ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 「I and 愛」E☆E presents 244 ENDLI-x LIVE TOUR'08 横浜アリーナ3月29日〜30日

 というわけで、下の日記から半日以上経ってしまいましたが、細切れに書き直した感想が↓です。もう集中力が切れたらおしまいだ〜!と思ったので、一気に書き直しました。
 文章とかおかしいところも多々あるし、元の文章をすっかり忘れてしまったところもありました。あまりに怪しいところは、お友達のtanukiさんちをはじめ、素晴らしい諸先輩サイトをのぞいて事実確認をさせていただきました。この場をお借りして、ありがとうと言わせてください。
 記憶違いなどありましたら、指摘していただけたらと思います(笑)いつもながら、補足、追加レポは大歓迎です。読んでくださる方にはちょっとでも充実した内容で読んでいただけたらうれしいし、何よりわたしがうれしいですから(笑)
 特に「今回ははずれてしまったので、ぜひぜひどんな小さなことでもいいから教えてください」という拍手コメントをたくさんいただいていて、わたしもギリギリまでいけるかどうかわからなくて、そんな気持ちがとってもよくわかるので、精一杯がんばってみました。
 忘れてしまったところは、ウソを伝えたら申し訳ないので、大胆に割愛しました。というわけで「これが見てきたすべてではない」ということをご了承くださいね。
 例によって恐ろしく長い上に完全ネタばれです。まだ初日を迎えておらず、ネタバレは避けていらっしゃる方は、よもやのぞかないでくださいね。
 ではでは、ここまで了承それでもOK!という方のみ、続きを読むからどうぞ。
 モニターは全部三角で、真ん中に4つ、その外側にちょっと大きめのが2つ。中央のはPVやライブの演出用に作られた映像が流れ、左右のは今の244さんの様子や新曲はすべて歌詞が流れてました。
 開演前小さく「E☆E」が聞こえていて、だんだんガーっとボリュームが上がってきて最高潮になったところで客電が落ち、スタートです。
244さんの衣装は黒スーツで、メンバーさんも白や黒のフォーマルっぽい感じでしたが、特に一日目はスタンドだったので細かいところはよく見えませんでした。でもスタンドだから全体がよく見渡せて、細部までの舞台構成なんかがわかったとも言えるし、客席がいかに盛り上がり沸いたかがよくわかったし、結局どこに入ってもおいしいところがあるライブだと思います。

 さて、ここからは曲順に沿っていつもながらの箇条書きで書いてゆきます。

ENDLICHERI☆ENDLICHERI
 最初の曲は初代E☆Eだったのですが、ライトがグワ〜っと客席の下から上へ舐めるように放射状に広がって行く演出がTANKと一緒で、なつかしさと「また会えた〜!」といううれしさがこみあげてきて、一気にケリーモードに。会場が割れるような拍手で、tankとは桁違いに人がいっぱいいることを実感しました。このしょっぱなのノリノリ加減がやっぱりE☆Eならでは!って感じで「ただいま〜!」と思う瞬間です。
 モニターには、過去のtankの映像が流れ、見慣れた大きなエンドリケリーが横切るところもありました。それから新しい踊る244さんのアップのVTR。「超かわいい〜!」の声があちこち飛んでました。なぜこの映像の244さんが踊っているのかって!?それは後になってからわかるので、ちょっと待ってね!!

Blue Berry
 イントロから始まるまでがやたら長いなあと思っていたら、244さんが穴に落ちて?突然消えたり、現れたりするマジックみたいな?ボケみたいな(笑)演出になってました。
 消えるときは瞬間なのに、現れるときは右側から普通に歩いて来るっていうのが「らしい」というかなんというか(笑)
 それを見ながら「下からポップアップするんちゃう!?」と一緒に見ていたお友達のSさん(一緒に見れてしあわせだったわ〜♪)言ってるそばからビンゴでスバラシイ!!大興奮のスタートです!!
 E☆Eではこんな「出」は超レアな感じで、「今回はいつもとひと味違うかも?」とすでにドキドキバクバク!!いつもと変わらない安心感も好きですが、意外性もまた捨てがたいです(笑)
 曲のアレンジは思ったほど変わっていなかった気がしますが、ジャンプするところの数が変わっていて、7回とか11回とかありました。何回にしても、元々の拍子にはなんの影響はないんだー!?なんてことを頭の隅っこで考えていたような気がします。冷静に考えたら、そりゃそうだ!!(笑)
 Sさんは目がすごく良くて記憶力も抜群で「マイクスタンド、TANと同じや〜!!ね!?」と言ってましたが、わたしは目が悪いのでよく見えず!!他でも読んだので多分間違いないと思います。なんでも色が黒く塗ってあったみたい!?Sさんの目になりたかったよ(笑)

White Dragon
この曲も大好きなので、横アリで聞けたことが、とてもうれしい!!

闇喰いWind
前奏のアレンジがかなり変わってました。でも始まるとノリノリ!みんな熟知している曲だから、客席も熱いです(笑)

MC
バンドメンバー紹介

バンドメンバーはトランペットにYOKANさんという方、この方はCHAKAさんがそう紹介していたので間違いないと思います。その他シュガー佐藤さん(佐藤洋樹さん)はいらっしゃいましたが、もう一人は多分お初の方だったような?よくわかりません。補足してくださる方がいらしたら、お願いします。

ギターが名越さんと竹内さん、ベースはウエケンさん、ドラムはしょうこさん、コーラスはりんこさんとCHAKAさん(CHAKAさんは1日目だけ。二日目はTAMAさんがコーラスもやっていたような)、キーボードは十川さんでした。
メンバー紹介の時、名前の最後に“エンドリックス”をくっつけてました。ファミリーな感じです。

Let's Get FUNKASY!!!
TAMAさん(だったよと後で聞きました!)がステージ上の大きい赤い布(確か「愛」って書いてありました)をまとって前へ出て、印象的なパフォーマンスをしてました。
ダンサーさんもたくさん出てきて度肝を抜かれます。すごくカッコイイです。
ダンサーさんの衣装はとってもカラフルで個性的、詳しい友だちに聞いたところでは、振付は恐らく「ファンタスティポ」や「See You In My Dream」の「ただこさん」とおっしゃる方ではないかとのことでした。
歌も超絶カッコイイです。ラップ部分もすごくいいし。
このタイプの曲(呪文音楽とわたしが勝手に呼び鳴らしていたタイプの曲です、笑)は昔とっても苦手な曲でしたが、KinKiとかtankとか「これだけの日を跨いで」すっごく上がる好きなタイプの曲になっています。
「好き」に引っ張られてわたしの耳も鍛えられ、よりいろいろなジャンルの音楽を楽しめるようになったんだなあと感慨深いです。この経験が10代の生徒の感覚に沿えるようになるきっかけになってくれると尚うれしいんだけど(笑)

Silent love
 イントロの入りのところで竹内さんのソロがあります。彼のフレーズにあわせてダンサーさんが踊る…はずが、何回やっても間違えて先に進めないじゃない!みたいなコント(笑)
イマイチコントだっていうのがわかりずらいと思ったのか、30日は244さんやダンサーさんが止まるたびにしきりに咳払いをするというコントになっていて、より分かりやすく変化してました。

Yellow
照明が黄色に変わった瞬間に「来た来た〜!!」とテンションがアップアップ!黄色い風船を持ったダンサーさんたちがいっぱい。一面がYELLOWの世界です。TAMAちゃんが〜!!と近くで見ていた妹が言っていたような気がしますが、TAMAちゃんがどうだったんだろう!?残念ながら目が悪くてここもよく見えず(哀!!)
聞き終わった瞬間に「今回のライブで一番好きな曲はこれだー!!」とテンション高々に思ったのですが、これは後々何度も繰り返し思うことになります。今回ほどどの曲が「一番」と決めにくい曲ばかりなのも珍しい!!しかも好きな曲のジャンルが恐ろしくバラバラです(笑)

プロポーズダンシング
さっそく「これが一番」詐欺発動!これも一番!!(笑)正確にはこれも好き!
青空バックが似合いそうな、こんなにさわやかでまっすぐなバラードを歌ってもらえるとは…なんて感慨深い…という感じです。イントロから素朴で暖かくていい感じです。
「ドウモトツヨシ」時代も、「rosso」も「si:」も「coward」も「NARA」も越えてここに、この域に到達した感じがしました。全部必要な道だったんだろうなあという感じです。
ちょっと前までの彼は、あえてE☆Eではキャッチーなメロディーやとっつきがいい曲は避けると断言していましたが、そういうこだわり呪縛から解き放たれたような潔さを感じたというか…う〜ん!うまく伝えられないのがもどかしいです(笑)いい回しがへたくそでごめんなさい。
チャゲアスさんとかが歌っても似合いそうな歌かも?!と思ったり。オットが多分好きだと思う曲調です。
ただ、素人がカラオケで歌ったらケガしそうな曲だなあ。歌唱力がないとちょっと…ですよね!?(笑)
リリックも美しいですが、メロディーがすごく好き。また歌い方が素直でまっすぐ、ていねいですが何のてらいも計算もなく歌っている感じがとてもいいです。

Love is the key
この曲の前に、スティーブVSタップダンサーSAROさん。(数日前の日記で、スティーブさんちで見て、そうだったのか〜と言ったのは彼のことです。前日に提案した244さんもすごいですが、なんのことはなく翌日にカッコイイパフォーマンスができてしまうおふたりもスゴイ!!)
ステージ向かって左と右に分かれて、応酬があります。タップもすごかったし、スティーブもすごいです。お互いがコピーしたりアレンジしたり、アドリブ合戦は見ごたえがありすぎて、どちらを見ていいのか真剣に迷いました。
以前と多少アレンジが変わっていましたが、基本コードがAmひとつだけのシンプルで伝えたいことがはっきりと伝わってくる構成です。
29日の最初は声を抑えてる?と一瞬思ったのですが、そんなことはありませんでした。最高音Cのクリアーなこと。声量もばっちりでした。痺れます(笑)レーザービームの声!!確か244さんがアコギを持っていたような!?

Help Me Help Me…
真ん中のモニターにPV。端っこのモニターに歌っている244さんが映し出されて、どっちを見ていいものやら、やっぱり迷いました(笑)
この曲もアコギ。
大サビの 「Help Me Help Me〜♪」のところから、スティーブのドリルが炸裂します。CDでは多種多様な声のコーラスが重なる部分です。
あれ!?工事中!?みたいな音なのですが、心の混沌とした感じとか、よく出ていて、かなり迫力がありました。
この曲とか、「美しく〜」とか、普通入れないだろう!?と思うタイミングで意外な武器(笑)が出てきて、しかもなるほど〜と納得させられてしまう感じが好き!

美しく在るために
この曲のtankでの演出は健在で、マイクの後ろからこっちに向けて後光のようなライトがすごくまぶしいです。
 その光のお陰で歌っている244さんの姿は全く見えませんが、それだけに曲の世界にどっぷり入って行けます。でも、そのせいか息遣いとか余計に「そこにいる」感じが意識できて、なんだか生々しい感じがしたのは気のせい!?

これだけの日を跨いで来たのだから
この曲をこんなに大きなところで聞ける幸せを思いました。しかも、これを歌ったからっておしまいではないのです(笑)まだまだ中盤だという安心!一体化するアリーナ。
年を取った時、きっとこの歌を思い出すに違いないと思える曲です。

ソメイヨシノ
初日しかやらなかったので、イマイチ覚えていないのですが、アップテンポでよりロックな感じでした。多分耳に馴染んだら好きになると思いますが、初日はびっくりしているうちに終わってしまった感じでした。

春涙
最初のアカペラからやられます。リリックやメロディーがとても美しいのに胸が痛くなるようなせつなさで、締めつけられるようなキモチになりながら聞きました。バンドは抑え気味で声の音色のよさとか244さんの表現力が際立つ感じです。
「kurikaesu 春」も春がテーマの曲ですがこちらの方がより244さんっぽいイメージなのは、桜の儚さや命の短さが伝わるからかも。
やさしい声で、決して声を張って歌っているわけではないのですが、どうしてこんなに伝わるんだろう!?と思いながら聞きました。表現って奥が深いなあと。
最後のフェイクが神がかりにすごくて魂を持っていかれます(笑)
2番の「生きること 生きていること〜♪」からの流れがすごく好き。 

Kurikaesu 春
ダンスあり。キャップで。ロボットダンス風。
アニメ映像がちらちら。でも全部ではなかったと思います。一部分だけ流れた感じです。
1日目はMCで新曲の説明をしてましたが、2日目はナシで、音楽でつないでました。春めいていて明るくてやさしくてうきうきしてしまう感じ。大好きです。茶の間半のアネも好きな曲です。

ENDLICHERI☆ENDLICHERI (Dance)
最初の数音でまたこの曲!?と一瞬驚いた後、別の意味で衝撃を受けます。
しゃかりきに踊る244さん。こんなにカッコイイダンス曲に変身するとは夢にも思わなかったナンバーですが、意外にしっくり来るのです。
このダンスはアドリブ風ではなくて、ダンサーさんを引き連れて演出まで作りこまれたダンスという感じでした。例えるなら年末の「unchanged」風ダンスかな。

ダンサーさんはわたしのところからは細かく顔まで見えなかったのですが、近くで見ていた友達や妹によると全員女性だったみたいです。みなさん超ヘン顔でモニターに写真が出ます。ひとりひとりテーマ曲に乗って出て踊りまくるのですが、とっても個性的です。「タブー」が流れたりMCに乗って踊ったり遊び心満載です。「ダンサーさん」という方々に対して抱いているイメージが根底から覆されます。面白くてわくわくです。
特に印象的だったのがTAMAちゃんで、いじられてる!?という感じのしゃべりに乗せてお色気ダンス(笑)TAMAちゃん好きの妹が喜んでました。

SPACE kiss
くーさんのかぶりものでダンサーさんたちが踊ります。244さんはヘルメットみたいなCDジャケットのかぶりもの。目が赤く光ります。最初はステージの高いところで踊っていましたが、途中からセンター、花道と歩いて来て中央でダンス!
アイーンみたいなの。盆踊りみたいなの。左右に頭抱えるところ、手を振るところ、腕をカクカクっと動かすところ…断片的には思い出すのですが、つながりがよくわかりません(笑)しつこく何度も繰り返すし、とにかくゆる〜いのですが、案外複雑で覚えにくいです。
隣の友達が「ゆっるいな〜!!」と感慨深気に言っていて「関西人でもゆるいと思うのか〜っ!!」と思いました(笑)
とにかくゆるゆるながらキュートなダンスで、ずっと半笑いで見ていたら最後にどっか〜ん!と特効。たった一回しかない「どっか〜ん」がなぜここ!?と驚きつつ「驚いたやろ!?」とニヤニヤするケリーが浮かんでそんなことも楽しかった〜。

arco iris
暗転の後、次にライトが当たったら、宙に浮いていたケリー!!
これは花道上のリフターに乗って煽りつつ歌うのですが、上がる上がる。E☆Eなのにリフターというところでまずは引っ掛かりますが、それどころじゃない大興奮ナンバー!!とりあえず後でびっくりしよう…と「感情」は置いといてぐあ〜っ!!と体温急上昇に身を任せました!!
身体が勝手に16ビートを刻んでしまいます。跳ねている人がいたり、縦のりしている人もいました。もちろん初聴きでしたが、そんなのカンケーないない!!
リフターではセンター席上空をぐる〜っと一周していたのですが、上から見ていると今彼がいる場所の盛り上がりが半端ないの(笑)
柵が脇くらいまであって、中の彼はぐ〜っと立ち上がったり、しゃがんだり。しゃがんだ時には隙間から乗り出して煽っていたのが印象的でした。
「arco iris」を検索したら、 スペイン語で「虹」という意味だったみたいですが、なるほどと納得。それにしても激しい虹だこと(笑)ラテン系のノリだなあと。

愛 get 暴動 世界!!!
「arco iris」からこの曲の流れ、次の曲の流れが最高にカッコよくて、上がる上がる!!「暴走特急はもう止まらない!」という感じです。
最初のフレーズが、前回のtankでお馴染みの、「ミラーソーミーレドレミソラ」というお馴染みのフレーズでなつかしかったです。
あの時聞いたあの部分がモチーフになって曲が出来上がったのだなあというのがすごくよくわかりました。FUNKは繰り返しの音楽ですが、繰り返しながらちょっとずつ変化していく感じがすごく好きです。
新しい歌ができあがった過程が垣間見えるのが本当に楽しかった1曲です。

Now's the time to change The world!
これもまた、tankで下地ができていた曲なんだろうなあと思わされる曲でした。歌詞にもリフにもメロディーにも音の重なりにもtank色満載です。しかも進化がすごくよくわかり、胸がいっぱいになる瞬間も。
音楽のルーツや成長や進化がこんなにもはっきりと辿れるなんて、なんて面白いことなんだ!!と感慨深かった曲です。

OH LORD!
この曲はもう244さんワールド全開!という感じ。他の人には作れないタイプ、思いつかないタイプの曲だなあと思うのです。
様々な彼らしい要素が全部入っている気がします。曲調も表現も。舞台の上の「ひとり芝居」を見ているような気持ちになったり、歌の世界があまりにも強烈で呆然としてしまいます。
わたしはいつも、今の断面の彼や彼によって培われたその音楽を、「そのまま」ニュートラルに感じられたらいいなあというスタンスでいるのですが、過去からつながって来た彼の現在と、そして未来が透けて見える感じのいい歌だと思います。
彼のように断固とした頑固な「わたし」を持っている人はいまどきあまりいないような気がします。それだけに生きにくいだろうなあと同情するところもありますが、この「わたし」が様々な人や音楽との出会いを経て、どんな風に進化し成長していくのか、ずっと見守っていたいなあなんて思いながら聞いていました。
なんだか曲の感想からずれてしまいました。多分詩の内容がすごく強烈だったからかも。
曲としては、ものすごくメリハリがあって、バラエティーに富んだ表現力を堪能できる格好の曲!という感じです。シンガー244 ENDLI-xの凄さを感じたいなら断然これかも。
もちろん、わたしにとっても 「one of1番好きな曲たち。」(まだ言うか!さすがに説得力がない!?、笑)
途中、転調してdur(長調)になるところ、声の音色がガラッとやさしく変わって鳥肌ものでした。
熱唱部分も鬼気迫る叫ぶようなフェイクも、durのフェザータッチの声も・・・全部がお芝居を見ているみたいでした。「rosso」が大好きで、今だに「rosso」ばっかり聴くという友達がいるのですが、その子がこの曲を聴いたらきっとすごく喜ぶんじゃないかと思うのですが・・・メールして聞いてみよっ!

Say Anything 
ボニーピンクさんのパートもちゃんと流れてました。ファルセットがカッコいい。英語詩の威力はスゴイです。英語詩ならではの表現が出てきたと言っていたのは、ラブッタでだったかしらん?
 英語の単語の語尾のせいかすごく余韻がいつまでも残って心が捉われてしまいます。
 日本語の言葉は最後に残るのが母音だけど、英語の場合、「t」とか「d」とか子音が残る言葉があるから、それが吐息みたいに響いて色気が数段増しているのかな!?とか後になって分析してみましたが、トンチンカンかも(笑)
静かな曲ですが、凄みがあります。f(フォルテ)で歌わずとも迫力や強い思いは伝わるし、心を激しく動かされるんだなあと思った曲です。
 30日はこの曲を歌った後244さんが『トチっちゃってすみませんでした』とあやまってました。そんな244さんは初めて見たのでびっくり。歌詞を間違えたとか、音程が揺らいだとかいうことではなく(特に音程に関しては、ものすごく正確ではずれたのを聞いたことがないです)、多分ファルセットが出にくかった?十分に聞かせられなかった?いうことかなあと理解したのですが、どうかしら!?
 あまりにもそこまでのプログラムで渾身の歌を披露しすぎて、ちょっと声が疲れたのかなぁ?という印象です。
 唯一ダメ出し(というほどではないのですが、笑)するとすれば、もうちょっと最初の方、声がまだあんまり疲れていない時に歌った方がご本人が楽かも?と思いましたが、一方でやっぱり聞かせどころが多い曲だし、やっぱり最後の方で歌いたいよね!と思ったり(笑)
 つよしさんの喉はすごく強いので、レーザーな地声はめったなことでは変化しませんが、どうもここ数年の声を聞いていると、ライブ連戦などで疲れてきて、最初にやられるのが繊細なファルセットという気がするのです。

アンコール

Chance Comes Knocking.

 最初にワンコーラスあって、1日目はCHAKAさん、二日目はりんこさんが前に出てきて美声を披露する昨年までの流れがあって、244さんが竹内さんと名越さんと花道に進み出てアドリブ合戦。名越さんがここでも満面の笑顔で、初期のtankの彼を思い出して、キュンとしました(笑)
 30日はステージ上で押し倒したり倒されたりしつつ、寝転びながら結構激しいアドリブを弾いてました。
 彼らがメインステージに戻った後だったかなぁ!?(ちょっと記憶が怪しいです)ダンサーさんがドレスアップして現れます。花道がキャットウォークみたいになって、ダンサーさんがファッションモデルみたいに派手派手衣装でひとりずつ歩いてきて、ポージングしてました。ここだけ別の場所に紛れ込んだみたい!!
 そういえば、この曲で244さんが空気砲で遊んでました。 ぜんじろう先生が作りそうな巨大な空気砲がステージに設置されてて 発射すると白い丸い煙が発射されてました。
客席に向かって撃ってみたり、ギターの竹内さんに向かって撃ってみたり、竹内さんに自分に向けて撃ってもらったりして楽しそうに遊んでました。
わざわざ当たりにいって、顔をしかめているのが面白かったです。
「CCK.」の最後は、「and 愛」と書いてある白いボードが運ばれてきて、自らペンキまみれになり、ボードに向かってジャンプ!魚拓みたいに押し付けてました。

☆30日の変化

・MCの位置が変わり、「ソメイヨシノ」がなくなってました。
・「Let's try the love!」もなくなったとどこかで読みましたが、わたしは確認できるほど覚えてませんでした。そもそもこの曲の記憶がほとんどなかったので、割愛しちゃいました。(ごめんなさい!)
・初日と比べてもうひとつ大きな変化はMCが極端に減ったこと。前日のトークもすごく盛り上がったし楽しかったですが、これらを削ってでも1曲でも多く歌いたいという彼のキモチが伝わって、それはそれでうれしいです。
そうそう、もうひとつ大きな変化は、本編ラストが「OH LORD!」で終わり、「Say Anything」からアンコールになりました。流れとしてはこっちの方がずっと聴きやすくて好きかも。
・「いつも」「ありがとう」「心から」「愛してる」と30日の本編の終わりのところで、モニターに出ていた気がしたのですが、これは30日だけだったかどうかイマイチ自信がありません。29日は気がついたらステージが空になっていて、本編の終わりに気がつかなかった覚えがあります(笑)
30日ははっきり、「ここで終わり」とわかりました。
・30日は衣裳がスーツじゃなくなって、より派手(ジャケットが真っ赤だった!)で動きやすそうな244さんスタイルに。初日のスーツはシックで滅茶苦茶カッコよかったですが、一方でこういうド派手なスタイルはやっぱりケリーらしくって、こっちも捨てがたい感じでした。
・30日の登場時は、帽子+前日と一緒の白い格子のサングラスだったのですが、帽子が銀色かなぁ!?キラキラピカピカしたマリモ帽に近い感じのぴっちりしたヤツで、近くの席の女の子が「大仏みた〜い!意識してるね!」と言ったので吹き出しました。そうかな〜!?(笑)サングラスをはずすとものすごく男前で精悍なお顔があらわれて、やけにかわいらしく見えた前日とはひと味違います。
とはいえ、帽子を脱ぐと昨日と全く一緒(あたり前じゃん!)。帽子の癖がついて、取った瞬間からしばらくぴっちりした横わけになってしまったのが本人的にも不本意だったのかしら?(笑)かなり触って直そうとしてました。時間とともに前髪ありにちゃんと戻ってましたけど(笑)
・途中でドラムを叩いた244さん。この辺りはtankを思い出させる奔放さでしたが、時間に限りがあるので、(いつもよりは)ずっと短めでした。
二日目は、CCKの途中で竹内さんとダンス対決みたいなところもあったのですが、とにかくしゃかりきに踊る244さん。結構長くやっていて、客席が「キャー!」の嵐。本来はこの人、とってもダンス好きなんだなあというのが垣間見れました。最後はロンダートも入れて大サービス!!
・最後人間魚拓をやるとき、30日は床に絵の具をわざわざこぼして、身体を擦り付けて絵の具をつけている姿が「うちのバロンみたいだ!」(笑)と思いました。だって似ていたんですもん(笑)
・初日は曲と曲の間にちょっとした沈黙の「間」ができてしまったり、うまく流れない?と思う場面もありましたが、手探りしている感じを見れるのも初日の醍醐味という感じでそれはそれとして楽しかったです。
そして、30日の方は早速手が入り改善されたところが数箇所あって、すごい!!がんばるな〜と思いました。

PS:アップ時間からずいぶんたって公開したのは、書き終えた直後にご近所の飲み会に強引に連行されたからです(笑)
一応推敲してから公開したかったので、プライベートモードにして出かけてました。
非公開中にもしのぞかれた方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。
実は友だちからもメールが来て「もしかして日記、閉じた?」とか「会員制にしたの?」とか聞かれたのですがめっそうもない(笑)
また、長時間かけたテキストを消してしまうのが怖かったので(笑)日記上に残しておきたかったのです(笑)ご心配いただいた方、ごめんなさい。