ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 夢の話と秋葉原

花粉症の治療のために「毛皮のマスクをしなさい」と言われ苦しくて我慢できないという夢を見ました。この毛皮のマスクがまたジャストフィットで、顔の向きを変えても何をしても口元にへばりついて離れません。窒息したらどうするんだろう?と恐怖を覚えたところで目が覚めたらミントが顔にへばりついて眠っていました。人騒がせな猫です。起きた途端にくしゃみを連発しました。猫アレルギーはないはずなので、やっぱり花粉のせいなのでしょう。
 そんな最悪の寝起きでしたが、今日は昨日の日記で触れたとおり秋葉原へ行きました。日比谷線秋葉原の駅に着いたのですが、そもそもJRの電気街出口がちっともわからなくて大変でした。日比谷線の出口を出ただけではちっとも「秋葉原」の匂いがしてこないのです。
 友人と合流してたまたま通りがかりの電気屋さんを冷やかした後は、やっぱりここまでせっかく来たんだからと、フィギュアやら声優のCDやらなにやらかにやらがたくさんあるお店にも行ってみました。こういうマニアックなお店は目抜き通りでも「ひっそりと目につかない場所とかに入り口が隠されてあるのかしらね?」なんて話しながら歩いていたのですが(わたしがそこでイメージしたのは、原宿のジャニーズショップでした、笑)そんなことはなくて、堂々と門戸は開かれていて、某店舗の7階から順に下までゆっくり探検してきた40代の主婦ふたり。はためにはとっても怪しかったに違いないです。(でも行ってみたいという好奇心には勝てませんでした・・・わたしたちが、実はマニアックな人たちで、そこにあった諸々にもっと興味があったら宝の山なんだろうなあと、ちょっとその心がわかったような気がしました。)
 ここではアネとオトートがいつもテレビで見ていた、おなじみの「金色のガッシュ」と「鋼の錬金術師」のフィギュアをおみやげにしました。双方ともほぼ半額で340円でしたが、ガンダムとかの本格的なフィギュアはものすごく高価で、こういうものにはまったらお金がかかるんだろうなあなんて思いつつ、その精巧さにため息をつきながら見てきました。
 そこから今度は携帯のGPSを駆使して、昨日ネットで目をつけていたインド料理屋へ。
(前にもインド料理を食べたことを日記に書いた気がしますが、格別インド料理だから好きだというわけではなくて、エスニック料理は何でも好きなのです。)ここは、秋葉原の隠れ家的なレストランということでしたが、そんなイメージとはほど遠く、店の外の階段にはみ出すくらい人が待っていて、しかも近所の会社員風の常連とおぼしき人がほとんどだったので、とっても期待しながら列の最後尾に並びました。
 結果的にはここが大正解で大きなナンもおいしかったし、タンドリーチキンもカレーも、ココナッツミルクのたっぷり入ったシャーベット風のデザートもとっても美味でした。ここで、ドリアン話やらマレーシアの最近の話やら、例によって散漫なわたしたちの好奇心の話やらで盛り上がり、食後はほんのちょっとだけですが、浅草橋に寄ってビーズやら包装紙やら文具やらの問屋に寄って「わあ、みてみてここも安いよ〜」なんてきゃあきゃあ言いながらいっぱい歩いてきました。
 遠足みたいな一日でしたが、とても楽しかったのでちっとも疲れてなくて、そこからの怒涛の5レッスンもなんのその、まだまだ余力がある感じがしています。