ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 4月22日 ENDLICHERI☆ENDLICHERIライブの感想です。

 ここのところ、忙しさにかまけて真面目に書いてなかったので、今回はちょっとだけがんばりました。ということは、例によってとてもとても長いということなので、続きは各自のご判断でどうぞ(笑)
 うまくまとめられないのでところどころ文章が変だし、箇条書きも多用しています。すでにして、記憶も怪しいので、間違っている箇所があったらご指摘は遠慮なく。先にあやまっておきます。ごめんなさい。
★曲に入る前のちょっとした箇条書き

・ズボンを多分後ろ前に履いてました(もちろんわざと)。赤いズボンの前側にCHERIの文字があったのですが、かなり腰ばきなので違和感がなくて、最初、別のかと思いました。
・会場の最前列の前と横、Dブロックの後ろの方に、絵と写真のパネルがいっぱいありました。絵は抽象画のような感じで、写真はどれもケリーのどアップ。うんと加工されていてかなりカッコいいです。持って帰りたくなるようなショットもありました(笑)ぜひ、写真集に!!
 HANAさんとばくさんのネーム入りでした。この日はちなみにばくさんがいらしていて、CCKの時、目の前を通って精力的に写真を撮ってました。
 噂によるとケリーがフォトショで写真の加工もしているとか?!この写真かどうかは定かではありませんが(ラジオでも、フォトショップにはまっている発言がありましたし、夢中になっているらしく、やりすぎないように、時間を決めてやっているそうです、笑)

・ライブのすべてを楽しみ尽くそうと思うなら、(わたしにとってはですが)今回はCブロックが最高!と思ったこの日。段差があるので、どんなに前に大きな人がいても、ケリー氏やバンドの皆さんの足元から頭の先まで見えるし、ステージの端から端まで全部見ようと思ったら、ぜったいにこの席はお勧めです。(Nさ〜ん!この席で見せてあげたかったわ!!)
 今回かなり端っこよりだったにも関わらず、またかなり蒸し暑い日だったにもかかわらず、音響はよかったように思いました。これも場所が関係しているかもしれませんが。
 それからステージからこっちを向いているライト。ミラーボール。客席の皆さんの大盛り上がりっぷり。天井部分のアーチが、左から右へ流れるように光って行っては消え…。そんなことにも初めて気がつきました。

・ケリーの顔がとにかく小さくみえました。身体も以前よりずっとシャープに見えました。濡れてもまっすぐ、うねらない髪の毛。向かって左側が長くて、右側は比較的短いけれど、もう刈上げっぽくはないです。

・トランポリンは、今日は鹿島さんも跳んでました。
△をかぶっているヒトは、この間行った時はそんなに踊っていた印象がなかったのですが、すごくダンスが上手くなっていました。
 前々回オットと行った時、車椅子席にかなり重度の障害を持っていらっしゃる方がベッドに近い形の車椅子で、つきそいの方とともにいらしてました。
 その時に、オットと「たとえ横になったままでステージがよく見えなかったとしても、ライブに参加して、この雰囲気に浸れてホントによかったね」と言い合いました。(我が家はいろいろと事情があって、こういう方々のことを他人事とは思えないので)
 この間からトランポリンで飛ぶのを見て、事情があって立てない人でも、トランポリンならもしかして見えるから?とちらっと思いました。
 前回見た時もわざわざ障害者席の目の前に来て手を振ったり、細やかな心使いを見せていたケリーですから、もしかして、その障害者席から近い場所にトランポリンを置いているのは偶然ではないかも?!とも。(もちろんこの部分は推測にすぎませんので、誤解なきよう。)

★セットリストに沿ってひとことずつ

空が泣くから
フェイクがステキ。ゆっくりバージョン。でも細切れな印象はなくて、フレーズはちゃんとつながっていました。
 個人的にはソメイヨシノの時より、こっちの方が好きかも。水滴や雲の映像が本当に美しくて、特に1滴のしずくが水面に落ちて、輪のように広がっていく映像には息を飲みました。なんて綺麗!!そして映像に負けない美しくも繊細な歌声と、十川さんのこれまた繊細な音。ふたりの息があまりにもぴったりと合っていて、映画のワンシーンを見ているようでした。
ENDLICHERI☆ENDLICHERI2
 やっぱりこの曲、すごく好きです。すでに1より馴染んでいるかも。聞いているだけでテンションが上がります。
 「戦闘モードが必要なとき、今度からこれを聞こう」となぜかいつも思います。ちょっと引き締まる感じがあって。ラリー氏の参加によりよりそんな風に感じるのかも。もちろん普通の時に聞いても十分いいですが(笑)
White DRAGON
この曲で再登場(幕が開いて出てくるのは最初ですね!)するのですが、ギターを持ってUFOから出て来るのが新鮮でした。ギター抱えて決めポーズした一瞬、くらくらしました。いやん、ステキ!
僕らの音楽そっくりの演奏だ!なんて思ってから、そりゃそうだ!同じ人が歌い、同じ人たちが弾いているのだから…と一瞬思ったのですが、それってなかなかできないことではないですか?!アベレージが高いということです。すごいです。そしてなぜかCDよりずっとレベルが高く感じる不思議。やっぱり歌い込んでいるから?演奏もたくさんしているから?
FISH DANCE  
これは一度だけ、初日に聞いているのですが、CDで聴きこんでからライブで聞いたらずっとずっと好きになりました。今回ホーン隊よりのC7ブロックだったのですが、ホーン隊正面だったので、危うくあの早いパッセージのところでノックアウトされるそうでした(笑)すっごくカッコいいです。その部分、ケリーをちら見したら超ノリノリでした。そりゃあ気持ちいいに違いないです(笑)
Inst
もう、テンションが上がる!上がる!スチーブがスキャットをする部分で、ケリーもそっくりの声で応戦して、スキャットバトルみたいになっていました。スチーブ声のトーンをあまりにも上手にそっくりに真似て、同じようなリズムで会話のように行き来したのですが、まるで宇宙人同士の会話みたいで面白かったです。多分、目をつぶって聞いたら、どっちがスチーブだかわからないくらい似てました。ケリーはやっぱり耳がいいのだなあと思いました。
傷の上には赤いBLOOD
短いイントロが始まった途端から、好きすぎてもうどうしよう(また出たよ!)と息も絶え絶えに思う曲です(笑)今回、「NARA」のどの曲もイントロが本当に印象的です。
 どこが何がと具体的に言えないボキャ貧な自分が悲しいですが、これほどテンションが上がる曲はこれまであったかしら?と思うほどです。コーラスの皆さんもスチーブもコンガのような楽器を持って縦横無尽に動き踊るのですが、ケリーの声とこのリズムで後ろから見ていると客席の皆さんが跳ねること、跳ねること(笑)
 若いお嬢さんたちも、男の子のグループも、おかあさんと小さい男の子も、ちょっとお年を召したご夫婦も…みんなみんな揺れていて跳ねていて、会場中が揺れてました。そういうところを見ながら盛り上がれるのが、後ろのブロックのいいところでもあります。
宇宙の雨はね 二人で
ものすごくムーディーで、大人っぽい雰囲気です。そしてケリーの歌声がとっても甘いです。ウエケンさんのベースにも痺れました(笑)
 結構アタックのかかったはきはきパキパキした声で歌う曲が続くので、ここにこういう曲がはさまっているのはうれしいです。実はすご〜くスイートな声の魅力もある人だと思っているので、たまには聞かせてほしいなあと思ってました。
 この曲はライティングが本当にきれいでした。ケリーの足元あたりに星空?天の川?のような照明があったり、天井を電飾が流れたり。ステージの照明の明るさが時々強弱しているように思えたのですが?!どうでしょう?!
Inst
メロディーがすごく好きなインストです。ブルースっぽくて髪を振り乱しながら弾くケリーのギターが絶品。
ソメイヨシノ
こんな手もあったのね!という目からウロコのアレンジ。途中ドラムス?パーカス?の音がボレロっぽかったり(ダ、ダダダダ、ダダダダ、ダダダダダダダダダダ!って感じ)、マーチっぽいようにも聞こえました。
Sparkling(Member Call) 
絶品のソロワークに痺れました!(この辺りの感想はCCKともかぶるので、そちらを参照してください。)
Blue Berry
やっぱり大好きです!続きは何度も書いているので割愛。
Take U 2 The Rainbow Star 
変拍子っぷりにちょっと慣れてきました。そういえば前日のラジオで、スチーブも最初はこの変拍子が苦手だったらしいことを言っていて、面白かったです。騙すような「んた〜っ!!」というリズムの入りの部分のことです。
 スチーブの話を聞いて、あそこで半拍ずれてるんだということが初めて理解できて、やっと手拍子の意味がわかりました。わたしが裏拍と表拍がずれているかのような錯覚に陥ったのは、その半拍がうまく感じられなかったから。その気で聞いたらやっとその半拍を感じ取れてなるほど〜と納得(笑)遅!!
Chance Comes Knocking.
最初、実は「これはもういいかな?!」と思っていたのですが、途中からどんどんケリー自身のテンションが上がって行くのがわかり、とんでもない隠し玉も出て来ました。ケリーが指揮者のようにバンドメンたちを次々と指さしてゆき、SPARKLINGの時みたいにアドリブソロを指名していったのですが、その部分が鳥肌ものでした。どの方も珠玉のアドリブを繰り出してきて、まるでバトルのようなセッションが展開したのですが、これがホントすごいの。音楽ファンにはたまらない光景でした。この方たち本当に個性的でひとりひとりのスキルが高いのだなあということを、イヤというほど思い知らされました。しかもみなさん、引き出しがたくさんあるのです。
 かといって、出るところと引っ込むところはちゃんとわきまえていて、決してでしゃばっているわけではなく、ケリーや他のメンバーを立てる時にはうまく他の音たちに溶け込んで引っ込み、求められればまた、前面に出て来る。そういうことがさりげなくきちんとできる方々なのがすごいなあとつくづく感心しました。さすが歴戦の猛者揃いです。
 ここ何回か見ていて、こんなにステージが広くて端から端まで長いのに、ケリーといいバンドメンといい、他の動きをよく見ているなあと感心することしきりです。たとえば西川氏のほぼ目の前だったことがあるのですが、竹内氏がいいフレーズを弾き始めるとすす〜っと気配を消してサポートに徹したり、かと思うと音が薄くなりかけるとドド〜ンと前へ出て行ったり、その辺り本当に良く見て良く聞いていらっしゃるのだなあと思いました。

アンコール
Rainbow wing
フェイクは益々さえざえとしてましたし、声が伸びる伸びる!時々しゃべる声はちょっとお疲れ?と思うこともあるのに、歌い始めると全然そんなことはないのだと思い知らされる感じです。特にこの曲は鬼気迫る感じで、毎回この1曲を聞いただけでかなり満足します。
 
 正直に言うと、全部の曲が「NARA」の曲に変わってもいいかなというくらい、わたしは新しいアルバムの曲たちにはまっているので、次に行く時、「脳」や「DARLIN」が聞けたら尚うれしいのにと思います。
 多分ですが、セットリストもまだまだ、変わって行くのではないかと思います。
★印象に残ったMC
・いろいろな人が来るという話で、お相撲さんの話。昔からファンという友達の友達という方がお着物で来たそうです。
・今日は男子が多いねーっ!今日はなんだか楽しい!と言ってどんどんテンションアップ!
・50代以上の人がハイヤーしてくれて嬉しかったと言ってました。
・ラリーグラハムがスーパーマリオみたいだという話の流れで、マリオに似た人に会った話が(笑)
一昨日みんなでご飯行こうとした時、持ち手が付いて引っ張って歩くトランクを引いた髭面のスーパーマリオのような帽子を被った人が引っ張っていたのを見た話を。 「現役引退したスーパーマリオみたいやった」と(笑)かわいく思い出し笑いしてました。
・男性限定ライブをしたいと言って女の子にブーイングをされてました(わたしは、してほしいなと思いました。)それを聞いて「一年やるわけじゃないんだから。たった1日でしょ。」となだめるように言っていたのがおもしろかったです。
・パーカッションソロに挑戦しましたが、背の問題か(スチーブさんの席だから、笑)ドラムほどうまくいかず、ちょっとぎこちなくて困ってました(笑)
・あと二つ三つ壁が壊れそうなことがあるらしいです。