ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 体育祭が終わりました。

 昨日はオトートの体育祭だったのですが、思いのほか日差しが強く、暑くて大変でした。
 土曜日なのでご夫婦で見に来ている方が多くて、おかあさんたちはまあまあ平気そうにしていましたが、日頃太陽の下に出ないお父さんたちはぐんにゃり。わたしはというと、夏の間に半袖についてしまった日焼けの跡を消そうとあえて、ノースリに限りなく近いカットソーで行ったら、半袖の跡は消えて満足ですが、夕方時計をはずしたらBaby−Gの跡が広く真っ白に残ってしまい、唖然!詰めが甘いのです(笑)
 ところで、オトートの学校では伝統のクラス全員リレーというものがあります。これは、全員参加で行われます。
 クラス全員リレーは、各クラス子供たちが順番の作戦を練って、早い子も遅い子も男の子も女の子も、とにかく全員がトラックを半周走ってバトンを渡して行きます。これがとても面白い競技で、なんとか順位を追えるのは最初の数人だけです。気がつけば何組が何位なんだか、どこが先頭なんだかさっぱりわからなくなります。5人目、10人目とくぎりの人は色別のベストを着ているので、そこで一旦順位や周回遅れのクラスがわかるようにはなっていますが、それはたいした問題ではありません。
 にこにこ手を振りながらうけ狙いで笑いをとりつつ走る子、全速力でごぼう抜きして行く子。前の年には松葉杖で完走して拍手喝采を浴びた子もいましたし、前後のめぐり合わせで、俊足自慢の子でもひとり遅れて孤独に走るという展開になることもあります。
 オトートは筋疾患があるので走るのはかなり遅い方だし、3年前に卒業したアネも走るのは遅かったのですが、一生懸命やっているというだけで、ぜんぜんOK!そんなことは物の数ではないというステキなレースです。
 最初の方で自分の番を終えて、まったりしていたオトートも終盤に向けて精鋭を集めデットヒートになってゆくレースに次第に気をとられてゆき、結局学年2位という好結果にクラスみんなと飛び上がって喜んでいました。
 ところで、密かに心配していたことに、大縄跳びのクラス対抗があります。筋力が弱いので、跳躍というものが極端に苦手なオトートなので、実はこっそりと心配していました。小学校低学年の頃は、人より縄跳びが下手だということが悔しいとよく泣いていました。中学になったので、家で細かいことはあまり言いませんが、大縄跳びは、ひとりでもひっかかるとストップしてしまいます。クラスの子に迷惑をかけていないか、本人が迷惑をかけまいと無理をして、大切な筋肉を傷めるのではないかと、そしらぬふりを貫きつつも、実はとても心配だったのです。
 むずかしいお年頃で、親から指示されるのは嫌がるし、負けず嫌いで、途中で棄権するということを極端にいやがることもあって、どうなることやら?!と毎年ドキドキしているのですが、結論を言えば全然大丈夫。棄権することもなく、それどころかオトートのクラスが3分間で70回飛び、学年トップでした。案外けろっとして筋肉痛にもならなかったようだし(極限に疲労すると、傍目にもはっきりわかります)、友達とゲラゲラ笑いながら引き上げて行く様子をみて、心からホッとしました。
 そんなこんなで「わが子」的には充実して、とてもステキな体育祭だったのですが、実はわが子とも競技とも関係のないところで、昨日は「喜怒哀楽の台風」状態になりました。整理して書こうと思いますが、無理かも。一旦オトートを中心にした話だけで、更新しておいて、あとは後ほどということで(笑)