ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

台風一過

「関東地方は、雨風ともたいしたことなかったよ」と昨日の朝メールしたのですが、結構いろいろありました。
 雨傘が3つグニャグニャに曲がり、そのうち一本は力任せに曲げ返してとりあえず元通り(になったのか?)にしましたが、もう2本は残念ながら再起不能でした。アネ(長女高1)とわたしのかさです。アネは自転車で傘差し運転したのがいけなかったわけですが、「午後には台風だ」とわかっていながら雨合羽を持たずに学校へ行くそのずぼらさがステキ!
 頭の先から靴まで全身びしょぬれ、傘は?と聞くと人はぬれても乾かせばいいけれど、荷物はそうはいかないので、前かごに差して来たけど曲がったとのこと・・・絶句でした。
「普通の親なら車で迎えにとか行くんじゃないの?」とオトート(下の息子中1)が言っていましたが、「そんなの過保護すぎ」と一笑に付してまいました。ただ困ったのが滴り落ちる制服のスカートを乾かすこと。ドライヤーでしょ、アイロンでしょ、エアコンでしょ、総動員で何とか乾かしました。
 物の被害はそのくらいでしたが、もっとすごかったのが昨日の猛暑。
 台風一過の翌日、わたしたちの住んでいる地域はだいたい全国一?という猛暑になります。今回も例外ではなくて、我が県の最高温度は38度だったそうでパソコン学校の帰り、スーパーの駐輪場に止めようとしていたら、アスファルトの照り返しにやられて危うく目玉焼きになりそうでした。
 スーパーの中に入るとはっきりくっきり2種類の人たちがいて、この季節違いがとてもわかりやすいです。
 一種類目はずっと家にいるであろう主婦たちで、限りなく露出の高い服を着て、たいがいが裸足にサンダルなのは、叶姉妹みたいに誘惑しようとしているのではなくて、家の中で日がな一日暑さに耐えているからです。家に一人でいるのにエアコンをつけることはイケナイというのは不文律で、「どこどこの家は昼間っから室外機の音がしているのよね・・・・金持ちだわ」なんて見張ってるのかしらん?というびっくりな人もいます。
 わたしは実質専業主婦ではないけれど、夕方以降使う仕事部屋以外にエアコンを入れるのは抵抗があるので、昼間一人の時はエアコンを入れません。昨日なんて、室内が35度にもなっていて汗が滴り落ちて死ぬかと思いましたが、やっぱりふらふらになりつつバロンと(ミニチュアダックス♂)がんばってしまいました。(奴は毛皮を着ているので尚かわいそうです)
 ルナ、ミント(猫連合軍)は玄関のタイルにべったりと寝そべっていてピアノの生徒が来てもどこうともせず営業妨害、片目だけ開けるもののまた寝てしまいます。
 おっと話がそれましたが、スーパーの人種の話でした。主婦軍団に対して、長袖のカーディガンを羽織ったりして、一見身持ちが硬そうな方々はたいていが外でお仕事をしている皆さん。この人たちの方が一見楽をしているようにも見えますが、そんなことはありません。職場で男の人に合わせてギンギンに冷やされると女性は冷えで体調が悪くなるのです。会社員時代は足腰冷えて拷問のようでした。完全武装してガチガチに固めても涼しいほうがいいか、それともしどけない姿で汗みずくになっているのが正しいのか?
 真ん中は取れないのか?・・・・と思うけれど、どっちにせよちょうどよくはならないのだから仕方がないと思うこの頃です。