ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 奈良から帰ってきました。

きのうの夜9時過ぎ、嵐の地元駅に降り立ちました。
ものすごい風雨の中、もたもたと傘を広げていたら、駅正面に止まっている車が目に入って、向こうからオットが傘を差して助けに来てくれました。
旅のフィナーレはなんともドラマチックな土砂降りの雨。
奈良でこの雨に会わなくてよかったです(笑)
旅の間もそれはそれはたくさんのドラマがありましたが、奈良に、友人知人のみなさんたちに、そしてライブとつよしさんに…たくさんのエネルギーをもらって、ここ数日3〜4時間睡眠が続いたにも関わらず、今朝はさわやかに目が覚めました。
東京から、それぞれの地元から様々な援護射撃をしてくださった友人たちを含め、お世話になったたくさんの方々には心より感謝の気持ちを伝えたいと思います。
帰ったとたんいきなり日常が押し寄せてきて、まだ思うようにお礼が言えておりませんが、徐々にお手紙なりメールなりで個人的なお礼は言わせていただけたらと思っています。

さて、画像はきのうの平城宮跡と大好きな友人たちの背中。
背中画像だから許して、みなさん(笑)
久しぶりに囲いのしていない何もない平城宮跡のいつもの場所に入ってのんびりしてきました。
例によって早朝からわざわざ何時間も車を走らせて迎えに来てくださった友人のさと嬢に連れて行ってもらったのですが、時間が1300年祭より前に戻ったかのような不思議な感じでした。
きのうのライブが始まる少し前だったので人は少なめで、段々を上がってその場に立ち入った瞬間に同行の5人はぱらぱらと自然解散。
思い思いに自分の好きな方向へ歩いて行ったり写真を撮ったり、おいしい空気を胸いっぱいに吸いこんだり物想いにふけったりしました。
画像を撮ったのは、ひとりでふらふらしていた時。
広々とした景色の中で、寄りそう友人たちの背中がとても暖かく感じたから。
この方たちはわたしも含めみんな住んでいる県がバラバラで、年令も普段の生活も家族構成も様々です。
そういや4日も別のメンバーでならまちで奈良の旅のアンケートに答えたのですが、その時も「ひとりは大阪、ひとりは東京ひとりは埼玉で、間柄は友達。」と言ったらとてもびっくりされたっけ。
「何の集まりですか?」って…そりゃあそうです。そう思うのが当然です(笑)
これらのみなさんに共通点があるとすれば、奈良好きつよしさん好きKinKiファンってくらいかな。
つよしさんという人に出会わなければ、どこかで偶然会うなんてことも起こるはずもなく、みんながこんなに奈良好きになることもなく、一生顔を合わせることもなかったメンバーなんだろうなぁと思います。
太古の昔にも実はこの地で暮らしていたわたしたちが、1000年の時を経て再集結した…なんていう奇想天外な妄想に取りつかれたりします。
実は「いつかまたみんなでここでまた会おう」なんて約束をしてたかも…なんて(笑)
つよしさんもそこにいて「その時が来たらまた歌うから…この声が聞こえたらまたここで集まろう…いつかきっとここ平城宮跡で、みんなの中で歌うよ。」なんて約束してたかも…とかね(笑)
そんな日が来たらいいのになぁ。
1000年の時を経て、今はその約束のことはすっかり忘れてしまったけど、この景色はいつかもみんなと見ていた景色かも…
(映画ガンツの後編で、消された記憶がよみがえるシーンがありましたね〜、笑)
そんな妄想の中で遊ぶのもまた楽し(笑)
妄想はともかくとして、みなさんたちと見た同じ日の同じ景色がきっとこれからのわたしたちの胸の中にしっかりと残り、わたしたちの日常を支えていくのだろうと思います。
1時間近く曇り空のあの場所に座って、何をするでもなく考えるでもなく、ただただ風に吹かれていたのですが、あの気持ち良さったら至福の時でした。
さて、このあとはまずライブのあれやこれやを書いて、その後旅のあれこれを書いて行きたいです。
とりあえずは早いうちに少しでも書き出そうと思いプロローグ的な文章を書いてみました。
脳内BGMはライブ後ずっと「赤いSinger」。今回のセットリストは最強と言ってもよかったけれど、なんといってもこの曲に心を掴まれました。この曲の事を思い出すと胸がキュンキュンします。
CDをエンドレスで聴きたいところなのですが、耳に残ったライブ音源がCDのそれに変わってしまうのが怖くて聴けないでいます。ヘンなとこだけ乙女です(笑)
そんなこんなで…手のひらサイズのメモ書き33ページ、ページによってはみみずが4匹這ってるだけ…というページもありますが、お仕事の合間合間に記憶を辿る旅に出ます(笑)