ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

地元もいいかも!! その1 「翔んで埼玉」

ここのところ年度末で目が回るほど忙しいです。

そのせいか、今朝の夢がなかなかに斬新で。

実はきのう済ませたレッスンは全部夢の中の話で、これからが本番よ!という恐ろしい夢でした(笑)

園児および低学年ばかり、神経を使う木曜日が先週祝日だったので。

今週月曜日と木曜日に、木曜組は2回レッスンをしたのですが…

月曜日はもともと月曜日の園児たちもいて、倍の人数になってしまったし。

昨日は昨日でまた、インフル振替の生徒も来て、なかなかに過酷だったのでありました。

さすがに昨日のレッスンをもう一回はじめからは勘弁して(笑)

週に2回生徒に会うとグッと距離が縮まるので、そういう意味ではとても意義深い振替でもあったのですが…

疲れるかどうかは当然ながらまた別の話です。

夢の中ながら、どっちが夢でどっちが本当なんだか混乱してました(笑)

やだなぁ、もう(笑)

やーめーてーっ!!

いよいよ今日で教室を卒業、ラストレッスンの子もいれば・・・

今月から、来月から新しく預かる子も3人もいて。

くったくたの年度末、なんとか金曜日にこぎつけました。

そんな中・・・

水曜日、映画「翔んで埼玉」を見てきました。

生徒たちの多くがこの映画の話をしているので、共通の話題で盛り上がりたかったのと。

「地元民」が見ても、おもしろいと感じるのかしら?

それとも「地元民」だからこそ、見るんじゃなかったと思うかなぁ?

そのどっちなのか知ってみたくなりました。

というわけで、せっかく行くならと、あえてなんの先入観もなく見たのですが…

見終わった後の感想は、圧倒的に前者でした(笑)

埼玉がdisられているとはちっとも思わなかったです。

とてもとてもおもしろかったです。

公式サイトはこちらから↓

http://www.tondesaitama.com/

よかったら、Trailerだけでもご覧になって!

そして、わたしが見て来た直後につぶやいたのがこれ。

春日部がストーリーの結構重要な拠点となっていて。

会場、沸く沸く!!

しらこばとの絵が入った草加せんべいを踏み絵にされて。

「踏めない!!!」とGACKT氏が悶絶するシーンでは場内大爆笑でありました。

ちなみにこれは地元のマンホールの蓋。

まさしくしらこばと!!!

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二階堂ふみちゃんもGACKTさんもすごくいい味出してたし。

伊勢谷友介さんも加藤諒くんもよかったなぁ。

埼玉はベットタウンなので、家族が東京に通勤通学している人がとてもたくさんいて。

我が家も4分の3は毎日都内に通勤しているし、生徒の保護者や姉妹も半分以上が都内への通勤通学組。

そんなこんなで、距離感もそんなに感じてはおらず。

さらに特に際立った名産があるわけでもなく、代々埼玉に住んでいる方々が多い地域もあるのでしょうが、結婚前は東京に住んでいたという東京2世が多いこともあって。

あんまり地元意識って高くはないと思われますが…

埼玉県って意外に広くて人口も多いから、都内を歩いてても、実はそこら中に埼玉県民が・・・

その辺りが映画でうまく使われてたなぁと思いました。

この映画を見てちょっと地元愛に目覚めたかも(笑)(笑)

はなわ氏が歌う主題歌「埼玉県の歌」にも食いつき過ぎて、本当はじっくり見たかったエンドロールの記憶がほとんどないのが残念だったのでありました(笑)


はなわ - 埼玉県のうた(TEASER MOVIE)

この動画はもちろんフルではありませんが、雰囲気はわかるかと。

はなわ氏にまつわる「実は!」もあってびっくり!大爆笑だったのでありました。

さて。

次はもう一つの地元にまつわるお話。

これは(レイン的、笑)つよしさん関連です。

実はこの日記は次の日記への前振りのようになっております(笑)

(つよしさんと埼玉がなんやかんやという話ではないです。むふふ)

その話は次の日記に書きたいと思います。

バック・トゥー・レトロとピアノ

まずは、最近すごく共感しつつ読んだ本を紹介します。

ドミニック・ローホーさんは、京都に住んでいらっしゃるフランス人。

仏教大学で長年教鞭を取られ、ヨガを学んだり禅寺にこもって曹洞禅を学んだり、墨絵を学ばれたり、禅や東洋思想から影響を受けている方で。

この方の本がとても好きなわたしは、今までにも何冊か読んでいます。

たとえば『「限りなく少なく」豊かに生きる』は確か以前にふぇるまーたでも紹介したことがあり、ミニマリストとしても有名な方です。

この方の発想は、以前から「戻ることが未来」的つよしさんの世界観ともかなり共通してると思ってました。

そもそもつよしさんが大好きな「フランス人」だしね(笑)なんて、最初はちょっと邪(よこしま)ミーハーモードで入ったのですが(笑)

今回の本は「バック・トゥ・レトロ」という副題がついていて。

「戻ることが未来」まんまではありませんか!!

というわけで、ご紹介。

バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分

バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分

 

ちなみにamazonの内容紹介にはこんな風に書かれています。

自ら実践する「シンプルな生き方」を発信し、フランスをはじめ各国で著書が累計250万部を超えるベストセラーに。本書で綴られているのは、より良い運命の軌道に乗る秘訣です。そのヒントが過去のシンプルな生き方。「ネット社会のなかで自分を耕す時間の使い方」「今も愛されるクオリティの高いものと人とのやさしい関係」「楽しく暮らすことを目標にする不幸に気づく」などなど、今を幸福で満たすための1冊です。

内容(「BOOK」データベースより)
幸福とは“自分らしく”生きること。ものや情報があふれかえる世界で上質な暮らしのために何が必要か、この一冊にまとめました。

買い物の選択肢が足りないじゃなくて、実は多すぎてうまく買えないし不安になるんだ!とか。

わたしたちはショッピングの鎖につながれていて。

「働いては買う。働いては買う」のサイクルを一旦お休みしたら、実は楽になって、ようやく生きている心地がするかも?という話にもなるほど~と思ったり。

相変わらずいっぱい納得できる話が書いてあるのですが。

今回の本では「物」を減らして豊かに暮らす話だけじゃなく、デジタルデトックスについて、かなり踏み込んでいるという特徴があって。

今の気分によりぴったりでした。

これは現在のわたしにとってもとても大きなテーマで、大きな問題点でもあったので、とても興味深かったです。

ドミニクさん自身の考えと共に、いろいろな方の言葉が引用されていて。

たとえば谷崎潤一郎氏の言葉だったかと思うと、フランスの哲学者の言葉だったり。

僧侶で随筆家の小池龍之介さんの言葉だったり。ゲーテアリストテレスだったり。

パリのバック店の販売員さんの言葉だったり。

かと思うとポケモンGO2ちゃんねるのくだりがあったり。

時代も人も引用先も、とても多岐に渡っていて、しかもちっとも説教臭くはなくて。

たとえばネットとのシンプルなつながり方のくだりでは。

私たちは、どうしてこれほどまでに何でも「知りたい」と思うのでしょう。 

個人的にはさして必要でもない情報をなぜ浴びるように取り込むのでしょう。

というくだりには心底ハッとさせられたし。

スマートフォンのさまざまな通知をいらないものから切ってみたら?とか。

「つながる」のは少しお休みにして、自分の街で、自分の居場所で、小さな楽しみを見出してみては?とか、具体的な対処法がわりと平易な言葉で書かれていて、とても読みやすく実践しやすいです。

さて。

この本の中にある一節から、わたしはまたピアノの世界を探求し始めました。

えんどうマメのさやをむきながらくつろぐ。 

今の人たちはリラックスすることができなくなっています。-原田みちこ、編集者

 です。

この章では、何も考えずに無心にできる単純作業の中で、心をからっぽにして、どうしても小さな画面を見つめがちになる日常からの脱却を推奨してらっしゃいます。

確かに手を使った使った単純作業って癒されます。

ネットを見てものすごい情報量を読み飛ばし、季節やいい話や、社会問題や生きる知恵を、一瞬わかった気にはなるものの、すぐには忘れてしまう・・・

これは意外にたいして成果が見えず徒労感があることで(笑)

一方「手を使う仕事」はとりあえず「片付けた」という実績(大げさに言えばですけども、笑)が目の前にあって、満足感が生まれます。

そもそも会社員の仕事も、昨今さらに多くが細分化されすぎていて。

日々、たくさん働いているのに、ちゃんと働いて成果が出るという満足感が少ない時代だから。

仕事のないお休みの時くらい、手を使った単純作業で心を休め、達成感や満足感を得るっていうのも大事なのかもなぁなんて納得しました。

わたしもさやえんどうやスナップえんどうの筋を取ったり、ひたすらに皮をむいたり、そういう単純な家事の作業は嫌いじゃない方です。

心をからっぽにして癒される・・・

そんなことを考えていて。

ふと、あっ!!ピアノも!?と気がつきました。

手を動かす。

能動的に動いている実感ができること。

しかも楽しい!!

おぉ!!いいではありませんか!!!

とはいえ、昔の感覚そのまんまで、学生時代なんかにやっていた、むずかしいものを、いきなりヒーヒー言いながらやるのはおバカさんで(笑)

腱鞘炎にでもなるのが関の山だし(笑)

最初は志高くがんばっていても、面倒になって続かないのが目に見えるようだし(笑)

そういうのではなくて。

もっと考えなくてよくて。

譜読みも楽で。

そう考えたら、子どもの頃には超苦手で、頼まれてもがんばりたくはなかった(笑)単純無敵なエチュードたちが思い浮かびました。

少し前の日記に書きましたが、たまたま6年生の生徒と、彼女は30分、わたしは1時間。「とりあえず毎日弾く!弾いたらその日のところにシールを貼って正直に見せ合う」

 というのを始めたこともあって。

わたしが本気を出さなきゃ、彼女も本気を出せないだろうし。

負けちゃいられない!!!(笑)

わたしは頭を使わなくていい系の、なるべく機械的エチュードから入りました。

これがこれが、不思議や不思議!「えんどうまめのさやをむく」のと同じ効果を生み、無心でピアノを弾く時間は、ものすご~い楽しみな時間になったというわけです。

あの約束からかれこれ3か月。

彼女も競争の一言に背中を押され、とてもがんばってますけれども。

わたしもまた、楽しさを思い出し。

気がつけば細切れながら、1時間が2時間になり。エチュードだけだったのが、少しずつ昔投げ出したやさしい曲なども弾き始め。

エチュード効果で、ありゃ?あんなに昔苦労してた曲が弾けるようになってるじゃない!!というのが実感できるようになり。

そうなったらもう、寸暇を惜しんで楽しむべくピアノに向かうしかないではありませんか!!

幸いにも我が家には防音室があるので、何時に弾いても迷惑を掛けないし。

(電子ピアノでヘッドフォンがあるオトナの生徒さんも、わたしに感化されて始めたそうです!)

びっくりするほど、ただただ音楽を楽しみ、自分で表現する楽しみ。

アウトプットの幸せをゲットできて、癒されることに気づきました。

というわけで、日ごろの疲れを癒し、無心になりたい方に、ピアノもオススメですよ!という話を、ちょっとシリーズ化して書いてみようかな?と思い始めました。

続きはまた書きますが「ふたたびの趣味ピアノ、いつからだってまた、始めてみませんか?」というシリーズで書けたらいいな。

ピアノの世界もまた奥が深くて、とてもとても楽しいのです。

ボケ防止にもなるし(笑)

レベルなんてあまり気にせず、ピアノと仲良しの日常は楽しいですし、弾けるようになり始めるとさらに楽しいですよ~と誘い文句だけ書いておこうと思います。

ファンタジーの世界への誘い。

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先日来、狂ったように読み進めていた本を全部読んでしまいました。

すっごく楽しかったので、今はとてもさみしい気持ちです。

ちなみに、これら以外にも今年に入ってから読書三昧してて、多ジャンルの本をもう20冊くらい読んでいます。

ここしばらく、脳の疲労が取れないような感じがあって、その頃にこの番組を見ました。

www.nhk.or.jp

思い当たるフシがあるしちょっと怖くなったので、しばらくアナログ生活寄りの生活を心がけてます。

それで・・・

ピアノとか読書とかペン字とか、さまざまなことをやり始めていて。

意外とわたしは一人遊びが好きだったということを思い出しました。

忙しい中でも飽きずに無心に遊ぶって大事だし、何より自分がhappyです。

その中でもこのエントリーでは、最近読んだファンタジーを紹介します。

2月にまず出会ったのが、画像下の段の2冊でした。

これらはそもそも、ここ数年、八咫烏シリーズ(阿部智里さんのシリーズで、一巻目は「烏に単(ひとえ)は似合わない」)を読んでいて「烏」という言葉にとても親近感を思っていたことから、かの本たちとはまったく関係ないのですが、目について購入してみた本たちです。 

後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)

後宮の烏 (集英社オレンジ文庫)

 
後宮の烏 2 (集英社オレンジ文庫)

後宮の烏 2 (集英社オレンジ文庫)

 

 ちなみに、内容紹介にはこんな風に書いてあります。

内容紹介

後宮の奥深くに、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。
その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、うら若い少女だったと言う者もいた。
彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物探しまで、頼めばなんでも引き受けてくれるという――。

ある夜、時の皇帝・高峻が、烏妃のもとに訪れる。
拾った翡翠の耳飾りに女の幽霊が取り憑いており、その正体を知りたいと言うのだが……。

少年時代、生母を皇太后に殺され、廃太子となって辛酸を舐めた皇帝、高峻。
神に選ばれし者と言われ、皇帝をして「誰も烏妃には命令できない」と言わしめる存在として生きる寿雪。
二人の巡り合わせは、歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……! 

最初、中国系の名前とか独特の漢字交じりの固有名詞が読みづらかったのですが、慣れてしまったらとてもおもしろかったです。

そして、この本はまだ2冊しか出ていなくて・・・

2冊目を読み終わる頃に、これを読んでいるなら、こっちも読んでみたら?と仲良しの友人のHさんに教えていただいたのが、次の本たちです。(画像の1段目)

 シリーズは今6冊出てますが、1冊目と、最近発売になった6冊目だけ貼ります。 

後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫)

後宮に星は宿る 金椛国春秋 (角川文庫)

 
湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋 (角川文庫)

湖宮は黄砂に微睡む 金椛国春秋 (角川文庫)

 

 こちらの紹介文はこちら。

内容(「BOOK」データベースより)
大陸の強国、金椛国。名門・星家の御曹司・遊圭は、一人呆然と立ち尽くしていた。皇帝崩御に伴い、一族全ての殉死が決定。からくも逃げ延びた遊圭だが、追われる身に。窮地を救ってくれたのは、かつて助けた平民の少女・明々。一息ついた矢先、彼女の後宮への出仕が決まる。再びの絶望に、明々は言った。「あんたも、一緒に来るといいのよ」かくして少年・遊圭は女装し後宮へ。頼みは知恵と仲間だけ。傑作中華風ファンタジー!

この作品の面白さは、主人公の少年「遊圭」が御曹司ゆえ、幼い頃から叩き込まれた教養と、極度の虚弱体質がゆえに身に着いた薬膳の知識により、さまざまな困難を切り抜けてゆくという設定です。

こんなに身体が弱い主人公の物語はあんまり見たことがありません。

でも、その身体の弱みがあるがゆえ、培った教養が命綱で、身体のために覚えた漢方や鍼、東洋医学的知識が自らの後宮での仕事の助けにもなります。

そしてやがて存在感を発揮し、一家再建への道をつけてゆく描写はとても魅力的です。

ファンタジーだから、必ずしも真実と沿ってはいないかもだけれど。

漢方とか中医学の心得がある、異国から来た療母の胡娘(コジョウ)という重要な登場人物がいて。

彼女が時に医者のように喘息の発作や身体に負った傷を癒し、時に用心棒のように主人公を守り、時に母のように寄り添って知恵を授けたりもしてくれる存在で。

彼女もまた、とても魅力的です。

あれっ!?この登場人物の感じ、何かの物語にどこか似ているなぁと思ったら、守り人シリーズでした。

遊圭と胡娘(コジョウ)の関係は、どこかバルサとチャグムを思わせます。

そして、だんだんにたくましく立派になって行く主人公の成長物語なところも良く似ています。

さらに、どこかシルクロードを思わせる架空の国々が出てきて、どの国の描写も設定もとても丁寧で本当にありそうだし、文化人類学的な観点で見てもすごくおもしろそう~というところも共通しています。

この物語の作者は篠原悠希さんという方ですが、なんとなく守り人シリーズの上橋さんとイメージがかぶる気がしながら、読んでいたのですが、あとで調べてみたら世代的にもかなりこのお二人は近く、そしてわたしとも比較的近い世代でした。

ああ、なるほど!だからこんなに惹かれたのかも。

というわけで、あの物語のシリーズが好きな方々は、きっとこのシリーズも好きだと思います。

でも、似ているのはそこまでで、ディテールがまったく違うし、もっと昔の中国に近いイメージの世界観で、後宮ものが好きな方にとってもとてもおもしろいと思われます。

そしてやっぱり読み始めたらおもしろくておもしろくて、止まることは不可能で、あっという間に今出ている分は、全部読んでしまったというわけです。続きが気になって仕方ないですが、まだまだ6冊目が出たばっかりだしなぁ(涙)

ああ、さみしい~

そんなこんなでとてもさみしくなって、図書館で、八咫烏シリーズの第一部完結編「弥栄の烏」を借りてきたので、ファンタジーシリーズとしては、次はこれを読みたいと思います。

この後宮シリーズの8冊を読んでいる途中に、図書館で借りてきた玉依姫を読み。 

玉依姫 八咫烏シリーズ5 (文春文庫)

玉依姫 八咫烏シリーズ5 (文春文庫)

 

 次の作品が「弥栄の烏」です。

とはいうものの、シリーズ4までを読んだのがずいぶん前で、登場人物とか若干忘れている気がするので、まずは復習からかしら~なんて思っている今日この頃なのでした。

本ってしばらく離れてしまうと、なんとなく読み始めるのが億劫になってしまいますが、また少し慣れてくると、小さな時間を見つけて読むことがまったく苦ではなくなって、楽しいです。

何より、瞬時に別世界へ入れるのがすごくいい気分転換になります。

さて。

次は、もっとわたしの属性に沿った気分転換の話を書きます。

ピアノについてです。

これはシリーズものとして、いつか書こうと温めていたものです。

好きとSNSとLet’s think!!

 今日のブンブブーン「ダブルゆーたの回」もとても楽しかったです。

土曜日の午前中になって、なかなかオンタイムで見れないのですが、大切に見ています。

今日は久しぶりに何も用事がない土曜日。

のんびりじっくりとテレビを見れるしあわせ。

天然な後輩くんたちと、ほのぼの~とした、おだやかでhappyな回でした。

Love is・・・後輩くんたちの物まねも大笑いしつつも愛があって、いいわぁ~と思ったのですが、ご本家の本気の歌もまた聴けたらいいなぁ♡

ここのところ、ずっと展開を見守ってきたドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質です。」が終わってしまいました。

このドラマはうちの教室周りでは8割くらいの高視聴率で(笑)小学生や中学生の生徒も見ていて、SNSとの付き合い方について、本当に大事なことを言っていたので。

もっと広まればいいのにね~なんて生徒たちとも話していました。

さて。

SNSと言えば…

6年生で、ピアノ歴が1年半くらいのTちゃんが、突然にジャニーズWESTにはまり、距離がグッと縮まりました。

彼女はまだまだ恋の始まりの時期で、今は誰かに話したくて仕方ありません。

彼女のご両親や姉妹たちはみんなback numberが好きで、今まで彼女のうちでジャニーズを好きになった人はいなかったそうで(笑)

家では誰も話を聞いてくれないし、おねえちゃんがヘンな病気にかかった?くらいのスタンスだそうなので(笑)「先生、聞いて~」とお鉢が回ってきました。

ピアノの先生としては、まんべんなくジャンルを問わず、音楽語り音楽家語りは受け入れてますが、わたしの属性については、あんまりはりきって言ってません。

特に秘密にもしてないけど、そんなに聞く人もいないので、聞かれれば答えるくらいのスタンス。

今、うちの生徒たちの圧倒的多数が夢中になっているのは韓国、日本、台湾の女の子のアイドルグループ「TWICE」なので。

あんまりジャニーズ界隈が話題になることもないというのが現状です(寂しい)。

とはいえ、「あの界隈の事情」はまあまあ?知ってる方だし、うちの生徒たちはわりとみんな、わたしにいろいろと自分ごとを抵抗なくなんでも話してくれて、彼女も友人たちのそんな姿をみて、この教室ではそうなんだなと自然に受け入れてくれたところがあって・・・

距離が縮まってとてもうれしいです。

ジャニーズWESTを彼女ほど語れる相手がそばにいないので、SNSにも興味津々。

時々おかあさんのアカウントから、おかあさんの管理の元、ネットをのぞかせてもらったりパソコンで動画検索をしたりしているらしいです。

そろそろなんか言ってあげた方がいいかな?と思っていたら、ちょうどタイミングよく、わたしと同じ3年A組のドラマを見ていて、たまたまWEST周りの怖いツイートなどもちらっとのぞいてしまったみたいで…

「先生、中学校になったら、本格的にSNSデビューしようと思うんだけど、これだけは気をつけて!っていうことある?」と聞いてくれたので。

ちょっと考えたうえでこんなことを話しました。

まだ誰かとつながったりはしていないみたいですが、SNSには本当にいろんな人がいるから、あまり極端な人の意見をうのみにして、簡単に信じないこと。

時間を区切って、だらだらと人の発言を片っ端から追わないこと。

SNSと健全な距離感で、勉強や普段の生活の邪魔にならないように、バランスのいい付き合い方をするためには、最初が肝心と話しました。

一番興味がある、ファンがたくさん集まるところに当然飛び込むことになると思うけど・・・

そもそも、たとえば同じジャニーズWESTのファンだったとしても、推しが一緒だったとしても、みんな考え方は少しずつ違っていて、あたりまえだし。

スタンスが違う人はいくらでもいると思うけど、自分と考えや推しが違うその人にも、Tちゃんと同じ、切実で純粋な思いがあるっていうことを忘れないでねと言いました。

どんな考えにも無条件で共感する必要はないけど、お互いの気持ちを尊重はしようね!という話です。

尊重」これが自分と考え方が違う人とどう付き合ったらいいかのキーワードだとわたしは思っていて。

わたくし事ですが、わたしの周り、身内の中にKinKiファンが3人いて。

妹と姪っ子とわたし・・・それぞれにスタンスはちょっとずつ違います。

3人ともKinKiが好きという共通点がありますが、妹はコウイチさんが大好きで、姪っ子は仲良しKinKiが大好き。わたしはつよしさんのソロ活動に目がないタイプ。

でも、3人とも程度の差こそあれ、どちらのソロものにも出かけて行くし楽しめるし。

集まれば普通に共通の話題で盛り上がれるし、いくら身内だからとはいえ、もしくは身内だからこそ?かもだけど、お互いがイヤだろうと思う話はさりげなく避けます。

身内だから彼女たちの気持ちになることはわりとたやすいので、安易にSNSに不意に流れてくる憶測には乗らないように気をつけているし、自分の見たもの、聞いたものだけを信じるように努めています。

同じ考え方の人だけで固まっていれば、一見とても楽な気もしますが、同じだと思う仲間の考え方だって、(口に出すかどうかは別として)実はちょっとずつ違います。

そして、誰とでもだと思いますが、長く付き合っていくうちに、ぴったりと同じだと思っていた感覚も、少しずつずれて行くのも常。

だから、おおらかに視野を広めにして見ていないと、簡単に煮詰まってしまいます。

わたしはたまたま身内の中で、同じ人たちのファンとはいえ、さまざまなスタンスの人がいるから。

可視化できるという利点もあるのだと思うのですが…

ファンとはいえ、十人十色だということは重々知っているので。

たとえみんなが「そうだ!そうだ!」と言っていても、これを言われたらたとえば姪っ子が、たとえば妹が・・・悲しいだろうな~ということは思わないように、言わないように、常に意識していて。

彼女たちもまた、多分これを言ったらわたしがイヤだろうなぁということは決して言わないです。

さらに、ふぇるまーたに訪れる方々の中には、どちらか片方とかグループだけにしか興味がない方、元KinKiファンでも、今はすでに別沼へと旅立たれた方々ももいらっしゃいますが・・・

みなさんお互いの好きを尊重しつつ、変わらず仲良くしてくださるので、特に問題が起こったこともなければ、不愉快な思いをしたこともないです。

もちろん、常識が通じない、とんでもない人はどこにでもいて。

そういうのを読んでしまうと、心が乱れ、反論したくなることも多々あるかもしれない。

でも、間違ってもそんな人の正面に正座で座って、またなんか言われるんじゃないかと発言を日々待ったり、毎日検索したりするのはやめた方がいいよ?と言いました。

また、常に極端な人の正面に座っている人の発言を追いかけ過ぎないこと。

極論に対する反論を「その人を好きなファン全体」に向けて発信してしまった時。

多分本気で憂い、悲しい思いをするのは、極論を発したその人ではなくて、一般の心優しいファンの人。

あえて発言をしないということと肯定とは、必ずしも同義語ではないです。

本当はなんらかの反論をしたい思いがあったとしても、自分の考えがあって、黙ってじっと耐えている方々の存在は、一見目に見えないけれど。

多分発信している人の何百倍も何千倍も、いろんな想いの人がいるということを忘れないで。

そういう「想像力」って必要。そういうのって大事だと思うのよ~

と生徒に言ったら、なるほど~ってものすご~く神妙に頷いてました。

ただの趣味だからこそ、隣にいる人への思い遣りや配慮を忘れたくないし、きれいな心で「好き」を語りたいし、気持ちよく楽しみたいよね~なんて話しました。

大きくまとめちゃうと、3年A組の菅田くん演じるところの柊先生の言葉を借りるなら・・・

「何か発信する前に常にLet’s think!!

その一言に尽きるかも。

特に「怒り」という感情はとても厄介なので、怒りにまかせて瞬間的に発信してはいけない・・・それがどういう結果を生んだか(涙)ほら、3年A組の子たちを思い出して・・・と言いました。

Tちゃんは、まだうちに来て1年半。

今年反抗期真っ盛りを迎え、イマイチまだまだ本気で信用されてない感をひしひしと感じていたのですが、この一件でグッと距離が縮まった気がしました。

なんでも「しげちゃん?」というコが、ピアノが上手なのだそうで、急に練習にとても熱が入ってわたしはとてもうれしいです。

しげちゃん、サンキュー♡♡♡ 

ちなみに彼女の推しは「じゅんたくん」なのだそうで。イメージカラーが黄色なのかな?黄色いシールを好んで集めてます。可愛い。

彼女との共通の話題を探るべく、わたしもあちら界隈をちょっと探求してみたりして(笑)

どの界隈にもわたしたち界隈と変わらぬ、切実な思いや純粋な好きが詰まっているのだなぁと実感しました。

ついでに「わたしがKinKiファン」というのも言ってしまってもぜんぜん構わないのですが、大問題が一つ!!!

ジャニーズファンになったばかりの小学生Tちゃんに、知っているジャニーズグループを聞いたところ…Sexy ZoneとKing&Princeのみ!!!!

彼女的には、今のところ、知ってるジャニーズの一番上の先輩はSexy Zoneだと言うのです。

ええーーーーーっ!?

SMAPの「世界にひとつだけの花」は学校で歌ってたじゃないの!?と言ったら、えっ?あれ、ジャニーズの人が歌ってたの?だって・・・

普通の教科書ソングだと思ってたというので、絶句してしまいました(涙)

時代の移り変わりを感じる今日この頃なのでありました(笑)

折をみて、ジャニーズWESTの神山くんが出た回のブンブブーンは見せてあげられたらいいなぁとは思ってますけども。

あの回は、今でも時々見たくなるくらい、すご~く好き。

「イジリ」と見せかけて、何度でも「ええじゃないか」を歌わせてあげる、後輩思いのKinKiさんと斗真くんなのでありました。

こういうところのさりげない賢さ、思慮深さが、わたしは彼らがとても好きなところだなぁと思ってます。

そういえば、今日のブンブブーンには、岸くんが出てましたけども。

先日、Tちゃんとキンプリの岸くんの話になった時、いつぞやかのSHOCKで、すごくいいなぁと思ったことを思い出して、思わず「彼の生舞台、生歌、見聞きしたことがあるのよ~」と口から出てしまい。

ものすご~く「いいなぁ」という顔をされ、先生すご~い!!と尊敬されてしまいました(笑)

トラの威を借るキツネならぬ、岸くんの威を借るレインなのでありました。うひひ。

今日のと一緒にいつかブンブブーンも見せてあげられたらいいなぁと思う今日この頃です。

最後になりましたが…

復活の狼煙をあげたら、たくさんの方が反応してくださってうれしかったです。

復活を喜んで、拍手コメントをくださった方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。

まだ探り探りですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。

春の予感~に誘われて、またもや復活の狼煙~♪

気がつけば、つよしさん関連のさまざまなhappyなお知らせもやってきて。

春の足音がはっきりと聞こえているではありませんか!!

「春の予感~そんな気分~♪」です。

春に誘われたわけじゃない 

だけど気づいて

I've been merrow 

です。

例年引用する大好きなこの曲は、尾崎亜美さんが南沙織さんに提供したCMにもなった曲で、1978年。KinKi Kidsが生まれる前の年リリース!

そして南沙織さんは、わたしが幼稚園の頃に一番最初に好きになり。

小2の頃、当時住んでいた山口県の片田舎の地元の体育館にコンサートにやってきて、切望したのかなんなのか?親戚のおばさんにはじめてプロの生歌を聴きにつれてってもらった強烈な思い出のアイドルです。

(どこを広げてるんだ!)

さらに広げついでに言うならば。

もう一つの春の思い出の1曲はこれ。

松田聖子嬢の「Rock'n Rouge」です。

Pure Pure Rips

待っててPlease

花びら色の春にI Will  Fall In Love 

ふぇるまーた読者なら、言わずと知れた松本隆先生が作詞された名曲たちの中の1曲です。

こちらは1984年だって。

これらは気がつけば口ずさんでる系。

それと共にコンポにビバルディーの春とか、グリークの春に寄すなんかをセットして。

シンディングの春のささやきとか、ランゲの花の歌とか、メンデルスゾーンの春の歌あたりを好んで鍵盤で弾く。

KinKiファンとしては、彼らは冬リリースが多いので、春の歌ってとても薄いイメージなのですが、強引に春くくりに入れてよく聴いているのは「永遠のBLOODS」かな。

イメージ的に華やいでるのでこの曲をよく口ずさんでます。

そして今年こそちゃんと家事をしようと、決意だけはあらたにする春には・・・

わたしはよく「C Album」を選びます。なぜか昔っからそうで、やる気を出すには最適です。

逆に、つよしファン的には、お誕生日辺りのリリースが多いから、結構聴く曲はいっぱいあって。

なんと言ってもうずうずする春待ち気分にぴったりな「Kurikaesu春」とか。

インストだけどpencilとか。曲調なのか「海を渡って」とか。

しんみりとした気分の時は「春涙」とか「ソメイヨシノ」とか。

「縁を結いて」や「Nijiの詩」も春くくりでよく聴いていて。

春ならではの音楽の楽しみを満喫してます。

ここのところ、気候の変動も激しいし、世の中もなんだかヘン。

日々何が起こるかわからない感じですが、今年も穏やかに春が過ぎて行くといいなぁ。過ぎて行きますように。

考えてみたら、ふぇるまーたでは、去年、ライブ参戦記参戦記以外はほとんど書けてないことにびっくり。

そろそろちゃんとしよう!と何度も思いつつ。

とても忙しい年度末にかまけて一月が急いで行き。二月は逃げて行き。

去り行く3月ももう半ば。

必死で自転車操業中です(笑)

少し前にもお知らせしたとおり、現状ではゆっくりと座っている時間がほとんどなくて。

プラス、家族の休みがずれていて、半分くらい家で仕事をしている人もいて。

誰も家にいない一人の時間が極端に少ない日々。

ごはんは家族全員が、どんなに朝早くても、どんなに夜遅くても、基本家で食べるスタイル。

新婚時代よりも「おさんどん」にかまける時間が断然長いのではないかと思う今日この頃なので。

断片ではありますが、変則的に、時にはメモ代わり程度でもいいから、ちょっとでも書き残そうと思い立ちました。

何度もチャレンジしつつ、なかなか日記を習慣にできない今日この頃ですが、何度でもチャレンジしたらいいんじゃない?という気持ちで、100回目くらいの(大げさ)復活の狼煙をあげます。

自分の羽根を抜いて織った歌。

昨日の夕方、突然嵐が来年末で活動休止の報を友達から聞き、心底びっくり。

ご近所にも筋トレ先にも、友人たちの中にも嵐が好きな人はたくさんいるので、みんなの気持ちを思ったら、なんだか苦しくなってしまい・・・

その後テレビでも長々やっていたけれど、ご本人たちのコメントのところだけ見て、周りの反響とか記者の人の質問とか、そういうのはあんまり見たくないと思ってしまい、早々に寝室へ退散しました。

さて。

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もう一つ洋ランが咲き始めました。清々しい白。

まだまだ蕾がいっぱいあるので、だんだんに咲いて行くのではないかと思われます。

さらに、だいぶ前から咲いていたもう1本もついでに紹介しておきます。

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もう終わっちゃってる花もありますが、今年は初めて2本するする~っと伸びました。

最近は、ウォークマンの中身を全部一緒くたにシャッフルにして聴いていることが多いです。

で、気がついたこと。

思いのほかいっぱい曲数を入れているものに、桑田佳祐さんのソロ曲がありました。

元々サザンオールスターズは大好きで、歌える歌もいっぱいありますが、サザンよりも桑田佳祐さんの曲の方を断然多く入れていることに驚きました。

そういえば、安全地帯も大好きだけど、玉置浩二さんの曲たちが圧倒的に多いし。

オフコースの大ファンだったのに、ウォークマンに入れてるものは、小田和正さんの曲が多いです。

あれれ?

特にどちらを余分に好きということもないのですが、なんでそうなった?と思うに。

多分、鶴の恩返しの主人公が織った布じゃないけど・・・

夜中に誰もいないところで、自分の羽根を一本一本抜いて、痛みとともに「どうしても!」という想いが乗せられて織られたような曲が断然好みなのだと思うに至りました。

今のわたしには、そういうものがより刺さるんじゃないか?・・・

なんてことを思ったので、書き留めておこうと思いました。

無意識に選んでウォークマンに入れてるものの数々と、ウォークマンには入れてなくても、不意に口ずさんだり、そらで歌えるくらいには大好きな曲たちと。

どっちも好きには違いないのだけれど、好きのタイプが違うのだ!

これはKinKi Kidsも大好きだけど、ものすご~く聴き込んでいるものはなぜかソロものが多いというのと近い感情なような気もします。

KinKi Kidsに関しては、グループのもソロのも分け隔てなく全部ウォークマンに入れてるので、入れてる曲に差はないのです。)

ちなみに・・・

入ってる曲の傾向もちょっとおもしろいことに気がつきました。

アーチストが故郷を想い歌った歌がたくさん入っていること。

たとえば小田和正さんの「my home town」多分玉置さんの「カリント工場の煙突の上に」のアルバムは全編そんなくくりだし。

つよしさんの曲の中に故郷を歌ったものはたくさんあって。たとえば「空~美しい我の空」でしょ。「縁を結いて」でしょ。「彼方」もだし、直接そうとは言っていなくても奈良を思わされる曲の多いことは言うまでもなく。

父が転勤族だったので、わたしには「ここ」と言えるふるさとはないのですが…

不思議とそういう曲を多く入れてます。

さらに「月」を歌う歌もなぜかとても多い。

桑田佳祐氏の「月」。ちょっとテーマは違うけど、「月光の聖者たち(ミスタームーンライト)」大事で欠かせない曲の一つです。

絢香嬢の「三日月」も大好きだし。KinKi Kidsの月光ももちろん特別に好き。

さらに「東京」。

これもわたしの中でなぜか長きに渡りテーマらしく。

桑田さんの「東京」そして小田さんの「東京の空」・・・とかね。

そうそう。

そういえば、KinKi Kidsのアルバムの中では、長いことDアルバムが一番好きだと思っていたのですが、最近再生回数とかを調べてみたら「Nアルバム」が軽く抜いてることに気がつきました。

DとNの共通点と言えば、言わずと知れた堂島曲の多さかな。

きっと、堂島曲を歌うKinKi Kidsが好きなの・・・かも??

でも、一番好きだと思うアルバムが、ずっと昔のものじゃなくてわりと最近だということに、なんだか自分のことなのにとても安心しました(笑)

そして、昨年あまりに心の中が忙しくて、いろいろすっ飛ばしちゃってますが。

最新曲の久保田さんの「会いたい 会いたい 会えない」もとても好き。

FNSや堂本兄弟スペシャルで歌ったバージョンもとても好きだし、いまだリピートしています。

そして久保田氏の「so Beautiful」もダウンロードしてしまい、こちらもまたよく聴きます。良質な大人のバラード。

その外、ここのところ、それらとは別にものすご~く聴いているのは、Queenのベスト盤と、星野源くんの「POP VIRUS」そして、高橋優くんの「STARTING OVER」でしょ。

「Lemon」「Flamingo」・・・など。これは米津玄師さん。

久保田氏のベスト盤を買ったのですが、こちらはまだウォークマンに入れてないので、これからです。

あまりテレビを見ないので、家事をするときはほぼ常に音楽をかけていて。

あとはまた第何次かのピアノブームなので、防音室にこもっていることが多いです。

最初のとっかかりは、練習嫌いの6年生のモカちゃんとの約束で。

昨年末に彼女は30分。わたしは1時間、毎日自分のための練習するという約束をしたのです。

練習嫌い同志、励まし合いつつ、少しだけお互いがんばってみるか!という消極的なお約束(笑)

今のところ、正月を挟んだもののお互いにまだ続いていて。

楽しくなってきて、気がつけば彼女の練習時間は一日1時間になり。

わたしは手の調子を見つつも、なぜか楽しくてたまらなくなって細切れながら2時間になり。

それぞれ当初の約束の倍の時間をピアノに費やすようになっているのがおもしろいです。

当然ですがうまくなってるし、楽しくないはずもなく!

その時間、ゲームをしてると思えば!とおもしろいことをいうモカちゃん。

その時間、ネットサーフィンをしてると思えば!なダメダメ先生のわたし。

この不毛な時間をなんとかしたかったので、ピアノに向かうことになってよかったかも。

中身のある仕事にも役立つ時間にしたいし、何よりも楽しんで弾きたいです。

楽しんで弾けない人が、楽しいよ~といくら人に言ったって説得力がないと思うのです。

まずは、自分が楽しまないとね!

 というわけで・・・

いつもふぇるまーたにたくさん訪れてくださってありがとうございます。

Y.S.さま。こんなに長くさぼってたのに、ふぇるまーたのことを覚えてくださってて、真っ先に拍手コメントをいただいて、とてもうれしかったです。

今年もどうぞよろしくです。

パフィオペディルムと校内オーディション。

しばらくさぼってましたが、またのんびりと日々のことを書いて行こうと思います。

「ブログ」になってもやっぱり日記でいっか?と開き直ったら、意外と書くことがあるような気がしてきました(笑)

この状態がずいぶん長く続いたのですが…

今日やっとここまで開きました。

まだ8分くらいかな。

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さて。

ここのところ、毎日来ている生徒がいます。

この寒いのに、毎日ちゃんと約束通りの時間ぴったりにやってきます。

彼女は4年生。まだピアノを習い始めて1年弱。

おねえちゃんもまた、3年生からピアノを始めたのですが、おねえちゃんはものすご~く進度が早く、6年生の今では伴奏者の常連です。

卒業式でも巣立ちの会でも代表でピアノを弾くことになっています。

一方、妹のTちゃんはのんびり屋さんで、ゆっくり楽しくレッスンをしていて。

やっと手を見ずにポジション通り指が動かせるようになって、両手で弾くのが楽しくなってきたところです。

そんなTちゃんが、毎回オーディションを受けるおねえちゃんを見ていて、自分もオーディションを受けてみたいと持ってきた曲は、彼女が取り組むには少々むずかしく。

この学年にもすでに伴奏者の常連になっているとても上手な子がいることもあり。

おねえちゃんはとても心配して「やめればいいのに・・・」と言ってました。

でも、そんなおねえちゃんの心配をよそに、本人のTちゃんは、やる気満々。

「前半だけしか弾けなくてもオーディションは受けていいって!」

「たとえ受からなくったってさ、弾けるようになれたらいいよね!」と、とても前向きです。

そして「やる気がある子は、毎日レッスンに来てもいいんだよね?」と言い。

ボランティアレッスンは、だいたい10分くらいね!と決めているので、レッスン日以外は、どんなに詰め込んでも1曲を5~6回弾けたら上等!くらいの感じですが、一日も休まず来ています。

伴奏する曲はクラシックの練習曲ではないので、ジャズロックのビートがあるし、指のポジションのお引越しも、和音も、シンコペーションもバンバン出てきます。

でもめげない!!!

今回に限り、階名を振ってもいいことにして。指使いも完璧に書いてあげて。右手の単音から練習を始めて。

やっぱりむずかしいので、ふーふー言いながらもただいま2週間が経過。

やっぱり全然めげてません!!!

昼休みは給食後、音楽室で弾いたり、放課後も学校のピアノで練習しているのだとか。

この「めげない」もまた一種の才能だと思うのです。

気がつけば、2枚あるうちの一枚目のラストまでたどたどしいながらも、両手で弾けるようになってきました。

パフィオペディルムの長く固く結ばれた蕾を見るたびに、なぜかこの生徒を思い出していたのです。

花が咲いたよ~Tちゃん!!!

正直に言うと、まだまだピアノ歴が浅いから、弾けるようになったとしても、選ばれるのはきっともっと楽々余裕を持って弾ける子だと思うのです。

(オーディションは10人くらい受けるんですって!)

でも、こんなに根性があって、こんなに弾けるようになるなんて、おねえちゃんもわたしも思ってませんでした。

この努力は、たとえ今日十分な成果とならなくても、きっと明日の彼女を作ると思うのです。

「ほらね、やる気になった子の底力はすごいでしょ??」と、こっそりおねえちゃんに言ったら、彼女もびっくりしたみたいで、とてもうれしそう。

妹ができもしないものに取り組んで、もしも落ちて傷ついたら・・・とおねえちゃんなりに、とても心配していたようだったのです。

そして。

どちらかと言うと天才型で、数十分の練習でするする弾けてしまうタイプのおねえちゃんも、触発されたのか、ふたりして頑張り始めました。

ちょっイヤになりかけていて、もう上がりにしちゃおうよ~と言っていた、バッハのインベンションのノンレガートの1曲をもう少し辛抱強く練習するそうです。

これは素敵なオマケです。

姉妹でがんばれ~っ!!と思っている今日この頃。

そういや、おねえちゃんのSちゃんが、少し前にすごくおもしろい発言をしたことを思い出しました。

当時彼女はトロイメライを弾いていて。

あまりにも美しく情感たっぷりに弾くので、うっとりしながら、「ねえねえ。念のために聞くけど、トロイメライってどういう意味か知ってるよね?」と言ったのです。

そしたら、Sちゃんってば・・・「う~ん、なんだろ?トロイメライ・・・魚??」とぼそっと言ったの(笑)

爆笑したのは言うまでもありません。

トロイメライはドイツ語で、夢見心地とか、白昼夢とかいう意味があって。

わたしが子どもの頃は夢見る人とか、そんな風にも先生に聞いたのよ?と話したのですが…

なんで「魚」とつぶやく???

あんなに美しく弾いといて!!!

なぜ魚の歌だと思ったのか。

昨年最大の謎だったのでありました(笑)(笑)(笑)