ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

東京ドームコンサート1日目

わたしにとっての初日で、妹と姪っ子、オトートと4人で参加してきました。妹と姪っ子は名古屋でも見ているのですが、別のコンサートのように見え方が全然違ったそうです。(所詮ドームだから全部は見えないし、モニターを見る場所と肉眼の場所が違うってことです)
今日の席は前の方ですがとっても端っこだったので、思ったほど見やすいとは言えない場所でしたが、光一くんが何度も何度も数メートルの距離を通って行き、わたしはもちろんですが妹がうっとりと見とれているのが印象的でした。生の光一くんは細いんだけど筋肉がしっかりついていて、色白で隙のない美しさでした。今日の彼は穏やかな幸せそうなとってもいい顔をしていました。
それに対してつよしくんは、わたしたちの方からは遠い側に行くことが多かったのですが、一番見たかった「やめないで,pure」の時に目の前のステージにいて、かっこよくて息が止まりそうになりました。ちょっと丸くなった?との声も聞こえていましたが、生の彼は腕が本当に細くて体も思ったよりずっと薄っぺらでした。なんにせよこのダンスが目の前で見れたから大満足です。音楽が好きなので「ダンスがどうしても見たい」とは日ごろあまり思わないのですが、こうしてあまりに近くで見てみるとやっぱり踊っているKinKi Kidsが大好きだったんだと気がつきます。二人のダンスは一見正反対で、お習字にたとえるときちんと留めはねがきまっている楷書のような光一さんのダンスと曲線で自由な筆運びなんだけどしなやかでやわらかいつよしくんのダンス。ひとりひとりのダンスを別々に見ると合うのかなあ?と思うのですが、一度ふたりで踊りだすとぴったり揃って別の味が加わってとても綺麗。いいなあ、KinKi Kids。そうはいってもわたしは所詮つよしくんファンなので、つよしくん寄りに追いかけてしまい妹は逆。時々視線が交差したり遠く離れたりしながら、ふたり揃ったところで手に手を取り合って「見た〜?!」なんて喜び合ったりして、それもまた楽しかったです。
そういえば最後のアンコールのアニバの時、つよしくんがステージからこっちに向かってずんずん来て目の前で外周のトロッコに乗り込んだので、かなり長いこと上半身はだかのつよしくんが近くにいて、姪っ子が裾をつかんで「はだかはだか!」とわたしに言うのですが、わたしはというと無言で反射的に双眼鏡を構えていました。おとなってやだわ(笑)そのあと光一くんもまわってきて、「脱いではないけど見えてるね」なんて冷静に言う姪っ子がかわいくて思わず吹きだしました。
姪っ子は本当にいいファンで、ふたりのMCに大喜びしたり小声でつっこんだりファンの鏡のようでした。オトートはというと、さいしょ恥ずかしさも手伝ってきょどっていましたが、途中からノリノリになって大きいからだでペンライトを大きく振り回すので後ろの人に迷惑がかからないかと冷や冷やしました。最後にはアピールするために何か言葉を書いたボードを持ってくればよかったという始末!考えてみれば家でCDは散々聞かされているんだし、しんどいや兄弟も欠かさず見ているわけなので、彼が楽しめないはずがないのでした。
コンサート全体を通してみると、「KinKi Kidsって本当にいい曲ばっかり」とあらためて思わされました。ファン濃度が増すにつれてどうしてもアルバム曲ばかり聞いてしまい、シングルをあらためて聞くことは少ないのですが、バラードありバンドの歌ありダンス曲ありでバラエティーに富んでいていて、しかも全部一緒に歌えて楽しかったです。
歌で特に印象的だったのは「to heart」「月光」「もう君以外愛せない」「tell me」あたり、生バンドでは「Hey!みんな元気かい」がとってもよかったです。ストリングスといい生バンドといい、ぶ厚い音でとても満足でした。
できればもうちょっといい音のホールで聞きたいが本音ですが、それを差し引いても十分楽しめました。バンドにギターのコーナーでは下神さんのソロを聞いて一瞬ソロコンが蘇りきゅんとしましたが、それはそれとして本当に楽しいコンサートでした。
さあて、明日は雪があんまり降りませんように。