ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ちょっとうざい話

 ここのところずっと調子が悪かった某P社のDVDレコーダーがついに壊れてしまいました。HDDの中身はなんとか無事なのですが(なので、再生機能だけそのまま使って、録り溜めたドラマなどはそのまま見ています)DVDに焼けなくなってしまったのです。
 実を言うと、ダビングもここ1年ぐらいずっと高速ダビングができない状態になっていて、2時間番組を焼くのに2時間を費やす、4時間分のDVDを作るのに4時間かかるという素晴らしく気が遠くなる事態だったのですが、それでもできていただけありがたかったわけで、とうとう全くDVDそのものを受け付けない事態になってしまいました。
 そんなこんなで週末以降、すでにずいぶんまえから待機していた某T機に変えたことから様々なトラブルが発生し、それはそれは悩ましいことになっていて(笑)おちおち日記も書いていられないほど振り回されておりました。
 そんな風につまらないことで時間を消耗している時に限って、旧知の、とっても大切にしているお知り合いの方から久しぶりに衝撃パンチが飛んで来たりして(笑)
 というわけで、変なところで切ってしまいますが、続きの話はとりあえず自分の中では消化しておしまいにした話の上、ちょっとうざいテンションで書いておりますので、隠します。
 さて、そのある方のひとことから続きはスタートします。
 「え〜っ!?まだweb日記を書いてたの?いつまで書くの?そろそろアナログの世界へ戻る気になった?」
意外なひとことだったのですが、不意打ちだったこともあって、とってもびっくり。
 実はweb日記を始める前は、「ふぇるまーた」の前身として手書きの家族新聞を作っていたのですが、「ふぇるまーた」に移行する際に送っていた全員の方にアドレスを伝えたものの、結果的にパソコンを使わない人たちへのフォローができず、そのままになっていたのでした。
 そうこうするうちに、「ふぇるまーた」はどんどんマニアックな形になってきて、今ではほとんど家族新聞とは別物になっています。紙で書いていた頃の面影は、多分ほとんどありません。
 そんな中、最近70歳になられた彼女はパソコンとは無縁というひとりで、「いつかはパソコンというおもちゃに飽きて、『手書きふぇるまーた』が戻ってくるだろう」とずっと思って待ってくださっていたらしいのです。また、「こういうご時勢だからこそ、お手紙とか手書きの近況報告はとっても貴重だしうれしかったのよ〜」とも。
 ただの家族新聞なのにそこまで思ってもらえて、とってもしあわせなことですが、「早く目を覚まして戻って来ないかしら?」なんて思われていたことが、ちょっとショックでした(笑)続いての言葉はもっとわかっちゃいるけどこたえる話でこんな風です。
 「あのね、web上からあなたひとりが消えたってなんの影響もないのよ。どうかしたら、あなたがいなくなったことさえ誰も気付かない…なんとなくそこに居場所があるみたいに錯覚していたかもしれないけど、webってそういう場所なんじゃないかしら…そろそろ戻っていらっしゃい!(笑)アナログの世界になら、まだまだあなたの居場所はあるわよ。匿名希望のその場所から本名のあるべき場所へ戻っておいで!」
ね!?(笑)ちょっと引っかかるでしょ!?
 最初は「ここ」を全否定されたみたいな気持ちになって拗ねモードになったのですが(笑)、はて?「ここ」に固執しているのはなぜ!?自分の思いの丈をどこかで吐き出したいだけならば、なぜ公開しているの!?友だち作り?もう十分なんじゃないの?プライベートモードじゃ、どうしていけないの!?もてあました自己顕示欲?暇つぶし?…etc.etc.
 考えていくうちに、彼女の言葉が妙に納得のいく言葉にも思えてきて…初心に戻って内容を見直して紙の新聞に戻す…それもありかも?!なんて思い始めたのでした。
 とりあえずいっぺんweb上の「ふぇるまーた」を閉めてからゆっくり今後のあり方を考えてみるかな〜!?なんて思ったり。
 ただ、ただです…日記って開くのは簡単ですが、閉じようとするとそれはそれでエネルギーがいるもんなんだな〜ということもまた実感したわけなのです。
 「それでは皆さんさようなら」の文章でしょ!これまでのログをどうするか?とっておくのか捨てるのか?とかいうこともあれば、リンク先の皆さんへの挨拶は?とか…etc.etc.勢いで作ってしまった形だけのホームページもあるし。あれもほったらかすわけにはいかないしな〜とかね。
 実際に「実はこのたび、ふぇるまーたを閉じることにいたしました。」なんていう文章も書いてみたわけですが、これもこれで骨が折れる作業で、2時間くらい時間をかけて文章を練ったものの、どうにも文章が気に入らず…
 というわけで、か〜な〜り迷いに迷って試行錯誤をしてみた週末でしたが、結局は進む勇気も戻る勇気もないということがわかっただけ(笑)「我思う、ゆえに我あり」もうしばらく、結論を急がずにここを続けながら考えていこうと思います。
 彼女はパソコンを持たない方なので、別にここで言い訳することもないのですが、何も書かないのも大事なことを黙殺してしまったみたいで後ろめたかったので、あえてエントリーに加えてみました。
 おとなりの日記書きさんたち、ブロガーの皆さん、通りすがりのアナタ!あなたにとってはこの頼りない小さな箱の中は、どういう位置づけなんでしょう!?
 それでね。ここからはオチの話なのですが…高校生の生徒とレッスン後雑談している時に、そんなことをつらつらと暑苦しく愚痴ったら、「そんなにむずかしいことを考えなくても、両方続ければいいんじゃないの!?紙のヤツを別物として復活させて、web日記はそのまま。ほら、一番簡単な解決!」とひとこと(笑)
 なんという「目からうろこ!」
 とりあえず、迷いは残ったもののずいぶん気が楽になりましたのことよ(笑)多分オトナってつまらないことに悩み過ぎなのかも!暇なんだろうか!?ダメダメダメだわ!!
 Nちゃん、ありがと!!