ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 KinKi Kids Concert -Thank you for 15 years- 12/30〜1/1 その1

さて。忘れないうちに、年末年始のKinKiコンの感想を書きます。
年々記憶が怪しくなってきたので(年かしら、笑)とっとと書いてしまわなければ。
まずは、流れに沿ってガーッと書いて、そのあとMCの印象に残ったところ、そのあとここのところずっとKinKiさんについて思っていること、今回みてあらためて思ったことを書けたらなあと思ってます。
個人的な目で見た感想なので、普遍的なそれではないし、間違いも多いのではないかと思います。
ツッコミ、訂正は大歓迎です。ご遠慮なくどうぞ。
わたしはたたき台を作っているようなつもりで思うままに書きました。
みなさまに助けていただいて、なるべく間違いのない形になればと思っておりまする。
例によって、ありえないくらい長いです。
お暇な時にちょこちょこ読んでいただければと思います。
さらにどんなにがんばっても全部いっぺんには書けなかったので、とりあえずのその1です。
わたし的初日、30日は真横席のスタンド1階でした。要は、かなりステージから近いのですが、モニターがまったく見えず。
横にある小さなモニターを頼りに全体を想像しながら見ていたのですが、そんなこんなでライブがスタートした瞬間、キャーっ!!キャーっ!!と会場が沸いているのに、わたしたちの周り(多分対面側の皆さんも)はぽっかーん!!(笑)
翌日以降に知ったところによると、ふたりの映像が流れていて、その部分でみなさんがキャーキャー反応していたのでした。
そしてこれも翌日初めてわかったことですが、ステージの上のモニターの両脇に青でTSUYOSHI DOMOTO、赤でKOICHI DOMOTOと書いてあり、ああこの二つの名前が並んでいるということの豪華さったら・・・なんてひとしきり感慨深く思い眺めていたのでした。
しっくりくるし「好敵手」という言葉が浮かびます。それぞれが近年益々強い個性を発揮し始めたので、多分生半可な個性の人が横に並んだら負けてしまいます。そういう意味でも一歩も引かないそれぞれがとなりに並ぶと最強な気がします。
「タメ年のライバル 君がいるから 僕がいるから 世界は変わる」(by ライバル)・・・ですね。
逆に30日だからとってもよく見えたこともあって、たとえばそれは花道の形。
花道そのものが1と5の数字の形の道になっていて、だから二人が左と右に分かれて花道を歩くと、向こう側に到達する時間がずいぶん違うのです。
これがありきたりな感じじゃなくて不思議面白かったです。
更に30日は横だからか、いくつもの音が聴こえてきて、かなり集中していないと跳ね返りの音が混ざってしまうので、音楽の最中もMC中も相当気をつけて聴いてました。
31日、元旦も横側でしたが、座ってみればだいぶ角度があって、ずっと見やすい横側で、真ん中のモニターも見えたので、神さまありがとう・・・という気持ちになりました。
だからと言って30日だから見えた場所だってあるし、天井席は今回いっぱい二人が来てくれる席でもあったそうだし、どこが絶対いい・・・という場所は今回に限ってはなかったのではないかしら。
総合的に考えるに、やっぱり席は運だなあ・・・ということです。そしてどこの席でもなんらかの楽しみはあります。
だからとにかくもっといっぱいやってください・・・KinKiさん。そこだけはお願いしたいところだなぁ。
おっともう横道に逸れてる・・・
本編!本編!


ああ、これから始まる曲はきっとanniversaryだなあと思われるストリングスの音に乗って、ダンサーさん達がしずしずと花道を進んで行きます。
カーニバル?大名行列?砂漠を行くキャラバン?のような雰囲気に思えたのは、なんだかわからない大きな荷物的なものが共に移動しているのが見えたから。
このわたしのへんてこで両極端なイメージからもわかるように、ぜんぜん実態が掴めません。
意図しているものもよくわからないのがおもしろかったです。
この隊列の中にKinKiさんはいるのか?それともいないのか?・・・なんて双眼鏡で目を凝らして見てみたのですが、暗がりでよく見えません。先ほど触れた荷物のようなものの中に隠れてたのかな?
結局わからないまま、長々その隊列を眺めていたら、突然ダンサーさんたちが到達したバクステの先、まばゆい光の中に二人が現れます。

1.Anniversary
始まった歌はやっぱりこの曲。
そして二人並んで1曲歌うのかと思いきや・・・小さなリフターに乗った二人が、歌いながらも細かくあっちへ行ったりこっちへ行ったりしながらメインステージ方向に進んでいきます。
このリフターの動きが、上下するとか、まっすぐ動くとかではなくて、あまりにも縦横無尽なのでまるでUFOみたい。
リフターの下の方はスモークが焚かれ、モクモクしているところに二人が銀色の衣装でまぶしくピカピカ光っているので、孫悟空の筋斗雲?いえいえまるで神さま??足の方はすでに煙っていて、幽霊?・・・ってことはないか(笑)・・・な〜んて風情にも見えるのです。ありがたや!ありがたや!そしてあちこちに「キャーっ!!」を巻き起こしながら気がつけばメインステージへ。
今思い出してもピカピカしてたなぁ〜とあたらめて。

コウイチさんはいつもと比べるととっても健康的にほっぺがふっくら。生放送からそんなに経ってないのに、ずいぶん髪の毛伸びたなぁ〜と思ったのが30日。
元旦には事情があって(のちほど書きます、笑)髪型が変わってとっても洗練された感じになってましたよ。
一方のつよしさんは、短髪で髪の毛がキュっと両側から上げられていて、とってもオトコマエないいお顔。わたしメモには「精悍」と大きく書いてありました。
ああ、この間のラジオでも言っていたけど、帽子とか前髪フィルターとは無縁になったなぁ。そんなことを思い始めるとちょっとうるうる。
顎を若干上げて、あちこちのキャーっに余裕で反応。今回どのシーンでも細やかに手を振り、そうそう、30日には外周で小さな女の子を手招きして呼び寄せて、怖がらせないようにそーっと顔を両手で挟んでちゅっ!!ってしてたなぁ。うっわぁ!女の子もつよしさんも両方かわいい!うらやましい!・・・ともちろん会場は大騒ぎ(笑)

ステージの奥は3階建て?バンドメンバーが上にいて、更にその上にストリングスさんたちがいました。
その前方でダンサーさんたちが踊っています。立体的なセットなんだなあ・・・というのも31日に初めてちゃんとわかりました。
30日の段階ではどこ?どこ?と思っているうちに終わってしまいましたから(笑)



2. 硝子の少年
Jコンの時と一緒かな?ガラスがパリーン!!と割れる音と破片の映像と共に、この曲のイントロが始まります。
この曲で初めて2人はメインステージに立ち、踊りが始まって特効がドッカーン!!
前回のライブではいつもの場所で特効がなくて、特効は苦手なくせに物足りなかったのですが(笑)今回は期待する場所でちゃんときましたよ!
こういう風にわかっているタイミングなら怖くない(そんなことを思ってるのは多分わたしだけ、笑)大丈夫でした・・・それでも一瞬耳は塞いだけど(笑)
二人はバリバリ踊りながらもちゃーんと生歌です。というか、ここからほとんどミディアムテンポ以上の曲は全部踊っていた印象です。
ふと忘れてしまいますが、あれだけ踊りつつもふたりともすっごくいい声で歌っていて、それって実はすごいんじゃないの?
息が切れてやっぱり踊りが入ると歌がねぇ〜なんて思ったシーンはひとつもなかったと思います。
今回つよしさんの踊りにものすご〜く気合が入っていて、隅々まで命が吹き込まれていた感じがして至るところで釘付けでした。
一方のコウイチさんはダンスもだけど歌の方により声量とパワーを感じました。
いつもとちょっと逆な印象でそんなところもちょっと面白かったです。
もちろん二人とも歌もダンスもすご〜くよかった上での話です。
わたしは昨今売れてるアイドルのみなさんには共通点があると思っていて・・・
カメラに上手に目線を合わせつつ激しいダンスパフォーマンス。笑顔で手を振り、隅々まで気を配って美しく華やかなステージなのだけれど、歌だけはかぶせてあったり、口パクだったり。事前収録だったり・・・というのがものすごく目立つ気がしています。
それでも見ていて安心できる方がいい、完璧に見えた方がいいという人たちの声もたくさん知っていますが・・・
わたし個人は多少歌ってる顔が歪んでも、声がたとえ裏返ったとしても(KinKiさんは決して裏返ったりはしないけど、笑)やっぱりその日のグルーヴがちゃんと入った生歌が好き。だって歌手でしょ!声を、歌を使って表現することを商売にしている人たちでしょ。
特にKinKiさんはさらにその生歌が最強なので、やっぱり彼らがいいなと思ってしまいます。生歌を聴くたびそのことを強く思い出します。
あっ!つよしさんが久しぶりに鳩がとまるようなマイクの持ち方してる?(ずっと以前してた、指を立ててひらひらさせながら歌うマイクの持ち方のこと)と思ったら、マイクの方の手にひらひらのついた白いグローブをしていたのでした(笑)
あの精悍な髪型と男前な顔とダンスでひらひらグローブ。またすごいギャップなのに思わずやられて萌え。
この曲の中で圧倒的に記憶に残ったのはつよしさんの空き缶を蹴っ飛ばす足。ずいぶん楽そうに高く上がるんだなぁ。股関節がかなり柔らかいのかも?・・・うらやましい・・・なんて思いながら見てました(笑)


3.スワンソング
硝子の少年からスワンソングへ。デビュー当時からつい最近へ。ものすごく斬新にしてドラマチックです。
「白鳥のカーヴ!」ってわたしメモ。多分これ、反り返るダンスがとっても官能的に見えたのだと思われます。S字になった時のつよしさんの背中のライン。ちゃ〜んと白鳥に見える指先の動き。コウイチさんののびのびとした指先まで神経が行き届いた指先。綺麗なステップ。
そしてクライマックスで向い合う振り付け。これ、久しぶりじゃなかったでしたっけ?
より天井が近かった31日と元旦にふとドームのまるい天井を見上げると、天井にも白い白鳥が映し出されてました。



4.愛されるより愛したい
この曲はイントロだけでぐっときます。
そしてワイドショーでもやっていたように、珍しく最初のご挨拶がつよしさんでした。なんだか新鮮!
「2013年最初のライブ、ものすごく愛し合って最高のライブにしようぜ!最後までよろしく!」よく通る声。ああこの声が大好きなの。
そのあと良きタイミングで銀テープがシュパーっ!!
どの日も全然届かなかったけれども、31日にやさしい関西のお友達にいただいて、我が家の宝箱の中に入っております。くださったやさしいお友達のみなさま、どうもありがとう!!
そしてこの曲のダンスがいつもよりオトコっぽく、力強く見えたのは、つよしさんの髪形のせい?表情かなぁ?
この曲の途中で女性のダンサーさんとコウイチさん、つよしさんがそれぞれ絡むシーンがあって、コウイチさんのはソロコンやSHOCKなどで見慣れているけど、つよしさんが女性の腰を支えるシーンは初めて見たかも?いやんやめて。もっと見たい(笑)ドキドキドキ。
特に一塁側だった30日と元旦はよく見えて、存分にズキドキさせられました(by 溺愛ロジック
CITYの絵のバックスクリーン。冷たく渇いた都会の街並みの中で、愛されるより愛したいと切実な顔で歌うKinKiさんたち。

曲のラスト。バラけて踊っていたKinKiさんと皆さんが、次第につよしさんを先頭に縦一列に集まってきて、ああ!きっとあの曲のイントロだ!!


5.TIMEイントロからぎゅーっと心を掴まれます。
この曲はここまでより更に更にドラマチック。そしてワイルド。そしてふたりが傷ついた地球最後の戦士みたい。握り締めたこぶしから上へ目で辿っていくと、二人とも綺麗な腕の筋肉。思わず双眼鏡で追いかけてしまいました(笑)
この曲、一見地味だけどものすごく骨太で、ライブのセットリストに入ると映える曲だと思いました。
コウイチさんの声量がすごく増して、つよしさんとユニゾンになるところ、鳥肌ものでした。
この曲は大音声で聴くからこその1曲です。

そして、デジタルな音と映像と共に、KinKiのアルバムの画像と数字が次々と飛んできます。タイムトラベル?タイムスリップ?タイムマシーン?
1997と2012の文字。行ったり来たりなイメージ?
KinKiさんの過去のライブ映像?もありました。

インターバルがあるのはここだっけかなぁ?
ジュニアのみなさんが一人ずつすごく素敵なダンスをして・・・
そして着替えを済ませたKinKiさんたちが再登場。
ここからは過去にさかのぼってAアルバムから順番に1曲ずつ、厳選曲のご披露となります。
今回の選曲はスタッフさんがされた?とどこかで聞いた気がしますが、なかなかファンのツボをついた素敵な選曲でした。
(続きはその2へ)