ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 その1

 オトートが陰山英男の徹底反復シリーズの「漢字プリント」をどこからか引っ張り出してきて、小学校の漢字の復習を始めました。「ドラゴン桜」を見て影響されたらしいです。このドラマがえらく前向きなドラマに見えるのは、あまりに「女王の教室」がぶっ飛んでいるからだと思うのですが、その姿をみていて、やっぱりドラマは前向きのエネルギーを感じさせてくれるものが好きだなあと思ったわたしです。
 とはいえ、女王の教室も見てます。乗りかかった船と言う感じ。もはやこのドラマをみて教育について考えようとは微塵も思ってはいません。あまりにも現実離れしているし、現実を風刺しているとも正直言って思えません。でも「あなたの隣にだれかいる」みたいなホラーっぽいドラマだと思えばそれなりに面白いかもというスタンスです。誰かに感情を入れすぎるとエネルギーを丸ごと吸い取られそうなので、なんとなく遠巻きに見てます。
 「電車男」は2話や3話は1話と比べるとちょっとは原作に沿ってきたので、(わたしにとっては)見やすくなりました。がさつでおっかない女の役なのですが、白石美帆嬢がなんだか好きです。理由はわからないけれど惹きつけられています。子供たちは電車男が持っている「ケロロ軍曹」のかわいいフィギュアに大喜びです。電車男エルメスさんの両親があんなに個性的な人でなければならない理由がいまひとつわかりませんが、(原作にはないです)「がんばれ!がんばれ!」ってやっぱり気持ちよく応援してしまいます。
 「義経」はそろそろ終盤の展開が暗示されるような場面が増えてきて、ため息がちに見ています。小さくまとまった主従の穏やかな日常場面がとても好きなので、尚さらそう思うのかもしれません。常盤御前稲森いずみさんが、最後までとてもとても美しく凛として、この役ははまり役だったのでは?と思いました。
 逆になにも考えずにただただ大笑いしつつ見ているのが「はるか17」で、脇を固める方たちも含めて、キャストみんなに愛着が沸いてきています。古田新太さん、深沢敦さん、大島蓉子さん。芸達者な方々のお芝居が楽しいです。このまま突っ走ってほしいです。
 まだまだ語りたいドラマはたくさんあるのですが、その2に続くということにして、一旦更新します。