ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 妹のBIRTHDAY!・・・なのになぜか喧嘩論

 4つ年下の妹に、「誕生日おめでとう」のついでに「新学期おめでとう」というメールをしたら、ものすごく共感する返信が来て笑えました。小学生の母としては新学期が心底待ち遠しかったらしいです。もちろん我が家とて同じですが、うちの場合は高2と中2なので、そんなに家にいないし、気がつけばそれほどうっとうしくはなくなりました。
 ただ、先日2人が久しぶりに取っ組み合いのけんかをして、びっくりしました。まだやるんだ〜なんて感心してしまいました(笑)ホントに大きな音で取っ組み合ったので、オットが大あわてで止めに入りました。わたしが「やらせとけば〜」とのんびり言ったら、後から「おかあさんは、冷たいなあ〜」とひんしゅくをかいました。
 また、理由がくだらないの。いい年して、ドアが開けっ放しで寒いとかなんとか、その前はプレステ2を使う順番でもめています。「まったくあんたたちはいくつだよ。」と言いたくなるくだらなさです。ここのところ、喧嘩をしなくて大人になったかもと喜んでいたのですが、そうではなくて、二人が揃う機会が単に少ないだけだったようです。久しぶりの喧嘩っぷりにうんざりしつつ、なんだかなつかしい光景でした。
 そして小さい頃から妹とわたしもずいぶんと喧嘩をしたなあと思い出したのです。女の子同士なので、にっこり笑って机の下でつねりあったり、口でとことんやりあったり、陰険なパターンが多かったですが、確か妹がわたしの不用意な一言に「か〜っ」ときて、二階の窓から漫画本をいっぱい放り投げて、「ぐやし〜!!」と歯軋りしながら拾いに行ったこともありました。拾いつつもどうやって仕返ししてやろうか?なんて作戦を練ったりして(笑)跡がつくほど爪を立てて取っ組みあったこともあったはず・・・わたしたち姉妹に比べれば、まだまだ修行が足りないな・・わが子たち。
 もちろん喧嘩を奨励するつもりはありませんが、どうにも最近喧嘩ひとつできない子供たちが多いような気がして、せめて姉弟くらい、思い切り喧嘩してもいいんじゃないかと思うのです。もめ方がわからない、手加減がわからない。そしてうじうじといつまでも、怒ったり恨んだり。一言言ってしまえばおしまいになることでも、我慢を重ねていると突然爆発して、かえって怖いです。兄弟は最も仲直りが楽なんだし、喧嘩のレッスンは大事だよ、とついついそんなことを思います。ばち〜んと叩けば、叩かれた方はもちろん、叩くほうも痛いんだとか、そんなこともやってみなければわかりません。(もちろん、程度を心得ての話ですが)
 あれ、ちょっと待って。妹の誕生日話からとんでもない方向に話がいってしまいました。軌道修正、軌道修正。
 幸いにして、大人になってから妹と喧嘩したことはありません。そして喧嘩した思い出こそ残っていても、時を経てそれさえもがいい思い出になっています。そこがやっぱり姉妹のいいところだったのだと思います。
 特にここ数年は、彼女もKinKi Kidsファンになったので、一緒にコンサートにも行ければ、共通の話題もたっぷりあって、話題にもここ欠きません。コスメ話や洋服の話に花を咲かせたり、つまらない日常の愚痴を言い合ったり、酒量もほぼ一緒・・・彼女のいないこの世界は考えられません(笑)これからもずっと「とってもきれいなのにいやみがなくて、とてもかわいらしい妹さんね」って言われ続けて、姉に「鼻高々」な思いをさせてちょうだいね。
 わたしの誕生日も近いので、できれば一緒にお祝いができたらいいなあなんて、二人で話しているところです。ホントにホントにHAPPY HAPPY BIRTHDAY いもうと!!