ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

 ♪〜桜満開〜♪と「HAPPY BIRTHDAY!」

 昨日も一昨日も日記を書きたかったのに、書けなかったのは「ながら」見ができないDVDに夢中になっているせいなのです。先週の日記でさわりを触れた堂本剛のDVD「si:」です。このDVDに心を持っていかれているということは、わたしにとってはしあわせなことでもありますが、今週から本格的にスタートする連ドラが始まる前にこのDVDが発売になってよかったです。(もし発売が一週間遅れていたらことごとくすべての初回を見逃していたかもしれません。)まだまだDVDについては語りたくてうずうずしているのですが、数日前の「深夜のラブレター事件」の教訓があるので、もう少しほとぼりが冷めてからゆっくり書こうと思います。ちなみに夕べも夜中まで見てしまい、日をまたいでふと「つよしさんのお誕生日が来た!」ということで、こっそり「おめでとう!ステキなライブに乾杯!」というイベントを一人催してしまいました(バカみたいですが、かなり真剣!)
 きっといろいろなところで同じようにこっそりお誕生日をお祝いしているファンがいたことでしょう(笑)
 さて、今日の午後は桜があまりにもきれいなので、オトートとふたり自転車をこいで20分ほどの公園に行きました。ママチャリの後ろのかごにはバロンを乗せて。はじめ前かごに乗せていたら珍しくひーひー言うのでどうしたんだろう?と思っていたらどうやらかごが狭くて苦しかったらしいです(また一段と大きくなった気がします。絶対にミニチュアダックスには見えません)。後ろのかごから顔だけ出して、ずっと後ろを走るオトートを凝視!していたらしいです。これは常日頃から牧羊犬もどきバロンの本領発揮でしょうか?
 この画像は公園のまわりの土手沿いに咲いている満開の桜です。ぐるっと広い公園のふちを一周しながら撮りました。携帯ってこういう時にとても便利だと思います。目に焼き付けておきたい画像がこうして日記にも貼れるというわけです。(もちろん風景に限られますが・・人間をいきなり写メールなんて絶対しませんよ〜)風が強くて桜吹雪の中まぶしさにも耐えながら撮ったので、ちょっとぼけてます。
 ついつい「桜」のことに思いを馳せているせいかさくら組の「桜満開〜♪」という歌がずっと頭の中で鳴っています。他にもいっぱい桜の歌はあるのに、なぜかわたしの頭を占領しているのは目下のところこの曲です。しかも歌声のイメージは加護ちゃん。この桜のぽよ〜んとした桃色のイメージに合う声ということなのでしょうか?他にはパフィーの亜美ちゃんの声なんかも春を象徴している気がしてなんだか聞きたい気分です。亜美ちゃんのCMを見かけても春だなあってうれしくなります。別にファンと言うわけではないのですが。
 公園にはほろ酔いのおじいちゃんおばあちゃんがござをひいて座っている横で、金髪の若いパパママ集団がバーベキューをしていました。ありがたいことに大騒ぎをする集団はいなくて、静かに和気あいあいとしていました。老いも若きも子供も犬たちも桜に顔がほころんで、木の下にご機嫌で集っているというのはステキな光景です。平和な日本に乾杯。
 桜といえば・・・と考えるとaikoの「桜の時」?西行法師?帝都物語平将門?・・・いろいろと浮かんでは消えて行きますが、わたしの中ではやっぱり2月に見た「SHOCK」の桜の場面があまりにも印象的に目に焼きついていて、あのストーリーを頭で反芻しながら歩いていました。どうしてか桜を見ていると「命」の重さについて考えてしまいますが、あの「SHOCK」の舞台の中で、「コウイチ」の死に思いを馳せながらなんだか自分がこの世を去るときの気持ちはどんなものなんだろうということを強烈に考えてしまいました。死が怖くなったとかそういうことではなくて、もっと漠然と感情のこもらない感じの想像です。「散りぎわは美しく」とか、「思い残すことは何もない」とか、「このままでは死んでも死にきれない」とか聞いたことがあるような様々なせりふやら言葉がよぎっては消えていきました。桜の花のはかなさからこんなことがよぎったのでしょうか。
 失礼ながら言わせてもらえれば「SHOCK」の舞台は何回か見ていますが、演じ手さんたちのステキさは別にして、ストーリー本編の内容にこんなに想いが残ったのは今回が初めてでした。わたしにとっては今回、確実に素晴らしい進化を感じた舞台だったし、その企画やら脚本にも光一さん本人が大きくかかわっていたと聞いてうれしかったのです。
 そんな風にとりとめもなくいろいろなことを考えつつ長いお散歩から帰って来ました。