ふぇるまーた2

かたよらず、こだわらず、とらわれず。好奇心のおもむくままにどこまでも。

キンモクセイの香り

我が家のそばで、今年初めてキンモクセイの香りがしました。先日この話題に触れたとき、関西在住のとっかーたさんがもう木犀の香りに遭遇したことを教えてくださったのが9月16日ですから、それから半月以上も遅れたわけです。それにしても今年は少し遅いのではないかという感じがしています。例年より暑さが長引いたせいでしょうか。今日は快晴でひざしは結構強くて洗って干してあったマイヤー毛布は完全に乾きましたが、それでもふと頬をなでる風は冷たくて、確実に季節は冬の方に向かって動き始めているんだなあと思いました。ちなみに我が家にも木犀の木はありますが、我が家の庭は日当たりが悪いせいかまだちっとも咲く気配がありません。とはいえ、午前中に近所の広場の前で香りを感じてからというもの、午後の買い物で通りすがった道でも、神社の裏手でも急に匂いがして一斉に花が開いたのだなあとわかりました。ミントやルナもひだまりでくんくんしながら、温かい場所でまどろんでいてとっても平和な風景が広がる土曜日、明日の予報は雨ですが、風が吹かないといいなあと思います。風に散った花びらのオレンジのじゅうたんを踏みしめて歩くのはとっても好きですが、そういう風景はもう少し秋が深まってからのお楽しみにしたいです。