た「薔薇と太陽」のワンシーンなのですが、生で見ると臨場感がまったく違って、ドラマチックが増しました。
これは生で見てこそ!
続く「UnlockBaby」はここできたか!という感じ。
わたし的には、ここのところアルバムにうつつを抜かしすぎで、シングルの方ももうちょっと聴いておけばよかったと残念に思ったところでもあるのですが・・・
薔薇と太陽からの流れとしても、とっても自然でよかったです。
ここ2曲とも、踊りまくるコウイチさんと、とても気持ち良さそうに演奏しながら歌っているつよしさん。
縦の演出がここまでドラマを生むんだなぁという感慨。
今回はある意味怪我の功名というか、つよしさんとしては、本当にぎりぎりな部分もあったと思いますが、結果的に決して後ろ向きじゃなく素敵に転がって本当によかったです。
このあたりは赤いスーツのコウイチさんがものすご〜くかっこよくて、見惚れました。
このコウイチさんの衣装、わたし大好きでした♡
つよしさんはバンドの一員として溶け込んでいて、その横顔がどこか誇らしげで。
ある意味彼的にも夢が叶ったところがあるのかも?とも思いました。
アンバランスのバランスみたいなものを、まったく怖がらずむしろ楽しめる人だから。
気がつけば、ステージ少しずつ段差がある、段違いな平面の集まりで。ひとつひとつの平面が電飾にふちどられていて、小さく上がったり下がったりして、とても美しかったです。
そうそう。ぜひぜひ書いておきたいこと。
薔薇と太陽ででてきたコウイチさんが 髪の毛をきっちりセットし直してておもしろかったです。
今、家で、あらためてそれぞれのソロからここまでの流れをまとめつつ思い出してみると・・・
本当に凄いものを見たなぁとしみじみとそう思います。
ものすごくクオリティーの高いひとつひとつが、溶け合ってひとつになる瞬間。
わたしの受けた印象としては、コウイチさんのソロは、照明やダンスや音楽など・・・視覚的にも音楽的にも、総合的にすべて、隅々まで計算し尽されたプログラムという感じがしていて。
完璧主義の彼らしいこだわりと、クオリティーの高いものを見せようという気概が現れている感じがして。
一方のつよしさんは、その日のメンバーが誰であれ、条件がどんな風であれ、メンバーや楽器の構成がどうであれ、その瞬間瞬間の、偶発的に生まれるグルーヴや音楽、ひらめきをとても大切にしていて。
たまたま今日投げられたボールがストレートでもカーヴでも、真っ芯に当てて、絶妙に打ち返し、狙ったところにちゃんと落とす音楽の瞬発力を日ごろから徹底的に鍛えているから。
つよしさんのコンダクターぶりが遺憾なく発揮され、セッションが進むにつれて、バックバンドのみなさまの笑顔がどんどん濃くなって、みなさまの出す音がどんどん自由になってゆく、その過程がほんとに素人目にもはっきりとわかって、とてもとても刺激的でした。
そして、もうひとつ、つよしさんが昨年の小喜利の頃からしきりに言ってきたこと。
「ソロの時もKinKiの時もスタッフは同じ」というのが、初めて実感を持って感じられ、それがいかに尊いことなのかというのを実感したのが武道館ライブだったことを書いておきたいです。
そうなのです。
コウイチさんの計算し尽された匠の技みたいなパフォーマンスと、つよしさんの瞬発力の極致のようなパフォーマンスが「同じスタッフ」だから、同じステージで再現できちゃうし、ということはその気にさえなれば、融合だってできちゃうということなのだなぁと思ったのです。
これってほんとに凄いこと。
想像していたものよりずっと凄いことだなぁと思いました。
こんなことができるグループはきっと他にはないだろうし、それはグループ活動でもきっちりと結果を出しつつ、ソロの世界でもふたりがふたりとも、極めるために半端なく努力をして、世界観がちゃんと確立していることの証明だと思いました。
高いところでギターを弾いているつよしさんと、一段低いところで華やかにダンサーさんを従えて踊るコウイチさんの融合。
このパターンが生まれる過程と、それが難なくできる彼らがどれだけ尊いかという・・・それを見せるためだけに、ふたりがそれぞれ最も濃厚なシーンを見せたのかも?と思うくらい。
本当にドラマチックで素晴らしかったです。
このシーンを総合的に見て思ったのは・・・
やっぱりジャニーさん凄いよ!!ということで。
多分ジャニーさんは、KinKi Kidsがベテランの域に入ってきて、独り立ちしつつある今では、そんなにこまごま関わってはいないと思うのですが。
今のKinKi Kidsを見た時、瞬時にその「核」を捉えて、ふたりに提案するあたり、やっぱり只者じゃないぞ!と思ったのでありました。
このソロコーナーに関しては・・・というよりも、KinKi Kidsはそれぞれが本当にやりたいことがはっきりしているし、正反対とも言える現場に立っていたりもするし、一口にファンと言ってもほんとに多様だと思うのです。
ふたりでいてこそというファンも、それぞれのソロも含めバランスよく全部行く人も、片方のソロに好みが特化している人もいれば、ふたりでやっているもの以外は受け入れられないというファンもいて。
同じ人たちのファンとはいえ、本当にさまざまだなぁと思うのです。
どちらかのパフォーマンスは「ぽっかーん!」だった人もいるだろうし、行ったことはないけど、今度行ってみよう!と思った方もいただろうし。
やっぱりKinKi Kidsでいるときのふたりが一番と思った人もいるだろうし。
どれを見ても、全部楽しくて楽しくて!な人もきっといて。
いろんな人がいて当然。
そんな状況の中、上にも書いたけど、一斉に誰が指示したわけでもないのに赤に変わり青に変わったペンライト。
これが本当にステキなことで。
忘れたくない景色だなぁと、今もしみじみ思っています。