ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

KinKi Kids concert tour J 12月30日 東京ドーム

 行ってきました。一年ぶりの年末の東京ドームコンサート。
 とってもとっても楽しくて、そしてしみじみとしあわせな時間でした。
 昨年は家でのんびりできてそれはそれでよかったですが、やっぱりどんなにバタバタでも今年のようにKinKiさんとの年末年始の方がいいです。一年あいたことで、そのありがたみをとっても感じた今日でした。
 今日のコウイチさんは、なんだかとってもスイートでふわっふわしている感じで、一方のつよしさんは総じて男前モード?!に見えました。
 ちょっとだけスロースタートで、だんだんに温まってくるとじわじわっと楽しくなってきて、気がついたらゲラゲラ笑ってる。そんな感じもとってもなつかしくって「ああ、KinKiさんだ〜♪」とつくづくしみじみ思いながら見てました。
 正面にドドドドーンといっぱいスクリーンがあって、そこにその時々のKinKiが映ったり、美しい映像が流れたりするのですが、それはそれはゴージャス(…う〜ん、ゴージャスっていうとちょっとニュアンスが違うかな!?豪華とか洗練されたとかそんな感じです!)で凝っていて、ああ、いつの間にこんなに大人な雰囲気の素敵なコンサートをするようになったんだろうと思いました。堂本兄弟での姿しか知らない方(たとえばこの間の東方神起さんのファンの方とかね、笑)が見たら、さぞかしびっくりされるのではないかしらん(笑)
 音もまたとっても凝っていて、このライブのためだけに作られた?とおぼしきものすごく凝ったイントロが入ってました。
 たとえばトランペット(久々下神さん!)が前面に出て大人っぽく素敵なソロから始まったり、変拍子が加わって変則的な音になり、ダンスもいつもとひと味違う味付けになっていたり、目や耳を奪われるシーンがたくさんありましたよ。
 演出的に最も驚いたのは、バンドの方々やコーラスの方々もムービングステージに乗って、演奏しながら動いたところがあったことでした。
 まさか本当に動き出すとは思わなかったので、とてもとてもびっくりしました。見てる方はおもしろかったけど、音を出す人コーラスする人たちは大変だったかも!?
 確か行きは「深紅の花」でバクステまで行って、帰りの「I will」ではあれっ!?ダンサーさん、あんまり動かないな〜と思っていて、目の前を通ったらふたり以外の人たちはコーラス隊だったというオチもあり(笑)
 コーラスとあんなにくっついて歌うKinKiは初めて見たので、とっても新鮮でした。
 それから最初の方で、両側にすっごく高いタワーがせりあがってきて、KinKiさんたちがてっぺんで歌いながら移動する演出があって、そのタワーの高さにびっくり。
 そこからスケスケのエレベーターみたいので降りてきて、ムービングステージに乗り換えてバクステ方面まで行っていたのですが、このあたりの乗換も含めてとってもおもしろかったです。
 一方でJ Albumの中身にバラード曲が多いせいか、ふたりの声だけが前面に出てくる曲もたくさんあって、なんて贅沢!!とため息がでました。すっごく高級なスイーツみたい@@@@ごちそうさまでした〜(笑)
静けさの中、ただただ彼らの声だけがシンプルに響いてくる…という演出がとってもよかったです。
 ただ、彼らが歌いにくそうなところもいくつかあって、明らかに音響のコントロールに苦戦してるのでは?!と思う個所もいくつかあって、声が突然ムビステに乗った瞬間に小さくなってしまったり、ご本人たちが自分たちの出している音やバンドの音をいかにも聴きづらそうにしている場面もあって、ここは改善されるといいなあと思いました。
 スワンソングの時に、ちょうどわたしたちがいた場所からななめ直線上にふたりがいて、踊り出した瞬間にふたりのダンスがぴったり揃っていて、まるでひとりみたいに見えてキュンキュンしてました。
 背丈もほぼ同じふたりが、ソロをやっている時はそれぞれのスタイルでがんばってるのに、ホームに戻ればちゃんといつものKinKiらしさ全開で、しかもこんなにぴったり…ああ、なんて素敵な光景なんだろう!!とひたすらガン見しちゃいました(笑)それはそれは素敵でした。
 そういえば、な〜んとなくだらだらっとしたMCが(そういうのも大好きなんですけどね、笑)急に活気を帯びてきた瞬間があって、それはつよしさんが谷村さんのマネをして「チャンピオン」の物まねをしていた時だったのですが、確かに「似てる!似てる!」と思って見ていたら、となりでなんだか本当にうれしそうにその物まねを見ている人がいて、もちろんそれはコウイチさんで(笑)ファンよりも誰よりも楽しそうな顔で見ていたのが相方なのがスゴイなあと思いました。
 つよしさんはつよしさんで、コウイチさんがしあわせそうに笑っているので、何度も何度も同じマネを繰り返していて、途中で「あっ!今絶対にコウイチさんにうけるためだけに物まねやってるでしょ!?」的な雰囲気になっていて、ああいいなあ、我らがKinKiさんたち!!と思いましたのことよ。
 MステやFNS歌謡祭のことにも触れて、どこにいても他のアーチストさんたちに出て行く順番を譲っているうちに本番が終わってしまう…という話をしていて、彼ららしいなぁと思ったり。
 あんなにキラキラのスターでありながら、いっつも東方神起さんに「お先にどうぞ!」してしまうKinKi Kidsがとっても好きです。
 ついでにつよしさんのやってた東方神起さんの物まねがちょっと似ていて、会場が喜んでいたら、それも何度も何度もやってました。
 ここもいつものパターン発動で、コウイチさんがうれしそうだと何度もやってしまうつよしさん。ひとりでも大うけしているコウイチさん。ふたりっていいなぁ。
 衣装はコウイチさんはとっても正統派な感じ、つよしさんは柄柄だったりわりとシンプルだったり、かと思うと珍しくスーツだったりして、見るたび雰囲気が違って見えるのが面白かったです。
 おヒゲの顔でしたが、そんなことは微塵も気にならないことに今日徹底的に気がつきました。
 ヒゲがあろうがなかろうが、かわいい時はとてつもなくかわいいし、カッコイイ時はカッコイイ。
 最初にかぶって出てきた帽子(ハット)がとってもお似合いで、前髪が下りていて、この時はすっごくかわいかったのですが(「まるで幼稚園児みたいなかわいさ〜@@」と妹に囁いたら、「ヒゲの園児?!」と返されてはははっと笑ったり、笑)次の帽子とサングラスの時はちょっとチンピラ風味?と思ったり、全部取ったら「うわっ男前@@@」と思ったり、とっても忙しくいろいろと思ってました(笑)
 一方で、客席に暴言を吐くコント!?(って言ったらしかられるかもですが、笑)をやったり、むりくり進化論とか、時間の話とかを初めてしまうコウイチさんがとってもキュートでかわいらしかったです。
 この方、時々静電気で妖怪アンテナが立ってました(笑)
 座ってゆっくり聴いた曲たちもすっごく沁みたし、なんといっても好き過ぎてどうしよう!!な「風のソネット」が生で聴けたことがとってもうれしかったです。
 そういえばアルバムの感想を書き損ねてしまったので、3公演見てから必ずちゃんと書きたいと思います。
 全部を通して聴いて、KinKiさんたちって本当にいい曲がいっぱいあり過ぎて、どれが来ても「わぁ〜っ!!」となって、どれが始まっても「これが聴きたかった」と思うのですよね。
 もう10年以上もファンをしていて、ちっとも変わらずそう思える自分がとってもいいなあと思いました(自画自賛ですみませぬ、笑)
 そして、そんなどの曲がきても「うわぁ〜っ!!」なライブの中で、最も会場が騒然となって大喜びだった曲が最新曲の「スワンソング」だったというのが更に更に素敵だなあとも思いました。
 最後のあいさつで、コウイチさんが2度も「その横にいる人と一緒にステージに立てることがしあわせ」みたいなことを言ったのですが、ちょっとごまかしつつも、かなりまじめに言っていたのがとっても印象的でした。
 それを聴いて照れちゃったのか、ギロンな顔をしたり、武将顔!?になってるつよしさんもまたキュート。
 この不器用だけれどもとてもあたたかい心を持ったふたりのファンでとってもしあわせだと思った今日でした。

 他にもパン話とか、後輩くんたちの収録の話とか、いろいろと面白いこともあったのですが、もうさすがに眠くなったので、今日は下書き程度ですみませぬ。
 もしかしたらまた補足します。当然ですが、後々ちゃんと推敲したいと思います。
 本来ならちゃんと文章を整えてから日記を揚げたいところですが、少しでも雰囲気を知りたいという方がいらっしゃるかもと思い、とりあえずアップして寝たいと思います。

PS:ひとつだけ、どうしても書こうと思って忘れていたことがありました。
ダブルアンコールの「ROCKS」。この曲はとっても好きな曲なのでうれしかったです!!テンションUP!UP!しかも、本人たち的にはにわか仕立てな感じだったみたいですが、歌声はあの頃から明らかな進化を遂げてすごくカッコイイけれども荒削りな感じじゃなくて、素敵でしたよん。楽しかったなぁ〜♪