ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

[日記][本][KinKi Kids] ただいま〜♪

やっと体調が万全になったので、久々に日記を書きます。

というか、ちょっと前にはほぼ治っていたのですが・・・
もっと言ってしまうと、結局どこが悪かったのかもよくわからないまま。

過ぎてみれば、そんなに大きな不調でもなかった気さえするのですが・・・

なんだか胃が痛くなってごはんが食べられなくなって、凝りや痛みがひどくなって、必要以上に外へ出るのが怖くなって。

体重が減っていくのも食べられないのも、絶対になにか原因があるに違いない・・・とどんどん追い込まれてよけいに体調が悪くなった・・・というのがすべてないのですが、今思えばちょっとメンタルをやられていたのかもしれないし、単に更年期だったのかも?と思ったり。

とりあえず先延ばしにしていた健康診断をほぼ受けたし(あと婦人科だけ!)健康に特に問題はないということはわかったしで、よかったです。

で、やっと落ち着いてみると、今度はやることがいくらでも出てきて、片付けても片付けても終わらないので、キリがいいところまでやったら日記を書こう!と毎晩思いながら、日付を越える前に、ふとんに入って数秒で寝てしまってました(笑)

「治ったら遊びましょう!」と言ってくださっていたみなさま方と、少しずつ連絡を取り始めたり、タイミングが合った方、遠くから来られた方々とはすでに少しずつお会いしたりもしてました。

5月からこっち、気を遣ってあえて声を掛けずに見守ってくださった方々や、ちょっと体調がよくなってからは、何度でも声を掛けてリハビリしよ!と誘い出してくださった方々もいて。

わたしは本当に仲間に恵まれているなぁと思いました。
みなさま、ありがとうございました。
やっと本格的に復活しました。

さらにさらにもうひとつ。
ここのところ、レコーダーの調子が悪く、ドキドキしながら危ない橋を渡っていたのですが、とうとうHDDレコーダーを買い替えました。

「薔薇と太陽」からこっち、KinKi Kidsの大盤振る舞いは、わたしにとってもとてもhappyな出来事でしたが、一方で、レコ機をかなり痛めつけ・・・さらにさらに関東限定の番組も結構たくさんあったので、いろんな意味で責任重大。

大丈夫かな?大丈夫かな?と心配しつつドキドキしながら予約再生、編集ダビングを繰り返し。

もちろん我が家のレコ機はわたしだけのものじゃないので、その間、家族もまたたくさん録画を繰り返していたわけで。

しっかりと露出期の最後まで働いてくれた後、とうとう「かの機」は瀕死になって、変な音がしたり、DVDだけじゃなく、ブルーレイも読めたり読めなかったりするようにもなり、さすがにこれはヤバイかも?と先週買い替えることとなりました。

それに伴い、たまりにたまったHDDの中身を早急に引っ張り出す作業を余儀なくされて・・・
ずいぶん昔からの音楽祭の数々を編集したり焼いたりを繰り返しておりました。

いっぱい働いてくれてありがとう!ほんとにがんばってくれたよね?と先代レコ機ちゃんには、感謝の気持ちでいっぱいでございます!

新しい機種は今までと同じパナソニックのもので、2テラバイトなのでしばらくは容量の心配はいらなそうですが、これからは溜めこまずにとっとと編集しようと心に誓っているところです(言ったわね!本当だね?・・・とどこからともなく聞こえたような気が・・・笑)

そんなこんな、あちこち停滞していたいろいろなことは少しずつ片付いてきましたが、それにしても眠い!!

ということで、さまざまを片付けつつ、ひたすら寸暇を惜しんで眠りをむさぼっておりました。

とはいうものの、もう体調が悪くなるようなことはなく。

夕べも結構たくさん飲んだけど全然大丈夫だったし。

今日は多分GW振りくらいに、ハーフサイズですが、コロッケとメンチカツを一個ずつ食べました(笑)

そういうものを一切受け付けない日々が結構長かったので、ドキドキしながら食べたのですが、おなかが痛くなることも、もたれて困るようなこともなく。

その後速攻ですやすやとおひるねしちゃったところをみると、もう大丈夫なんだなぁ〜ほんと、ありがたいことだ!と思いました。

体調が悪い間も、なんとか死に物狂いで、筋トレだけは週3回をキープしていたのですが
(バカじゃないの!?とみんなに言われてましたが、ここに行かないと本当に病人になってしまうような気がしてたのです、笑)

先日やった4ヶ月ぶりの体力測定で、なんと腹筋も柔軟性も、片足立ちも、すべての数値が飛躍的によくなっていて、20代後半の体力になりましたよ〜と言われたのには驚きました(笑)

ほんとに体調が悪かったのかね?それともこれは大いなる仮病だったのか???

なんだかすご〜いオマケがつきました(笑)

結局のところ、不調の原因はわからないままですが、不調になり始めたときと同じく、ゆっくりと時間をかけて、いつの間にか、不調が消えて行きました。

今になって考えると、どうも来るべき老い?だったり(笑)年を重ねることで起こるであろう、さまざまな不自由とか健康不安とか、そういうものの予行演習をしたような気持ちでいます。

年を取ったらきっとこんな風に体調がイマイチという事態がたくさん起こるんだろうなぁ。
わけの分からない不調で気持ちがふさぐ日も来るんだろう。

そんな中で、何ができるかな?と考えるに、不調の中、いつも通りに暮らすということがいかに大変かということもよくわかったし、今までが健康過ぎたので、不調の人がどんなにつらいか、しんどいかというようなことも思い知ったような気がします。

もっと体調が悪い人に対して思いやりの気持ちも持たないと。

体調が悪いさなか、しきりに以前に読んだこの本のことを思い出しました。


そもそも帯のところに書いてあった

「命より大切なものはない」とは考えないほうがいい。

この言葉がとっても目から鱗でした。

また「人はどう生き、死ぬまでに何をするべきか。」という大きな字。

商品の説明のところには、こんな風に書かれています。

内容紹介
命よりも大切なものがある。
品性ある人生こそ、大事な人への贈り物になるのです。
メスも薬も使わず、3000人以上のがん患者・家族に生きる希望を与えた「がん哲学外来」創始者の心揺さぶる言葉の処方箋。

「命より大切なものはない」とは考えないほうがいい。
命が尊いことは確かですが、命が一番大切と考えてしまうと、死はネガティブなもの(命の敵)になり、あるときを境に死におびえて生きることになります。
命より大切なものを見つけるために、自分以外のもの、外に関心を向けてください。
そうすれば、あなたに与えられた人生の役割や使命が見えてくるのです。

著者について
1954年、島根生まれ。医学博士/順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授。一般社団法人がん哲学外来理事長。米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、フォクスチェースがんセンター、癌研実験病理部長を経て現職。
2008年、提唱する「がん哲学外来」を開設。がんで不安を抱えた患者と家族に対話を通して支援する予約制・無料の個人面談を行っている。医療現場と患者の間にある「隙間」を埋める活動を続けている。著書に『いい覚悟で生きる』(小学館)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

この本の著者は、病理学の研究者でありながら「がん哲学外来」というのを始めた方です。
がん哲学外来というところは、お医者さんと患者さんが対等の立場でがんについて語り合う場」で、お茶やお菓子を食べながら、ひとりひとりに30分から1時間というたっぷりとした時間をかけて、心の処方箋、つまり「言葉」をくださるのですが、すごいなぁと思ったのが無料なのだそうです。

しかもここでボランティアをしてらっしゃる先生方は、ご自分もがんの再発と闘ってらっしゃる方もたくさんいらっしゃるし、相談に乗る行為を「偉大なるお節介」という言葉で表現してらっしゃいます。

やっていらっしゃることは、本当に頭が下がるし、とても素敵なことなのに、そんな言葉で自ら言っちゃうあたりからして、素敵だなぁと思います。

樋野先生は

がん哲学外来に来られた患者さんは、言葉の処方箋によって一様に元気になって帰られます。
自分の中に何か光を見つけたようなすがすがしい顔になって会場を後にされます。
これまで、がん哲学外来に来られたときよりも悪くなって帰られた方はいません。副作用ゼロの処方箋です。

とおっしゃっています。

そして、この本の中でたくさんの「心の処方箋」いわば先生の引き出しにある言葉たちを紹介してくださっているのですが、これがどでもとても含蓄があって、がんに罹っていない人が読んでも、元気をもらえたり、心が軽くなったり、やる気が出たりする言葉がたくさん並んでいます。

この本を思い出して、ご自身も不調と闘いながら、まだまだ誰かの役に立とうとがんばってらっしゃるボランティアの方の存在にとても励まされたり、自分も不調だったので、切羽詰った人の気持ちというものが容易に理解できたりして、これからの人生について、あらためて考えることが多かったです。

ここ数年の死生観として、なるべく生きている限り、いつも通りの生活を続けたい。
できることならピアノも続けたいし、子ども達の話をきいたり、励ましたり・・・そういうことも続けていたいなぁなんて思っていたのですが、そう簡単なことじゃないぞ!と、よ〜くわかりました。

自分の体調が思わしくない中で、周りの人のことを考えるのは、思った以上にものすご〜く大変です。
とても簡単にできることではありません。

わたしがお手本にしている祖母や義理の母は、懐が深くて、誰にでもやさしくて思い遣りのある人たちでしたが、一方で晩年、ふたりとも同じようにずっと続く痛みとの闘いを強いられていました。

そんな中で人の話をじっくり聞いたり、相手を笑顔にしたりといったことが、どれだけ大変なことだったのだろう・・・というのが今ではとてもよくわかるような気がします。

やっぱり祖母も義母もほんとうに偉大な人たちだったなぁとあらためて。

わけのわからない不調から約三ヶ月。ひと山越えてみて、日々、もっと大切にしようと思いました。

少なくとも自暴自棄になっていい加減に過ごしたり、世の中のことから目をそむけたり、自分のことで精一杯になって、人のことが後回しになったりしないように。

わたしはまだまだ未熟だし、樋野先生のようにはとてもなれないかもしれないけれど、せめて「志」だけは高くもっていたいものだなぁ。

人生の最期の日まで、清らかな心でいられるように・・・

不調の中で、ちょっと真面目にそんなことを考えておりました。

と言っておいてなんですが・・・

もうすでにバタバタな毎日が戻ってきていて、「喉元過ぎて熱さ忘れる」・・・的なことにならないように・・・気をつけないと!!(笑)
学ばないヤツだなぁとも思っていて。

もうちょっと日々余裕は必要だなぁとも思い始めました。

さて。

次の日記は、Nアルバム発売について書きたいと思います。

せっかくの20周年のお祭りの時期に、書きたいことが山ほどありながら、なかなか日記が書けなかったのは少々残念ではありましたが・・・
「薔薇と太陽」祭りは存分に楽しんでおりました。

テレビの露出が多くて、追っても追ってもまだあるよ!という状況はほんとしあわせなことでした。

その間あまり出歩かなかったので、まあよくリピートしたし、結果、家族も巻き込んでみんなで番組を見たり、食卓の話題になったりすることも多かったです。

キッチンのレコーダーがなぜかDVDを受け付けなくなったことは以前にも書きましたが、そんなこんなで「薔薇と太陽」にくっついていたDVDがなかなか見れず「牛とマタドール」を、夕食後、下のテレビでこっそり見ていたら、オットが来て、「なんでこんなにおもしろいもん、一人で隠し見てんの?」と非難されたこともありました(笑)

そこから隣に座り込んで一緒に見ていたわけですが、これは大阪出身のオットにとっては相当ツボだったらしく、絶賛されました!(笑)

びっくりしました!!(微妙に失礼発言!笑)

ファン的ツボはいっぱいあるし「クスっ!」と笑えるところはいっぱいあったけど、一般人的にもおもしろいかしらね〜!?と言ったら、指を振って「これだから関東人は!」「なんといっても間が絶妙なんだよ!」と絶賛してました(笑)

「つよし、吉本に行ってても、きっと成功したんじゃない?」とも言ってましたが、いやいやいや。

お笑いを極めるのもいいけど、そっち方面に行こうかな?と思う前に、こっちの世界でコウイチさんと出会ってくれてほんとによかったです。

そんな話やら「薔薇と太陽」の露出期の話をいっぱい書こうと思っていたら、フラゲ日に、さらにアルバム情報がやってきたではないですか!!

というわけで、次はとりあえず、そんな話から書いて行きます。
まだまだ祭りは続いているんだなぁというしあわせ。

やっぱり何を置いても音楽好きなので、すでにアルバムの情報だけで最高のご馳走を並べられた気になっていて、わくわくドキドキしています。

その辺からとっかかって、口がなめらかになったところで、ちょっとずつ過去も振り返って行けたらいいなぁと思っています。

とりあえずはただいまです!